寺浜商店街青年部部長になった誠は、街の再活性化計画に早速着手し、昼間に観光客の月子から高名な料理評論家と吹き込まれた榊鉄幹と連絡をとって面談の機会をつくった。
面談は昼間魚市場で働くアルバイトホステスの由香里がいるスナック「桂」で行われる事になっていた。
誠は町興しのイベントに料理評論家としての鉄幹の協力を欲していた。
誠は鉄幹へのサービスをママ登紀子と由香里に頼み込む。
登紀子と由香里は前日に店に来た鉄幹に好意抱き互いにライバル心を露わにしていた。
そんな時行賢の案内で鉄幹が到着する。
登紀子と由香里は懸命にサービスをし鉄幹のご機嫌を取り結ぶ。
突然鉄幹はワインを飲みたいと言い出す。そのワインの銘柄は登紀子達には聞いたことのないものであった。その為登紀子と行賢が酒屋に探しに行くことになる。
誠・由香里・鉄幹の三人になって、気まずい沈黙の後鉄幹が口をひらく。
鉄幹「あなたがなぜこんなに熱心にわたしを接待しようとしているのか・・・わたしにはわかっています。あなた方が企画するイベントにわたしの力が欲しいからではありませんか」
図星をさされた誠は寺浜の街の現状を説明し、協力を頼むのであった。
続く。
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