最近、真夜中に目が覚めます。
ええ、尿意でね。
これはまあ、歳の所為なんでしょうがありません。
何時もなら、ここから又寝れるんですよ、何もない時は・・・・
でも第27回公演の稽古が佳境を迎えている現在はそうはいきません。
トイレから寝ぼけ眼で寝床に戻り、布団に入って目を瞑ります。
そうするとすぐに睡魔が迎えに来てくれます。
でもこの時期の睡魔は単独では来ません。
何かを連れて来るんですよ。
それはいくつかの稽古場面。
睡魔は私を軽く落としてすぐ去って行きます。
後は半ば朦朧とした私の頭の中に残った稽古場面ですよ。
必死に睡魔の尻尾を追い続ける私を他所に、その場面は鮮明さを増していきます。
無論こんな所に出てくる場面が私を満足させるわけもなく、私はその出て来た事にダメ出しを出し始めます。
そうするともうだめです。
それは具体性を帯び出し、朦朧とした意識は覚醒し、いつの間にか部屋の電気を点け、メモ帳を片手に書き出す始末です。
そして気が付いたら起床のベルが鳴りだします。
こうした眠れない夜を私は本番を迎えるその日まで送るのです。
どうか私に睡眠を・・・・
役者の皆さんお願いします。
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