昨日劇団芝居屋第十六回公演「払暁の時・手紙」の千秋楽迎えました。
超満員の観客を送り出し、十分後には舞台のバラシが始まります。
役者各々の私物の撤退準備ができたら舞台のバラシに駆けつけます。
女優陣は主に楽屋周りの整頓と片付け、また衣装の点検と回収です。男優陣は舞台監督の指揮の下、大道具のバラシ、小道具の回収、照明の手伝いです。
なにしろ劇場を劇団芝居屋が入る前の現状に戻してお返しするのがルールですからそれこそ上へ下への大騒ぎです。
終演後の感傷に浸っている暇はありません。
約二時間程で劇場は空っぽの状態になります。
小屋入り時の約半日がかりの仕込を考えたらまるで嘘のようです。
道具のトラックへの積み込みが終わり撤退準備が整ったら各自の荷物を持って打ち上げ会場へと向かいます。
この行進も一種異様なものです。何しろ一週間の楽屋生活で溜まったもの(プレゼントやお花等)を持てるだけ持っていくのですから、ちいさな引越しですよ。
そして打ち上げ会場に着き、サア乾杯となるわけです。
後はお決まりのドンチャン騒ぎです。
というわけで劇団芝居屋公演千秋楽の顛末でした。
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