木曜日・・・今年のゴールデンウィークも無事に?終了し 今日からサラリーマン稼業が再開となりました。
が・・・朝の通勤電車の混雑具合は本当に酷いもので 山手線を中心とした首都圏のJR線を中心に酷い混雑や列車の遅延が発生したようです。私自身、4月30日に減便ダイヤを経験していたので 連休明けの混雑は おおよそ想像出来ていましたが、実際に今朝利用してみると その実態はそれ以上のものでした・・・(泣)。なんせ今朝の山手線は 減便ダイヤに加えて 急病人発生による列車遅延(これは京浜東北線だったかも・・・・)や、ホーム上の混雑による非常停止ボタンの取扱等、列車遅延の原因がフルコースといったところ・・・・。 駅の案内放送でも「 国土交通省や東京都からの要請により 本日は減便ダイヤにて運行している・・・」と云っておりましたが、ラッシュ時間帯のピーク時には 一部の駅でホーム上に上がる事さえ出来なくなってしまった様子。駅の職員が ホーム上に溢れ返った乗客の列に向かって「さらにもう一歩 間隔をお詰め下さい・・・」と声を掛けていました。もはやソーシャルディスタンスどころの話ではありません・・・・。 いや~っ、正直なところ JR東日本は減便などせずに 普段の平日通りに運行していたら このような事にはならなかったのでは・・・?と容易に思えてしまいました。
結局のところ 減便ダイヤと大幅な遅延によって 通常時より10分も遅れて出社となりました・・・・無論 遅刻ではありませんよ!(笑)。
それにしても 国や東京都の要請による減便ダイヤと云っていたけれど そもそも連休が明けた平日に 誰もが在宅勤務をするものだと思っていたのだろうか・・・? 非常に不思議でなりません。ここに何度も書いている事ですが 在宅勤務が出来ない職場はいくらでもあるし、このような状況の下で 電車通勤しなければならないのは 雇われている立場の人間ばかり・・・・。企業という組織の中で リモートワークの選択権など 一個人には無いのです。リモートワークを率先したいのであれば 企業の経営者達に通達し徹底すべきでしょう。
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コロナ禍で誰もが不自由な生活を送っている中で 未だに感染リスクを感じながら職場に通う人間がこれだけ居るのです。前途のとおりリモートワークをしたくても出来ない業種もある訳ですし 誰もが 好んで大混雑の中に加わっている訳でも無いのです。そんな鉄道利用者の立場からすると 小さなストレスが一気に爆発するきっかけとなる事が一番怖い・・・・ このような日常が続いていけば いずれ かつての上尾事件のような暴動が発生しても不思議では無いように思えたのは 私だけでは無いはずです。
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今朝のような混乱が明日も続くのか・・・・と思っていたら 夕方のネットニュースで JR東日本は明日の減便ダイヤを中止、始発から平常運行を実施するとの記事が出ていました。これって JR東日本が行政に対して反旗を翻した、と理解して良いのでしょうか? そもそも 連休期間中の減便要請に対して 当初JR東日本は反対のスタンスをとっていたはずです。 それが 国や東京都の強要を受け いざ減便してみた結果が 酷かった・・・・、という流れでしょうか? JR東日本にすれば 「それ見た事か・・・・」という事なのかもしれませんが、同時に国や東京都といった行政側が いかに無能で無策なのか・・・という事が露呈しただけだった、という事でしょうか・・・。
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ともあれ JR東日本の英断は”GOOD JOB” ですね! 明日の朝は通常どおりの出勤が出来そうです。