模型棚を眺めていたら TOMIXの485系 上沼垂色のケースが目に入りました. ジョーシン電機の安売りで購入した9両編成・・・・。その頃、手持ちの撮影ネガフィルムのデジタル化スキャン作業に追われていて ちょうど 塗装バラエティ化が始まった頃の北陸特急画像を取り込んでいたので これぞとばかりに購入したものの その後は 模型棚にしまったまま 忘れ去られていた代物でした・・・(笑)。
久しぶりに開封して 車両を眺めてみると 車番インレタや取付パーツなど 一切手を付けていない 全くの購入当時のままの状態・・・・。 不思議なもので 記憶に無かった模型が出てくると 「ラッキー!」なんて思ってしまうから不思議なもの・・・・・だって 安売りだったとはいえ 身銭を切って買った模型なのにね・・・・。
そんな事で 急遽 この485系の入線整備に取り掛かる事になりました。 といっても 元々HG仕様の485系なので せいぜいパンタの塗装と屋上機器の色差し程度・・・、あとは車番インレタを貼ってしまえば無事終了・・・・そんな感じでまとめてしまいます。 とりあえず 塗装のためパンタを外して 塗装の準備・・・・、モハ車の屋上にある碍子類は そのまま面相筆で色差し出来そうです。
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パンタの塗装はプライマー処理があるので 他のパンタと一緒に塗るのが 当工場の通例・・・、 今回は最近入線した車両たちのものと合わせて塗る事にしました。 TOMIXのEF30やら KATOの485-200やら 5月末に立て続けにやってきたので 今のモチベーションとは裏腹に 模型工場のほうは盛況になってきました。
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パンタの塗装を終えて小休止していると ふと別の事を思い出しました・・・。同じTOMIXの485系ですが 旧仕様の上沼垂色も所有していていたんだった・・・(※製品名は白鳥・北越カラーだったかな?)。 当時仕様なので 車体のほうは小窓のままで 塗装のみを変更したセット品でしたが 編成にすると 細かな事など気にならない・・・・そんな時代の一品でした。 この旧製品のほうは 過去にも下手なりに色々と手を加えて楽しんできたけれど 製品として一番違和感を感じたのは 屋上の塗装・・・・・、旧製品の上沼垂色では標準塗装品と同じく 屋根色が銀色になっているのが気になっていたんだった。 当時、立て続けに発売された TOMIX 485系の塗装違いのセット品・・・、スーパーきらめき・かがやき塗装のセットも屋根色が銀色でしたが 最後に発売されたスーパー雷鳥塗装だけは 屋根色がグレーの塗り屋根仕様となっていて 落ち着いた感じがありました。 そんな事で 試験的に きらめき・かがやき仕様の6両のみ 屋根色をグレーに塗装したところ かなり良い感じになってくれて、 いずれ上沼垂色のほうもグレー屋根にしてやろう・・・・ そう思ってから もう何年が経ったのだろうか・・・・?(笑)。
余計なことを思い出してしまったので もはや本命のHG仕様の485系を差し置いて? 急遽旧製品の屋根色をグレーに塗り替える事になりました・・・・。 但し TOMIX 旧製品の485系って 車体と屋根が一体成型されている・・・・・ 仕方がないので車体側面をマスキングした後、屋根色にクレオスのC305を吹いておきました。 一方のクーラーは GMの灰色1号で塗り アクセントとしましたが 前途のとおり モハ車の集中型クーラーは車体と一体成型となっているので この部分のみ ちょっとだけ面倒なマスキング作業がありました。
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塗装が終わり 再び車体の組立作業に入ると やっぱりグレー屋根にして大正解・・・!クーラーを塗り分けた事もあり 屋根上が一気に良い感じになってきた・・・。 再び試走線上で編成を組んでみると 改めて屋根色の違いで ここまで雰囲気が変わるのか?と思った次第。 あとはHG仕様の製品と見比べながら 適度な加工を続けて終了したいと思うのです。