輪王寺
本堂(三仏堂)・大猷院・慈眼堂・常行堂・中禅寺・大護摩堂・四本龍寺等のお堂や
本坊、さらに十五の支院を統合して出来ており、その全体を指して輪王寺と総称します。
境内地は大きく分けて、「山内」(さんない=標高 約630メートル)と、
「いろは坂」を登った「奥日光」(標高 約1300メートル)の2ヶ所となります。
今回は日光山輪王寺山内地区を歩きました。
大猷院 は東照宮とそっくりです。
入口にも同じような仁王門があり、鼓楼・鐘楼があり、
唐門があって「拝殿」「本殿」があり、その奥にお墓があります。
多少規模が小さいだけで、ほとんど東照宮と同じような作りです。
大猷院とは徳川三代将軍「家光公」の廟所(びょうしょ)(廟所=墓所)です。
大猷院の仁王門
仁王門 を抜けると、石畳があります。
この石畳は神奈川県根布川(ねぶかわ)のもので、雨にぬれると色が赤や青に変わるそうです。
二天門(にてんもん)
二天門 (にてんもん)とは、四天王のなかで
「持国天(じこくてん)」と「広目天(こうもくてん)」を祀っていることから
「 二天門 」といいます。
大猷院の門の中では一番大きな門になります。
二天門の後ろ側に「風神・雷神」の像がおかれています。
夜叉門 の手前には、鐘楼と鼓楼があり灯籠があります。
夜叉門(やしゃもん)
牡丹唐草の彫刻がほどこされているので、「ボタン門」とも呼ばれています。
夜叉門 には四体の「夜叉像」が祀られているので 夜叉門 と言います。
毘陀羅(びだら)
犍陀羅(けんだら)
烏摩勒伽(うまろきゃ)
阿跋摩羅(あばつまら)、
大猷院の拝殿
大猷院の拝殿と本殿は相の間でつながっていて
「工」の字型に三つの建物が並んでします。
大猷院の拝殿の天井には「天蓋」があり、それがあると寺院で、
天蓋がなければ神社だそうです。
中に入って参拝しました。
拝殿の天井には140の竜の絵が描かれています。
ここから三仏堂に行きます。
輪王寺黒門
輪王寺三仏堂
三仏堂 とは三体の本地仏(ほんじぶつ)を祀っているので、「 三仏堂 」と言います。
三仏堂 に祀られているのは、千手観音、阿弥陀如、来馬頭観音の3仏です。
仏さまが戻っていたので中に入り近くで拝観できました。
天海大僧正(慈眼大師)銅像
天海は寛永20年に108歳で大往生する。
おりがみ作品とJtrim額縁 まとめてHPにUPしてます。