序破急

片足棺桶に突っ込みながら劇団芝居屋を主宰している爺です。
主に芝居、時々暮らしの中の出来事を書きます。

やはり大分・・だな

2016-12-23 10:04:54 | 台本創り




久しぶりに京都太秦へ。

仕事は時代物。

宿は若い頃によく泊まった高橋。

撮影日を明日に控えてるんですが、何だか台詞の入りが良くないんです。

気分転換にビールでもと自室から一階の食堂へ降りて行きましたら、先輩役者(名前は出てこなかったですが)がいらっして台本を開いて深刻な顔をしています。

訳を尋ねると、どうしても台詞が入らないと言うのです。

私の役がちょうど絡みがあったのでお相手をしたのですが、いくらやっても台詞が出てこない。

遂には私の方も自分の台詞が頭から消えていくんです。

これはイカンと懸命に台本を見るんですが、見ている傍から台本から台詞が消えていくんです。

本番は明日なのに台本が分からなくなって来るのです。

どうしよう、どうしようと焦りまくって目が覚めました。

どうも、台本創りの焦りは自分の自覚より、心底では深刻なようです。

ああ、夢で良かった!


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