毎年、その年の最後の桜撮影は高山市の桜で終了です。
当地の 「 ソメイヨシノ 」 の満開から、およそ1ヶ月。
今年は久しぶりに荘川町まで足を延ばしました。
いつもならゴールデンウィークの頃に満開の 「 荘川桜 」 も4月末で葉が目立っています。
「 荘川桜 」 はダム建設によって、ダム湖に沈む予定だった桜を1960年12月に
ダム湖岸に移植した樹齢約500年の2本の 「 エドヒガン 」 の古木です。
当時、桜の移植は例がなく不可能だという声の中、困難を極めたといいます。
しかし翌1961年春、桜の活着が確認され、桜のあった旧 「 荘川村 」 にちなんで 「 荘川桜 」 と名付けられました。