早いもので「払暁の時・手紙」の稽古場稽古も本日が最後です。
二ヶ月45回の稽古も最終日を迎えました。この期間出演者達はどんな時間を過ごしたのでしょうか。
その成果は4月9日からの本番で観客の皆様に披露されるわけです。
それは期待と不安の綱引きです。不安はどんなに経験のある人間でもそれから逃れることはできません。どんなに振り払ってもあらゆる蔭にそれは潜み姿を現す時を待っています。
ですから不安を受け入れるしかないのです。
不安を受け入れ期待をふくらますのです。
自分への期待の量は稽古の質量と比例します。
さて役者達の綱引きはどちらに軍配が上がるのでしょうか。
それぞれの中にいろんな感想があるでしょうが、劇団芝居屋の主宰という立場から言えばなかなか頑張ってくれたと思っています。
この作品の中で求められた「時代を纏う」という意識はかなり徹底されて役者諸君の中にしみこんでいると思います。
この成果は劇場で是非ご覧下さい。
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