第十七回公演が終了して五日。
劇団活動を主宰していると自分でも感心するくらいその切り替えは素早いものです。
感傷も感慨もないのです。
もう私の頭の中には終えてしまった第十七回公演には毛ほどの意識もありません。意識は既に十八回公演にむかって動き出しています。
現実に次回作のオーデション&ワークショップが近くなりその準備にかかっています。
そんな何かに追われる様に先行する私の意識を止めるかの様に、劇団事務所のFAXには今も十七回公演のアンケートが送られてきます。
感動や感激を書き綴ってくださるそのアンケートの内容は、私の逸る足を止め十七回を振りかえさせるに充分な力を持っています。
中には観劇後十日以上経った初日の客様からのものもありました。
その十日間、芝居はどの様な感慨を生み出しアンケートを送る力となったのでしょう。
非常に興味深いものです。
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