良子の機転で浩司と月子が捕まった日の夕方。
事情を知らない貞三がいつものすり身を届けに来て、店番をしていた行賢に良子とさくらの取り持ちを願う。
警察の事情聴取から帰った玲奈はさくらに良子と正式な再会を頼むがさくらは頑なに拒むのであった。
遅れて帰った良子とさくらの間には緊張した空気が流れる。
玲奈はさくらが大事にしていた思い出のデザインの数々が入った箱を良子に渡す。
それは玲奈の願いを聞き入れたさくらの好意であった。
頑なに母を遠ざけようとするさくら。自分を責め続ける良子。
お互いに仲直りしたい気持ちがありながらそれを言い出せない二人であった。
そんな二人の心を察した玲奈と貞三の懸命な働きかけが功を奏し。
さくら「ねえ!」
良子「なに・・・」
さくら 「お母さん!わたしのおでん食べてよ!」
良子 「いいの」
さくら「お願い」
二人は長年のこだわりを捨て親子として抱き合うのでした。
終わり。
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