さて四場の続き。
さて、皆が光彦達を止めようと去って、澄江と雪乃が残ったんだが、雪乃はまた見ちまったんだね、先生を。
まあ、良心の呵責というかね・・・とにかく雪乃は自分のした事を強く後悔するんだね。
いきなりの雪乃の態度の変化に、そりゃ澄江は付いていけないよ。
どういう事だと雪乃に問いただすと雪乃は自分の嘘を白状するんだね。
その話を聞いた澄江は雪乃を許し . . . 本文を読む
さて続き。
怖がったり、探し回ったり大騒ぎの一同に澄江は言ったもんだ。
通夜なんだからあの世に行く前に此処にいるのは当たり前だってな。
確かに通夜なんだから先生がこの場に居ても不思議じゃないと妙に納得する一同だったが・・・
先生を見たのは友近・雪乃・美紀の三人で、共に二十年も音信不通のご無沙汰モノばかりだった。
その事で照光が「先生が見えるのは分かる。でもよ、なん . . . 本文を読む
昨日は劇団芝居屋が大変お世話になり続けた前後援会長の命日です。
早いもので亡くなって6年が経ってしまいました。
本日が七回忌という事になります。
劇団員もそれぞれの事情で全員という訳にはいきませんでしたが、七人が集まり墓参りをしました。
1人は少し遅刻したため画にはありませんが、確かに来てました。
いや、良い天気でね・・・
眩しいほど日差しでした。
毎年、こ . . . 本文を読む
さて四場の続き。
光彦の爺ちゃんの北海盆唄が通夜会場に流れると、景気付けだとまず澄江が踊り出した。
そうなりゃ先生を賑やかに送ってやろうって事で皆が踊り出した。
なにせ睦夫先生は率先して太鼓を叩いていたんだ、生徒だった皆は仕込みがちがう、そりゃうまいもんだ。
酒が入っているだけにだんだん通夜なんて事を忘れて大はしゃぎさ。
この踊りを先生にも見せよ . . . 本文を読む
さて四場。
通しの通夜っていうのは要するに飲みっぱなしって事だ。
そりゃ同じ調子じゃ飲めないやね。
でもって、皆飲み疲れて、交代で眠る事にしたんだな。
うまい具合に澄江達から映画資金の調達の約束を取り付けた雪乃は、友近や孝男なんかと飲んでいたんだが、光彦も孝男も潰れて、友近と二人になった。
雪乃は友近になんでゲイの真似なんかしてんのかと尋ねるんだね . . . 本文を読む