西へ東へ

この時期になると思い出す。




あの山並みの向こう側、

君は西へ行ってしまったね。



荒川の橋から眺める都内の風景。

『いつかは都内で成り上がってやる！』

って息巻いていたけど、

すっかり人ごみが嫌いな大人となってしまった。


仕事で都内はよく行くけど、

昔夢見ていたジャパンドリームは今は無いっぽい。

もしかしたら、

あるけど見えなくなってしまったのか、

それとも本当に無いのか・・・

それは判らない。


一つだけ言える事は、

これからの世代の奴らに、

夢を与えることが出来ていないということ。



『出る杭は打たれる』

う～ん、

これね・・・


なんか窮屈な世の中になってしまったよね。