お知らせ。
【劇団芝居屋は本年10月26日~30日にポケット上演で企画しております、記念すべき第40回公演の出演希望者のワークショップを行います。まだ感染状況などで確定ではありませんが3月中ほどを目安に募集する予定です。
沢山の皆様のご応募お待ちしております。
詳しくは劇団芝居屋HPにてお知らせいたします。
劇団芝居屋HP http//www.gekidanshibaiya.sakura.ne.jp】
さて、マサルの導きで迷宮へ続くオクラホマミキサーの列に加わったキートンの着いた先は57年前の1964年8月某日でした。
場所は北国の小さな町です。
地方の昼間の飲み屋街は閑散としてましてね、歩いているのは仕込みに店に行く人ぐらい。
キートンの母絹代が営むおでん屋の二階にオクラホマミキサーを踊ってた全員が集まってるんですね。
ここではチーコを中心に3年B組の文化祭クラス対抗演芸コンクールの演目を何にするかの相談が行われていました。
って言いましても高校三年生。何でも遊びにする年齢です、まともに決まる筈がありません。
タケコを中心としたノッチン・フーコ・シュンジのグループは最近深夜放送で流れているビートルズをチーコに懸命に売り込むが
いい返事がもらえないので矛先を変えご意見番のマサルに売り込むが、やはり拒否されます。
そりゃそうですよ、深夜放送で流れている曲を聴いて面白いと、カタカナ英語を起こし、それらしく歌っている代物ですからね。
勿論ビートルズが何者なんかはわかりゃしません。
キートンやケイコにどんなグループか教えてくれと言われても詳しい事はわかりませんのでね、マサルに助け舟を求めましてね、ようやくビートルズがイギリスのリバプール出身のロックグループある事を知る始末ですわ。
そんなこんなで賑やかにやってますとキートンの母親の絹代がお茶菓子を持って現れます。
まあ子供たちへのサービスにかこつけて父親への伝言を頼みます、「早く来ないとボトルの中身が蒸発しますよ」とかなんとか・・・
なかなかのやり手ですな。
タケコ達の更なる売込みや。
A組の演目ウエストサイドストーリーの話
果てはソーチンとシュンジの喧嘩。
これは元柔道部キャプテンのタケシの仲裁で事なき得ました。
タケシ 「おい。遊びだよな」
シュンジ・ソウチン 「・・ハイ、遊びです」
いやもう感情の起伏の激しい歳頃ではありますが、これだけで泣けます。
マサル 「でもプレスリーは危ないな」
ケイコ 「ねえ、マサル。危ないって笹木君出来なくなるって事?」
マサル 「そういう可能性はあるな」
まあ、いろんな事がありましたが・・・
チーコ 「そう、私たちの未来をテーマに演劇をつくるの」
チーコ 「じゃ、我がB組の文化祭クラス対抗演芸コンクールの作品は演劇のオリナ
ルでいく事に決定しました」
さあ、話はいよいよ佳境に入りますが、本日はこれまで。
撮影鏡田伸幸
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