ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

220618 220622 新宿御苑のバラ 続き

2022年06月08日 | 植物・園芸など
広い整形式庭園に植えられたバラ、これを一筆書きで見て回るには・・・と歩いて、
6月は4回、見に来ることができました
 
 
バラをこんなによく見たことが無かったので、良い6月でした
今日も西側から

西4 フリージアはまだまだ蕾がたくさん。こうやって見るとスプレータイプと言っていいのだろうか
蕾が膨らんでくる、そのあたりのバラが好きだな
これでいうと左に写っている蕾くらいの
 
デンティーベス Dainty Bess 香りのバラ 英:アーチャー 1925年
一重のバラで、平たく咲く。ノイバラとかこういう感じだよな
こういうバラもいいもんだな


 
バレンシア Valencia 独:コルデス

②西花壇 千駄ヶ谷門側
西15  イングリッドバーグマン Ingrid Bergman デンマーク:オルセン  1981年以前の作出 
艶やかな赤色の花,女優イングリッド・バーグマンにちなんで命名された


楽園 Rakuen 香りのバラ 京成バラ園芸 1996年


メルケンケニギン Marchenkonigin 独:コルデス 1985年


ジャストジョーイ Just Joey 香りのバラ 英:カントオブコルチェスタ社 1972年
 

②西花壇 千駄ヶ谷門側
西25 ダブルデライト(二重の楽しみ) Double Delight 米:スイム&エリス 1977年 香りのバラ 殿堂入り   
3トーンカラー 艶やかな色彩と清涼感がある柑橘系の香り
1985年第7回世界バラ会議殿堂入り


プリンセス ドゥ モナコ Princess de Monaco 仏:メイアン 1982年
 
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ジャンパニャー  Champagner 独:コルデス 1982年


ピュア ポエトリー Pure Poetry 米:J&P 1997年
 

イエローフロイレッテ Yellow Fleurette 蘭;インタープランツ


オリンピック ファイヤー


ブルーボーイ Blue Boy 香のバラ 蘭:インタープランツ 2001年


ハニーブーケ


ムーンライト Moonlight 英:ベンバートン 1913年


チンチン Tchin-Tchin 仏:メイアン 1978年 


カクテル 仏:メイアン 


ガルデンツアーバア’84


ロブスタ Robusta 独:コルデス 1979年
 

スプリングコサージュ Spring Corsage  米:J&P 2009年

 
マインショーナーガルテン
 

⑥東花壇 東
東33 プリンセスミチコ Prinsess Michiko 英:ディクソン 1966年 
美智子上皇が皇太子妃時代にディクソン氏から捧げられた。他には無い鮮やかなオレンジ色の花


フェアプレイ

⑧西花壇 大木戸門側
西39  アイスバーグ(氷山) Iceberg 独:コルデス 1958年 
雪が積もったように純白の多くの花を咲かせる様子から白雪姫(独:シューネビッチェン)の別名を持つ。1983年第6回薔薇会議殿堂入り


緑光 Ryokko 京成バラ園芸 1991年
 

プレイボーイ Playboy 英:クッカー 1976年


アラベスク Arabesque 英:サンデー 1978年


マーガレットメリル 


ストロベリーアイス


ゴールドバニー Gold bunny 仏:メイアン

 
インターナショナルヘラルドトリビューン Internathionarl Herald Tribune 英:ハークネス 1984年
 
②西花壇 千駄ヶ谷門側
西13 ピース 歴史の名花・殿堂入り
第二次戦争中の戦火のフランスで、アメリカ・イタリア・ドイツのバラ愛好家により種子が何を逃れた。戦後、ピースと名付けられた。1946年第1回国連総会で平和のシンボルとされ、1976年第3階世界バラ会議で第1号殿堂入りのバラとなった。
 


ロージークッション Rosy Cushion 蘭 1979年


ゾンマービント Sommerwind 独:コルデス 1985年


モリニュー Molineus 香りのバラ 英:オースチン 1994年
 

⑦東花壇 大木戸門側
東39 アンブリッジローズ  香りのバラ 
心地よいミルラ香→宿題
イギリスの長寿番組の舞台になった架空の街にちなんで命名
アプリコットピンクの花
 

ザプリンス The Prince 英:オースチン 1990年


ピカソ Picasso 英:マグレディ 1971年

ここでは殿堂入りや香りのバラが多く見られました
正門のインフォメーションセンターで入手した「春の人気のバラ」をみますと、今月みられなかった名花が他にもたくさん紹介されていました。チャンスがあれば見てみたい、他の所でも植わっているかもしれない。参考までにそれぞれの解説を下に書いておきます。

東5 パパ・メイアン 代表的黒バラ、ダマスクス・モダン系の香り、第8回世界薔薇会議殿堂入り
東7 クイーン・エリザベス、イギリスの女王様の耐寒にちなんで命名。大きく気品があり強健、育てやすい。第8回世界薔薇会議殿堂入り
東9 ブルームーン 強いブルー系の香り、ブルー系、ピースの孫、
東12 ピエール・ドゥ・ロンサール 名前の由来は16世紀のバラの詩人。つるバラの人気品種。大輪・カップ・房状・うつむき咲き・花付き花持ちが良い
東44 グラハム・トーマス ダマスク・クラシックの香り、早咲きで花付きよく鉢にも適する

220608 220612 新宿御苑のバラ

2022年06月08日 | 植物・園芸など

6月は草月展で何回か近くへ来る。新宿御苑ではまだまだバラが見ごろ

西花壇と東花壇があり、それぞれの四方にバラが植えられている。西何番・東何番と書いたのは解説パンフレットに載っていたバラ。

「香のバラ」や「殿堂入り」というのは植物名プレートに書いてありました

 

①西花壇 風景式庭園側
西4 フリージア Friesia  独:コルデス 1973年 香りのバラ 
フリージアにちなんだ命名 フルーティーでさわやかな香り
 

チェリーポニカ Cherry Bonica 仏:メイアン 2012年以前の作出
 
 

エーデルワイス Edelweiss デンマーク ポールセン 1969年
 
 
③西花壇 中央通路

西38 プリンセス アイコ Princess Aiko 京成バラ園芸 2002年
愛子内親王のご誕生を記念して命名された。ふんわりした桃色の清楚な花。花持ちも良く、鉢栽培にも向く。
 
 
 
⑤東花壇 千駄ヶ谷門側

バレリーナ Ballerina 英 ベントール 1937年
 
 


6/8 トランペッター Trumpeter
ニュージーランド マグレディ 1977
 
 
⑥東花壇 東

羽衣 Hagoromo 1970年
 
 
⑦東花壇 大木戸門側
 
 
⑧西花壇 大木戸門側
ゴールド バニー Gold Bunny 仏 メイアン 1977年
 
 
アンダルシアン Andalusien 独:コルデス 1976年


ゴールドマリー'84  Goldmarie'84  独:コルデス 1984年


リリーマルレーン lilii Marleen 独:コルデス 1959年


ジーナロロブリジーダ gina Lollobrigida 仏::メイアン 1990年


西21  芳純 ホウジュン 香りのバラ Hojun 京成バラ園芸
強いダマスク・クラシックの香り 早咲き・花付きが良い 鉢栽培にも向く


エリナ Elina 英:ディクソン 1983年


西18 ブラック・ティー(濃いめの紅茶) Blach Tea 岡本勘治郎 1973年 香りのバラ
アンティークな風合いで人気がある。夏は朱色、秋は濃い目の紅茶のような深い赤色
 
インフォメーションセンターで配布していた「新宿御苑 春の人気のバラ」を参考にしました。これは、ガイドツアーの資料の様です。
 
②西花壇 千駄ヶ谷門側の西9 ラ・フランス 香りのバラは写真を撮り損ねました。世界初のハイブリッドティー 花弁は葯45枚 ラ・フランスの香り、とのことです。他にも花期が合わなくて見られなかったバラもいくつもあり、また秋に、あるいは来年、来れたらいいなと思います

220608〜 草月展『花のプレリュード』5期

2022年06月08日 | いけばな

6月22日 5期

草月展にいってきました。勉強のために写真を撮ってきました。

日本間のお花が変わりました
ナツハゼ・アジサイ・ブルーベリー・しゃれ木

ナツハゼ・丹頂アリウム

あらためて入口


涼しげな色合い



リュウゼツラン・アスパラガスプルモーサス・繭




ウンリュウヤナギの使い方を参考にしたいです モンステラ・テマリ草

 




 
 

以前。先生が白い紙をこのように貼って作品に使っておられたのを思い出しました


タマゴの殻?


紙とガーベラ
 
作者の方や花材をメモしてこなかったのに今気が付きました
疲れていたのかもしれない
 
6期は都合がつかなくて見にいけませんでした
6月としては記録に無い・記録的な猛暑の週末でした

220608〜 草月展「花のプレリュード」3期・4期

2022年06月08日 | いけばな

3期 6/15(水)

会場は2階

入口の家元のお作品、2階の会場から見た様子です
 


改めて、会館入り口、これは向かえ花というのだとおもう
 


会場入り口のモビール
枝の先が上を向くように調整しておられました
 


基本から言うと高すぎるようにも思いますがキリリとしています
 


この白い花器は自作とのことです てまり草・ルリタマアザミ・グラスペディア・アリウム
 


ウンリュウヤナギの扱いの参考にしたいです
 


ヒツジを思わせるフォルム シープヘッド・ビリーボタン・自作ガラス花器
 
 

テーブルの黒と窓の向こうの緑を考えると白い花材は有効に見えました
石膏塗り雑木・いいぎりの実・ベアグラス・スモークツリー・アンスリウム
 


テーブルの下も作品の続き
 


白い円盤が強い印象を与えている
 
 
 
4期 6/18

頭の大きな形で緊張感がある 栗の木・サルスベリ・バラ
 


ハナナス・小豆・麻
 

 

 

 


錆びた鉄
 

 


220608~26 草月展『 花のプレリュード』 1期・2期

2022年06月08日 | いけばな

6月6期に分けて行われたいけばな展・草月展『花のプレリュード』に行ってきました

自分の勉強のために写真を撮りました。作家先生のお名前と花材をきちんとメモしていない失礼をお許しいただきたいです

1期 6/8(水)
作楽会にゆかりのある田所萩和先生の作品
シラカバ,アジサイ
先生のお作品はいつも、色が印象的です
 
 
会館入り口のお家元の作品
夜のライトアップも素敵なようです
 
日本間 大きな花期はいけ口が2つ
 
横からも拝見しました。バランスを取るのが難しそう、前方に立体的にいけてある
左右にも大きな作品
 
 
床の間の作品
 
 
再び2階の会場へ
アンブレラファン他 枯れた色調が素敵です
 


シュロ,キダチアロエ,流木,とたん板

シュロ,キダチアロエ,流木,とたん板
 

ヒマワリ,着色雑木,アスパラガス,ミリオクラダス
色のグルーピング、花材の粗密


タンポポ,細割竹
色の統一、花器にいれるのではなく花器を中心に作ってある


バランスと流れる感じ


アメリカンチェリー,スチールグラス,紙粘土,ブルーガンスティック,緩衝剤
色の分量と配置、塊とつぶつぶと線


曲線の構成


入口の作品 アジサイ,ホザキナナカマド?
 
帰りは再開発が注目される外苑のイチョウ並木を通って千駄ヶ谷へ




2期 6/12(日)

エンドランスのお家元の作品


2回会場入り口の作品 右: タンポポ・竹
今回ここ入口と会場中央とにいつも天井から吊り下げた作品がある
チャンスがあったらお教室で挑戦してみたい
粘土・発泡スチロール・多肉植物・木材・コケ


ゴッドセフィアナ・オンシジウム
ドラセナの一種


焼竹・着色サルスベリ・テッセン


タイサンボク
一種いけ、花弁の色の変化、花器と花材の色の調和

直線の構成


ケイトウ・ブッダナッツ
 
 

コケ・アルミワイヤー・エアコンダクト


バラ・スワインリーナ・ミツマタ・ツル・ルスカス・ワイヤー・ナイロン糸


デンファレ・ハラン・クッカバラ・晒カラタチ



シダレクワ・アリウムサマースプラッシュ・丹頂アリウム・テマリ草
枝垂れの曲線が逆さまになって勢いが出てる
 

テッセン・アジサイ・リュウゼツラン・流木

テッセン・アジサイ・リュウゼツラン・流木
ツルのテッセンの直線はどうやって出しているのだろう
 

ストレリチア(着色)・グラクトベリア
花器を横倒しにしてある
 
 
アリウムシューベルティ
大きくて存在感有るからかえって難しそう
逆光になる窓辺は難しそう
 

横長な場なのでこのような繰り返しによるリズム感のある作品が生きる
 

こうやってみるとアジサイとサンキライに共通点があるように見える