いろいろあった日が終わり恭子と三郎が無事に結婚式の友人代行業務を務めて帰って来る。
するとこの後、幼稚園の願書取りの代行依頼で徹夜仕事の孝夫がソファで転寝をしている。
代行業務は疲れるのである。
範子に代行業務の清算を終えた恭子は、新郎新婦が喜んでくれた事を報告する。
三郎「しかし、なんで結婚式に友人代行なんて思ったけど、あの震災の影響がこんな所にも出ていたなんてな。・・・新郎のあいさつ聞いてジーンと来たよ」
範子 「希薄な人間関係が代理出席の理由のほとんどだけど、今夜のは事情が事情だからね」
その態度は範子と親子である事を拒絶して居る様であった。
三郎と孝夫は二人の間柄に疑問を持っていた。
三郎 「恭子ちゃん、いるの?」
孝夫 「いや、知らないな」
範子 「いないわよ」
三郎「だったら何も一人暮らしをする理由がねえじゃねえか、こんな立派な実家があるのに」
孝夫「僕も不自然さを感じますね、僕はここ二年の付き合いだから以前の事はしらないけど」
今解き明かされる、親子の顛末・・・
続く。
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