それぞれに手に入れなければならない所があり、直さなければならない所を持っています。
それぞれ到達しているレベルは違いますが、芝居を創り上げていく為の入り口は同じです。
入り口を同じにしてその稽古過程をお互いに観ることによって自分との違いを探り出していく、その事がこの稽古の眼目です。
今回使っている稽古台本は我が劇団芝居屋第六回公演「夢の痕・さなぎ」の抜粋です。
とある地方の廃校となり取り壊しが決まった中学を舞台に、かってのバレー部のOB・OG達が集まる一夜を描いたものです。
この台本はそれぞれの過去に対する感じ方の違いや、生き方の違いを創り上げることを要求される本なので、役者の力量がはっきり結果としてわかるものです。
その辺りの事を細かく個人的に当たっていく稽古です。
この稽古の成果は次回17回公演で披露されるでしょう。
さて・・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます