少し早めですが昨日劇団芝居屋の忘年会をしました。
劇団員に後援会長夫人、音響スタッフの九人程の小さな集まりでした。楽しい時間を過ごしました。
本年は新年早々の一月九日に後援会長の急逝という、衝撃的な出来事で幕が開きました。
まさに青天の霹靂でした。劇団芝居屋の歴史を共に歩んできてくれた会長の死は、我々にとって大きな打撃でした。
しかし悲嘆にくれているだけでは、会長の今まで応援してくれた気持ちに答えることではないと思い直し、予定通り5月の第十七回公演「港町十三番地・立棺」を行いました。
第十七回公演の稽古に入った三月末、十月の第十八回公演「約束」に文化庁の「芸術創造活動特別推進事業」に採択された旨の知らせが届きました。
これは会長と常々採択される事を望み話していたことでした。霊前の彼ではなく、共に手をとって喜び合いたかったと今でも思っています。
その十月の採択された十八回公演「約束」も無事に終わりました。
劇団芝居屋としては昨年の暮れに立てた予定の二回の本公演と二回の朗読劇場を行うことができましたが、会長の事があった様に決して順調ではありませんでした。
ふり返ると加護という言葉が浮かんできます。何かに守られている。そんなことを感じさせる一年でした。
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