1/700の平海(ピンハイ)が完成しました。
AKAモデルから発売されているガレージキットです。
平海は「アズールレーン」以前に「戦艦少女R」でも興味を持っていた艦です。
しかしプラキット化はされておらず、
ガレージキットがあるにはあるらしいですが入手困難でした。
そんな平海が最近になってAKAモデルからガレージキット化され
ずっと作りたかったのもあって飛びつきました。
(パッケージと一緒に撮影)
パッケージ写真でグレーの部分はレジンや3Dプリンタ製、
ゴールドの部分はエッチングパーツです。
AKAモデルのサイトに未塗装状態の詳細な画像があるので
興味のある方はそちらもオススメします。
今回はモノがモノだけにほとんどの部分が素組みか、
盛りすぎor組み立てが難しいと思ったパーツを間引いています。
レジン製の船体は経年変化による変形がつきものだと模型誌で目にしていたので
台座に前・中・後の3か所でネジ止めして反りも丸まりもしないようにしています。
また、収縮が起きないよう鍋で煮たりもしました。
とはいえ経年変化の対策が十分かどうかは時間が経たないと分かりませんね。
高角砲シールドや艦橋などエッチングの箱組みで作るパーツは合わせ目を消しています。
シャープなエッチングパーツであるだけにこういった基本工作がより重要になってきます。
指数盤は全体をMr.カラーのジャーマングレーで塗ってから
数字や針の凸部にエナメルのフラットホワイトを面相筆でチョンチョンと塗っています。
艦尾の艦名はトップコートまで終わった状態でエッチングを貼り付けて
メタルプライマーを筆塗りして保護しています。
船体のグレーは舞鶴工廠色を明るくした色です。
実際の色は不明なので完全に想像です。
日本の艦にはあまり塗らない色だけどどこか日本らしくもあるような色とすることで
中国艦らしさを出せればと狙っています。
アズレンカメラで記念撮影。
レジンとエッチングばかりでこんなの本当に組めるのかと思いながら挑みましたが
こうして完成させてみると難しいなりに組み易いという印象のキットでした。
もちろん難易度が低いとは言えませんが、作業が億劫になって投げ出したくなるとか、
製作を断念するほど極端に難しいポイントがありません。
そのおかげでこうして平海を手元に置くことが出来ました。
■カラーレシピ
・船体グレー:舞鶴海軍工廠標準色(クレオス)+#325グレー
・木甲板:木甲板色(タミヤラッカー)→ウッドデッキ用ダークウォッシュでスミ入れ&暗部の描き込み
・アンカー、煙突先端、後部マスト、機銃:ジャーマングレー(クレオス)
・ホーサーリール:板敷・柱色+ウッドブラウン
・舷灯左:ローズブライトレッド
・舷灯右:デイトナグリーン
・指数盤数字、針:エナメルフラットホワイト
・主砲防水布:#218FS36622グレー(ガイア)
・艦載艇白:#311グレー
・艦載艇甲板:ライトサンド(タミヤラッカー)
■スミ入れ
全体のスミ入れ兼ウォッシング:エナメルフラットブラック+エナメルフラットブラウン
アンカーから垂れた汚れ等:ライトグレイ艦船用ストレーキンググライムで描き込み
■トップコート
GXスーパースムースクリアーつや消し
■使用ディテールアップパーツ
・ファインモールド ナノドレッド アンカー・菊花紋章セット(艦首のアンカー)
・ファイブスターモデル 日本海軍艦艇用ラッタル