春先に花をつけ夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごす一連の草花の総称を「 スプリング・エフェメラル 」といいます。
「 春のはかない命 」と直訳されますが、「 春の妖精 」とも呼ばれます。
カタクリ・福寿草・イチゲ類・セツブンソウなどの植物になります。
スプリング エフェメラルは虫媒花なので、春先に姿を現し媒介を行う昆虫たちも同じく「 スプリング・ エフェメラル 」と呼ばれます。
代表的なのが「 ギフチョウ 」で「 春の女神 」と呼ばれます。
カタクリの見頃がやや過ぎた頃、羽化して間もないギフチョウに出会いました。
この後、翅がしっかりしてきたのでしょう。高く舞い上がっていきました。
しばらくカタクリを撮影しながら待っていると、ひらひらとギフチョウが飛び始めました。
あの羽化したチョウが混ざっていたのか分かりませんが、4頭ほどが目の前であっちに行ったりこっちに来たり・・・・
見失わないように目で追うのが精いっぱい。
この子はちょっと分かりづらいかもしれませんが、左の尾状突起が欠けています。