詩絵里(★シェリー★)の星の囁き達

尾崎詩絵里(★シェリー★)の自作恋愛小説及びポエム、写真専用部屋です。掲載文の引用、転載は固くお断りいたします。

心の扉~オリジナルポエム~

2011年02月12日 | オリジナルポエム
【心の扉】
~オリジナルポエム~

この刹那的な世の中で
生き抜くためには
自分の心を輝かせてなきゃだめさ

他人(ひと)とのかかわりあいをもたなきゃ
生きていけない世界だから

自分の存在を心のレーダーに映し記して

愛する人のために心を開いて・・・・

時には傷つくこともあるけれど
いつも笑顔を忘れないで・・・

君の微笑みで
誰かを救うことができるかもしれないから

心の扉の奥にある
思いやりの気持ちを持って

時には
泣くこともあるだろう

でも涙は
明日への糧だから

心の泉を満たしてごらん

君の歩いてきた道には
たくさんの友の助けがあったから

さぁ自由の空へ飛び立つ前に
今度は君が安らぎを与えよう

心の扉を少し開いて
この社会に調和しつつ

自分らしさをなくさないで・・・・





灰原哀ちゃんの独り言

2011年02月10日 | 短編小説
「灰原哀」の独り言ポエム



江戸川君
ううん工藤君




知らなかったとはいえ
私の開発した薬で
あなたの人生狂わせたのに



いつもあなたは前向きなのね

あなたが相手にしている
黒の組織は
想像以上に手ごわい相手

なのに独りで向かっていく

私にできることは
そんなムチャなあなたを
見守るだけ

自分の気持ちは閉じ込めた
ままで



あなたが愛する人を
知っているから

それなのに
ふと優しくされると
揺れる心

まだ私にも
こんな感情があったなんてね



時々本気で思ってしまう

このままこの姿のままで
ずっとあなたの
そばにいたいと

ずっと頼れるパートナーでいたいと
あなたのいう相棒でいたいと

ずっとずっと
秘密を共有し、状況が同じ共犯者でいたいと…

バカね
そんなこと考えて

まあ
鈍感な誰かさんには
一生わからないとおもうけどね
この気持ち



~オリジナルポエム~

君の勇気にありがとう~オリジナルポエム~

2011年02月09日 | オリジナルポエム
「君の勇気にありがとう」
~オリジナルポエム~


光に導かれ
闇の中から
明るい世界に

自分の意志で
自分の力で

今君は自分の殻を破った

それは君の勇気
それは君の軌跡

暗黒闇にたった一人ぼっちで
泣いていた君を救ったのは

たくさんの友の声
たくさんの友の励まし

君は君が一人じゃないことを
知っていたはずなのに

いつのまにか
泣き疲れて
自分の繭に入ってしまった

ミルク色の繭は
深く
君を寂しさ色に染めてった

君はどちらが空か
どちらが陸かわからずに

ただ自分の心と対峙するのを
恐れるように
涙で心を曇らせた

でもやっと君は

素直になった
自分の心に

心赴くままに
走り出した

そう
自由の世界に
虹色の未来に
君は君自身と手をとりあって
仲間と心をかよわせあって

歩き出した
動き出した

あんなに怖がっていた
一歩を踏み出した

そんな君の勇気に
ありがとう

そして君の友たちの
友情に
ありがとう・・・・



愛の消えた街

2011年02月08日 | オリジナルポエム
「愛の消えた街」
~愛する尾崎に想いを馳せて~

道端に人が倒れていたら
見てみぬふりをしないって言い切れる?

手を貸して
肩をかして
おこしてあげられる

きっと僕はそのまま
とおりすぎてしまうだろう

心に少しの罪悪感を持ちながら
そして大きな羞恥心を持ちながら

誰だって不幸にはなりたくはないよ
だから不幸な人をみて
偽善でこれみよがしのやさしさを示す

彼が欲しいのはそんな
表面的な同情じゃないよ

心と心が共鳴する
そんな思いやりが欲しいんだよ

笑いたい奴は
笑えばいい

自分とシンクロできる人しか
必要としない
信じられない

誰もかれもが信じられなくなったら
それ以上にこの世で不幸なことはないよ

傷つけるより
傷つくほうがいいなんて

人を傷つければ
自分も傷つくからだよね

だからみんな避けようとする
心と心がぶつかりあえば
少なくとも小さなささくれはできるから

今・・・・
手を差し伸べて
美しいものすべてに

今心を開いて
目にみえるものすべてに
心の鏡に映るものすべてに

愛を求めて
街をさまよい

最後に出会った
愛する人に

君の強さも
弱さも
さらけ出して

僕は君を決して裏切らないから
僕を信じて・・・・・

※オリジナルポエム※



*******************

★シェリー★のつぶやきブログ
http://blog.goo.ne.jp/shelly0324

愛する尾崎豊への3行詩ラブレター

2011年02月07日 | オリジナルポエム
愛する豊への3行詩ラブレター

************

愛してる
あなたをずっと
愛してる

************

いつも一緒にいなくても
魂同士は
呼応している

************

秋風の中に
秋雨の中に
豊をいつも感じてる

************

僕が僕であるために
愛の消えた街で
唄いつづける

************

風に吹かれて
風の中に
ふっとあなたの声を聴く

************

心の中に生きている
思い出の中に生きている
そんなあなたを愛してる

************

もうだめだね
あなた以上に愛する人に
めぐり合えない

************

本当はね
もっと明るい詩を
書きたいんだよ

************

豊が言う
心の財産
大切にするよ

************

仲間達
クラクションたちに出会わせてくれて
ありがとう

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

書いていると
たくさんたくさん
言葉が浮かんでくる

今は亡き豊に対する
想いが心からあふれ出る

そんなときは素直に
気持ちを文字にしてみる

そうするとスーっと心が
軽くなるから



恋愛小説「真夏のような恋したい!!」最終章

2011年02月05日 | 小説「真夏のような恋したい!」
第八章 恒例の家族旅行

織田家と足利家は、親同士も仲がよく、毎年秋に1泊で、二家族で旅行に行っていた。
まさか、親に今回の恋愛騒動を言うわけにも行かず、秀、翔、理奈もおとなしくついていった。
温泉につくと、みんな何事もなかったように温泉に入り、卓球をやったり、カラオケを
やったりして、盛り上がっていた。

事件がおきたのは、二日目だった。

その日は、みんなで美術館に行く予定だった。
二家族でそれぞれの車に乗り込もうとすると、ダイエット効果ですこしやせた、理奈の指から秀に買ってもらった指輪が抜け出し、坂道を転がり始めた。

「ちょっと待ってて」

理奈は真剣に指輪を追いかけ始めるとそこのちょうどカーブの道をすごいスピードで飛ばしてきた車が、走ってきた。

「危ない理奈!!!!」

翔と秀が同時に飛び出した。俊足の翔は、理奈を突き飛ばし、指輪を拾ったが、その瞬間車にはねられた!!

「きゃあ!!!!!」
みんなが叫んだ。

車はもうスピードで翔をはねたまま逃げていった。

「翔!!」
理奈と秀が翔にかけよると翔が頭から血を流しながらも微笑んで、
「理奈、大事なものなんだろう・・・大切にしろよ・・」
と指輪を理奈に渡し、ガクリと頭をうなだれた。

理奈に抱かれながら、翔は全身血まみれでアスファルトには瞬く間に血溜まりができていった。

やがて救急車が来て、理奈は翔につきあって救急車に乗り込んだ。

「理奈・・・ごめん。今まで、お前を愛していたよ。秀と幸せになってくれ」

「いや!!何言っているの?大丈夫、翔は助かるから・・・」





それから1年後

秀は一人で浜辺を歩いていた。
翔は、どうにか一命を取り留めたが、両足を切断しなくてはならなくなった。義足をつけたが一生車椅子の暮らしになった。
その頃から、秀と理奈との仲は、おかしくなってきた。そう理奈の歯車は、秀ではなく、翔のリズムに波長が合ってきたのであった。
やがて理奈から

「翔がこうなったのは、私のせいだから、私が一生、翔の面倒をみるから別れてほしい」と言われた。

秀は、一人で思い出の浜辺で砂を握り締め。
咽びないた。
寄せては返す波音だけが秀への慰めの音楽だった。 

Fin




恋愛小説「真夏のような恋したい!!」第六章・第七章

2011年02月04日 | 小説「真夏のような恋したい!」
最初からお読みになるかたは下記からお願いします。
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/b1b75acadb8e4a24315a0b4a8f75c1c2

****************************

第六章 燃えあがる気持ち

その夜二人は、みんなに気がつかれないように夜中にこっそりと宿を抜け出し、海辺のホテルで愛を確かめ合った。

「理奈・・・・愛している、愛してる。この世の中の誰よりも君を愛している。君のためならこの命が尽きてもいいほど」

「秀・・・秀・・・・私もとてもとても幸せよ。こんなドキドキした気持ちはじめて・・・」

「理奈・・・・このまま、ずっと二人で幸せな道を歩んでいこう。これから二人で・・・そしていつか結婚しよう。もう僕の人生は、君無しでは考えられない」

「秀、私もあなたを愛している。こんな気持ちはじめて・・・片思いは何度かしたことあるけれども、恋と愛との違いが初めてわかった気がするわ・・・」

口づけをかわし、お互いに抱きあい、そして愛し合った。


第七章 秀と翔

映画の撮影は、若干最後が異なったが無事に撮影は終了した。
翔はあの日から一言も秀とは口をきかなくなり、理奈のことも避けることになった。
秀と理奈は、翔のことは気になったが、それ以上に二人の恋愛のことで胸も心もいっぱいだった。
二人は、一緒に大学へ行き、一緒にとれる授業は一緒に受講し、お昼は理奈がお弁当をつくり、二人で、学校内の芝生の丘で食べていた。
後でわかったことだが、礼と佳織は実は付き合っていた。ただ、サークル内では、それを隠すために礼はわざと理奈に気があるそぶりをしていただけだった。

「でもひどいよな。礼先輩も。俺なんか真剣に礼先輩もライバルだと思っていたのに」

「それより私なんか、本気にして告ってたら、マジ馬鹿みたいだったよ・・・・」

「まあ・・・泰造と真美子もくっついたみたいだし、これで礼先輩も佳織先輩も堂々とつきあえるんじゃないか?」

そう・・・あの日から翔は、サークルにも出ることなく、実質的には名前だけ残した幽霊部員のようなものだった。

「今度の映画は、現代版ロミジュリだって?」

「ああ・・ロミオ役が礼先輩で、ジュリエット役が佳織先輩だって。」

「美男美女でお似合いだね・・・・」

「俺はあんなに愛しあえても、互いに死ぬような悲劇的な恋愛はしたくないよ。」

「それは私も一緒よ」

「愛しているよ。理奈」

「私も愛している・・・秀」

理奈は、秀に夢中だった、でも心のどこかにずっとやはり翔のことがひっかかっていた。(あの時、先に告白したのが秀じゃなくて翔だったら、私はどうしたんだろうか・・・
私はきっと二人とも好きだったんだ)

~つづく~










恋愛小説「真夏のような恋したい!!」第五章

2011年02月02日 | 小説「真夏のような恋したい!」
最初からお読みになるかたは下記からお願いします。
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/b1b75acadb8e4a24315a0b4a8f75c1c2

****************************

第五章 撮影二日目(映画のシーン)

●殴りあう秀と翔

翔「なんだって!?俺だって理奈が好きなんだよ!!」

秀「お前よりもずっと前、大学に入ったときから俺は理奈が好きだった」

翔「お前には理奈は渡さない!!」

秀「お前には負けない・・・」

二人のとっくみあいは、とても演技とは思えないほどの迫力だった。

礼「やめろよ。二人とも、君達の気持ちはわかったけど大切なのは、理奈の気持ちだろう」
と礼が冷静に割り込んできた。

礼「理奈・・・秀、翔、そして僕は、君が好きなんだ・・・理奈は好きな人はいるのかい?こんなことみんなの前で聞くことではないけど・・・率直に答えてほしい」

理奈「私は・・・・私は・・・・」

佳織「ひどい!!礼!!私はあなたが好きだったのに」

その場を駆け出す、佳織

理奈「佳織!!」

シナリオにはこう書いてあった。
『秀、翔ごめんなさい。私は、ずっと礼のことが好きだったの』と・・・

(そう昨日までだったら、そう言えていた。
でも・・・小さいときからずっと秀と翔がそばにいてくれた。誰かにいじめられるとかならず秀と翔が守ってくれた。秀も翔も好きだった。だけどどちらかを選べば、3人の関係が崩れるから、私はきっと自分の気持ちに嘘をついていたんだ・・・)

「私は・・・・私は・・・・ごめんなさい!秀が好きです・・・最初は、礼が好きだったんだけど・・・昨日、秀に告白されてはじめて秀の気持ちがわかって・・・」

「ちょっとカットカット!!理奈ちゃんせりふ違うよ・・・・」
とあわてて部長が言い出した。

「でも、気持ちがなければ・・・私は佳織先輩みたいに演技が上手じゃないから、気持ちが前面にでないんです・・・すみません!!」

「秀!!このやろう!!協定をやぶりやがって!!理奈に告白するときは二人でしようって」

今度は本気で、翔が秀になぐりかかった。

「俺だって、ずっとずっと小さいときから、理奈が好きだった。でも理奈が礼先輩を好きだったから、見守っていたのに!!」

「殴れよ、気がすむまで、俺は卑怯で汚いことをした。でも理奈のことが狂おしいほど好きなんだ!!理奈以外この世の女性を、今もこれからも好きになる事はない・・・」

二人のあまりにも熱い争いにカメラマンは自然にカメラをまわしていた。
翔は、そのまま駆け出し、洋服のまま海の方に走っていき、いきなり泳ぎだした。

「翔!!」
とめようとする理奈を

「あいつがいつも、腹がたつと、走り出すの知っているだろ。あと、あいつが泳ぎが得意なのも・・・・あいつは俺よりも運動神経いいから、絶対にスポーツでは勝てなかった。それが悔しくて。取っ組み合いの喧嘩をしてもいつも負けるし・・・でも理奈への想いだけは負けたくなかった」

「ありがとう。秀・・・・翔・・・ごめんね」

~つづく~

恋愛小説「真夏のような恋したい!!」第四章

2011年02月01日 | 小説「真夏のような恋したい!」
最初からお読みになるかたは下記からお願いします。
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/b1b75acadb8e4a24315a0b4a8f75c1c2


第四章 撮影1日目終了ドライブにて

夕食後みんなで、トランプをしていた。
お酒、おつまみは大量に用意をしていたつもりだったが、かなり少なくなると
少し酔った泰造が「誰か、お酒とおつまみ買出しいってくんない?」と言い出した。
「俺、どうせ酒飲めないし、飲んでないから行ってやるよ。」と秀が応えた。
「じゃあ・・・飲めない秀じゃお酒選びの大変だろうから私も行ってくるわ」とほろ酔い加減の理奈が言った。
「じゃあ後で割り勘にするとして、これで出しておいて」と佳織が理奈にお金を渡した。
「いってらっしゃい~」とすでにもうろれつの回っていない真美子が言った。
秀の車の助手席に理奈は乗り込んだ。
理奈は、さっきから礼の事で頭がいっぱいだったので、秀がいつもと違って若干緊張しているのに気が付かなかった。
コンビニで買出しが終わると海の見えるところで秀が車を止めた
「ちょっとだけ、海風にあたってこうよ」
「いいよ。酔い覚ましにいいかも」
「ほい・・・」と秀が理奈にウーロン茶を渡した。
「ありがとう」
「お前が、酒飲んで酔っていくのを見ていくと俺、心配でさ・・・お前は幼馴染だし、
でも・・・このごろは、違うんだ・・理奈を女性として見ている俺がいるんだ。はっきりいう。俺は理奈が好きだ」
「わ・・私は・・・」
「礼先輩がすきなんだろう・・」
「でも・・先輩の好きな人は、佳織先輩じゃないかと。佳織先輩すごくきれいだし、素敵だし。私なんか勝ち目ないよ。」
「そんな事はないと思うよ。俺からみれば、理奈も充分に魅力的だけどな。俺はあきらめないから・・・いつまでもお前の気持ちが変わるのを待っているから」
「秀・・・・・」
「じゃ・・・帰るか?みんな待っているからな」
「うん」
さりげなく秀が理奈の手を引いた。
今まで幼馴染として手をつないだ事など何度もあったが、理奈の心臓はドクンと跳ね上がった。
帰り道、車の中では二人とも無言のままだった。
「遅いぞ!!秀!!まさかお前、理奈とデートしてきたわけじゃねえだろうな!!」と完全に酔った翔が秀に絡んできた。
「やめなさいよ!翔。ごめん、遅くなって」
「理奈が謝ることねえよ」と翔が言った。
「こいつヤキモチやいているだけだよ」と泰造が隣から茶々を入れてきた。
「なんだと泰造!!お前だって真美子のことが好きなくせに」と翔
「なんだ翔、お前だって理奈が好きだから、さっきから、遅い!遅い!言っていたんだろう!!」
「ちょっとやめなさい!!みんな!!お開きにするわよ!!」との佳織の一言でみんな静かになった。
「なんかしらけちゃったね」と真美子がぽつんといった。
「泰造君。ありがとう。私も泰造君が好きだよ」いきなりの真美子の告白に一座は再び盛り上がりを盛り返した。
「よかったな、泰造、真美子・・・」礼が二人の方をぽんぽんとたたいた・
さっきまであんなに気になっていた、礼の行動に気がいってないことに理奈は自分自身びっくりした。(もう・・・秀がいきなりあんなこというから気になっちゃうじゃない!!)と一人で毒づいていた。

~つづく~
続き
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/5d430a5457e30c7d7adb102b8d453e16

日々ブログもよろしく!
http://blog.goo.ne.jp/shelly0324