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あらすじ
東京郊外のある私鉄沿線の街。
駅前の繁華街から少し離れた横丁の路地裏にこの話の舞台になる喫茶紫苑がある。
この曲がりくねった路地は通称七曲りと呼ばれ昭和の匂いを残す十一店舗の個性豊かな飲み屋が集っており、長年庶民の隠れ家的な場所となっていた。
この路地の住人には長年にわたる懸念があった。それは以前から計画されていた再開発事業による区画整理であった。
住民の反対によって近年まで滞っていた区画整理計画も、四年に渡るコロナ禍の影響により繁華街が大きな打撃を受けた事で執行される事が決定し、事業は加速的に進行し、何回かの説明会を経て移転意思の確認という段階に至った。ここに至って七曲りにかろうじて残った五店舗も立ち退きを承諾する為の条件闘争に入ったのであった。
果たして七曲りの住民と喫茶紫苑やの行く末や如何に。
ただいま稽古中。
こうご期待。
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