週明けの月曜日・・・・
朝の西武池袋線・・・・いつも乗車する通勤急行には 何故か空席が目立っていて 今日も西所沢駅から着席乗車出来てしまいました。正直、今朝の電車の空き具合がよく判りません。
先週は お盆休み明けの一週間ではありましたが 都内のコロナ感染者数は 連日5000人超となった事から 大手企業を中心に リモートワーク再開の指導(圧力・・・?)が掛ったのかもしれません。
ちなみに我が勤務先では夏季が繁忙期という理由で 原則リモート業務禁止の通達が出されております・・・・まあ これが緊急事態宣言下での中小企業の実態なのでしょうけど。
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巷のニュースから・・・・
連日 緊張が高まるアフガニスタン情勢ですが 我が国も 在留邦人救出のため ついに自衛隊機の派遣を決定、本日夕刻に現地に向けて飛び立つとの事・・・・。使用機材はC-130にC-2輸送機との事ですが C-2に関しては 今回が初の海外派遣となるようです。私的には前例からして 政府専用機である B-777を使用するものと想像していましたが 今回ばかりは さすがに危険と判断したのか 戦術輸送機の派遣に至ったようです。自衛隊機の海外派遣と云ったら一昔前であれば 国内外で大きな政治問題に発展したのでしょうが、今回の派遣は 意外とすんなり決定してしまった様子・・・・今のところ野党側からの声明も上がっていないようですが、ここ数日間に伝えられている情報を知る限り 日本政府の初動が遅く感じられたのは否めません。
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この一件で最近Web上の FLIGHT LADER 24 というサイトで アフガニスタン上空を飛行する航空機を時折チェックしているのですが カブール国際空港を中心に米空軍のC-17輸送機やスペイン空軍のエアバスA440が飛来しているのが確認出来ました。特に米軍機はC-17以外にもKC-135等の空中給油機等が周辺空域で確認出来ました。米軍機はクウェートを拠点に展開している模様ですが興味深いのはクウェートからアフガニスタンへの空路・・・。直線で飛べば航続距離を大幅に短縮出来るはずですが、その直線上には米国と敵対しているイランがある訳で 当然ながら米軍機はイラン領空を避けるようにペルシャ湾上を飛行、パキスタン領内を北上してカブールに向かっているようです。今のところイランは米軍機の動きに対して特に反応していないようですが これに偵察機や戦闘機が加わった場合、今度はイランとの緊張が高まるのではないか・・・等と素人ながら想像してしまいました。
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夜 改めて自衛隊機の情報を探ってみたところアフガニスタンに派遣されるC-2は入間基地所属の08-1212号機・・・・最近 訓練で我が家上空を飛んでいる機体だったので驚きました。
そのC-2は陸上自衛隊 中央即応連隊の誘導輸送隊の人員・機材を搭載して18時40分 一路 三保基地へ向かったとの事・・・・、三保基地を経由の後、今夜中にカブールに向かうようです。誘導輸送隊といえばPKO活動でお馴染みの軽装甲機動車や輸送防護車を運用する部隊・・・・、故に入間基地のC-2が使われたのですね・・・・納得しました。
一方、2機のC-130Hは小牧基地より明日出発するようです。
それにしても 今のところタリバン側は救援機の受け入れを表明しているとの事ですが、まともに信用出来るのかも不透明な状況ですし、携帯型の対空火器による自衛隊機への攻撃の可能性も否定出来ない状況なので 今後の動向が危惧されます。
現地に残った邦人の方々は無論のこと 緊急派遣任務に赴いた自衛官の皆さま・・・くれぐれもご無事に帰還される事をお祈りしております。