序破急

片足棺桶に突っ込みながら劇団芝居屋を主宰している爺です。
主に芝居、時々暮らしの中の出来事を書きます。

「ともしび」小屋入り・建て込み、そして本番

2011-05-31 07:31:35 | 演劇

怒涛の様な三日間です。

月曜日は小屋入りして建て込みをします。

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ザ・ポケットです。

劇団員とスタッフが朝の9時に劇場に集合。

到着したトラックから昨日積み込んだ資材を劇場に運び入れます。

2011053008520000 この時舞台は空っぽです。

これからがこの空間が、劇空間に生まれて行く過程をご紹介しましょう。

まず、照明スタッフの照明の吊りこみが始まります。

照明家のプラン通りの位置に照明器具を吊るす作業です。

これが終わらないとセットの建て込みはできません。

これが約一時間ほど掛かります。

大体の照明器具の吊りこみが終わると、今度は大道具のスタッフの出番です。

F1000005 さていよいよ建て込みです。劇団員も総出の作業となります。

床にパンチを敷いて、平台を置きセットの土台を作ります。

F1000006 その上にセットの部分を運びいれ、組み立てて行く訳です。

F1000008 叩き始めて約一時間半。

序序に舞台はその姿を現してきました。

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9時の搬入から、3時間後。

ラーメン屋「ともしび」の完成です。

この後から照明や音響の調整が始まります。

これが五時間程、その間食事休憩などもあります。

それが済んだらいよいよ役者達の登場で、各場面ごとの調整を照明・音響・役者込みで行う場当たりという作業になります。

昨日は全部を終えることは出来ませでした。

今日は残りの場当たりをやり、その後ゲネプロ。そして本番という年寄りには過酷な作業が続きます。

ああ、しんど。


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