土曜日・・・・ 昨日は立春でしたが 所沢は相変わらず寒さが堪える一日でした(笑)。
さて 先日amazon経由で調達したTOMIXのキハ30・35系・・・・
入線整備をしようと八高線の手持ち画像を眺めていたら こんな画像が出てきました。
在りし日の高麗川駅での記録・・・・・
撮影年月はいつの事だったか記憶に無いのですが 私がまだ小学生の高学年の頃だと思うので 恐らく1980年代前半のものでしょう。当時は まだ自分でカメラを持っておらず 「八高線が観たい!」と父にねだって 家の車で高麗川駅に出掛けた時のもの・・・・なので 正確には父が撮影したものなのです。 当時のカメラは OLIMPAS OM-1でした。
駅舎の写真をよく見てみると 駅舎入口脇にある有害図書の投棄箱とか今となっては懐かしい小物が多く並んでいて模型心をくすぐります。一方、壁に貼られたポスターには「お座敷列車の旅」とあり、当時の事ですから 尾久配置の12系和式客車 あたりが充当されたのでしょうか?品川区配置の81系では無いように思うのは 私の勝手な私感です・・・・(笑)。
線路沿いに歩いていくと 駅構内が見渡せる場所があり そこで列車を撮影したようです。
これは大宮駅からの川越線列車でしょうか・・・・キハ30を先頭とする4連の列車。方向幕から高麗川駅止まりである事が判ります。
腕木式の信号機や大きな構内信号機などから貨物輸送の要衝駅であった事も窺えます。
やがてDD51 810牽引の貨物列車がやって来ました。「赤ホキ」ことホキ2500を連ねているので これは拝島から青梅線 奥多摩駅に向かう列車と思います。一方、DD51の後方には 川越線で活躍していたDE10が駐機していました。当時は川越線にも貨物列車が走っていたんですよね・・・・。
やがて八高線の上り列車が到着・・・・
キハ35+キハ35 900+キハ40という バラエティー豊かな3両編成。
先頭のキハ35は前面補強板が付けられているとはいえ 前照灯はオリジナルのままというのが 懐かしいです。
振り返って駅側を見るとキハ40の姿がありました。当時の私でさえ 八高線のキハ40には多少の違和感というかレアな印象を抱いたものです。
ちなみに 編成の真ん中となるキハ35 900 の写真は 殆ど撮っておらず 自分的にはこれでも貴重な記録と感じている次第・・・・。
そうそう・・・高麗川駅構内に貨物用ホームがあったんですよね。
時代的には 既に高麗川駅での一般荷扱いは廃止されていたはずなので 貨物ホームの用途は終わっていたのでしょう。
この日は 車掌車 ヨ8000が引き込まれていました。う~ん、なかなかイイ感じですな・・・これも模型心をくすぐる一枚。
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と、車両形態を調べているうちに懐かし画像のほうに興味が持って行かれてしまいました。
こんな事だから 模型整備も思うように進まないのでしょう・・・・たぶん。
その高麗川駅ですが 昨年末に橋上駅舎化される事が決定したようで 本年から工事着手との事・・・・、かつての貨物列車の要衝駅だった面影も少しづつ消えていこうとしています。