愛猫とシエスタ(午睡)

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セカンドオピニオン、サードオピニオン

2009-07-09 12:53:00 | 日記
ネットでとても悲しい出来事を知りました。
俳優の勝野洋さんとキャシー中島さんのご長女七奈美さんが、肺がん(小細胞がん)のために、7月7日に29歳という若さでご逝去されました。
ご冥福をお祈りいたします。

母親のキャシー中島さんがブログをつづられています。
Kathymom's Diary

(今年)1月に咳をし始めて、近所の病院で「気管支炎」の診断。
薬をもらい、新婚旅行のハワイ(マウイ島)に行ったそうです。
昨年11月にご結婚されたそうですが、お仕事の関係か何かの都合で、ちょっと遅くなっての新婚旅行だったようです。

帰国しても咳は一向にやまず、酷くなるばかりなので、池尻の大学病院(T大?)に行き、「肺炎」の診断。

良くなるどころか益々酷くなるので、鎌倉の病院に入院して細かく調べてもらい、「肺がん」とわかったそうです。
その後、国立がんセンター(中央病院?)に行き、「小細胞がん」とわかったとのことでした。

キャシーさんは、『もっと早くがんと言うことが分かっていたら、こんな結末にならなかったのでしょうか。』と辛い心の内を明かされています。
そして、『本当に本当にがんの中でも小細胞がんは最悪ながんです。』と。

義父が肺がんに罹患したと知った時、肺がんについていろいろと調べました。
一言に「がん」と言ってもいろいろあります。
肺がんの場合、小細胞がんと非小細胞がんの大きく二つに分類されます。

小細胞がんは、増殖(進行)が速く、転移しやすい悪性の肺がんです。
しかし一方で、抗がん剤や放射線治療が、比較的奏功するがんです。
もし、「もっと早くがんとわかっていれば」とキャシーさんの気持ちが痛いほど伝わってきます。


肺がんについては、肺がん:〔がん情報サービス〕(国立がんセンターHPより)
がんの知識「肺がん」(癌研有明病院HPより)

癌研有明病院の小細胞がん、扁平上皮がんは、「喫煙との因果関係が深い」とありますが、七奈美さんはタバコを吸わなかったそうです。

受動喫煙は、社会問題にもなっています。
TVで分煙のことをやっていましたが、喫煙者の人が喫煙後に分煙室から出ても、約4分間も口からタバコの成分が排気され続けていました。
「ただ、分煙するだけでは済まない」と専門家の人が説明していました。


セカンドオピニオンは、今では当たり前となっています。
「セカンドオピニオンをしたいのですが」と申し出て、快諾する医師は◎、少しでも不愉快そうな態度を示す医師は「・・・(問題あり)」と思っています。

逸見政孝さんが、某有名元プロ野球選手の紹介された病院を、なかなか替わらなかったのも「某さんに申し訳ない」「今の主治医に申し訳ない」という心情が、セカンドオピニオンの妨げになっていたと聞いたことがあります。

いろいろ考えはあると思いますが、納得がいかなければ、セカンドオピニオンを行うべきだと思っています。

追記
キャシーさんの最新のブログに、笑顔のキャシーさんと長女七奈美さんの写真がありました。

『七奈美が咳をし始めた1月の東京ドームで二人で撮った写真です。せめてこの時に気が付いていたらと自分をせめてしまいます。本当に悔やんでも悔やみきれません。』

ご自分を責められているのが、読んでいてとても辛いです。

七奈美さんの弟さんのブログ 勝野洋輔オフィシャルブログ

七奈美さん(Tina Nakajima)の歌声です
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