愛猫とシエスタ(午睡)

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上から目線

2011-07-05 15:30:00 | 日記

松本復興大臣が辞任しました。

被災地の人も「怒りを通り越して呆れている」とインタビューに答えていました。

 

「九州人でB型だから」という言い訳、なんと幼稚な発言。九州人のB型の人は、とんでもないとばっちりです。

 

やさしく話しかければ、 やさしく相手も答えてくれる。

東日本大震災後、スポンサーがCM自粛をした際、流れて話題になったACのCM。

 

上から目線や恫喝では、人は動かないと思います。

たとえ、それが正しいことであっても・・・。

 


 

ふと想い出したのが、2005年の旅行の帰国日のこと。

初のカンタス航空で初オーストラリア(ケアンズ)へ旅行した帰り。

ビジネスクラスを利用したのですが、とても嫌な印象を受けた5,60代の夫婦。

 

ラウンジで搭乗時刻を待っていると、大声で話しながらその日本人夫婦は入ってきました。

日本人は、私たちとその夫婦だけでしたが、とても静かなラウンジで、いきなり携帯電話を取り出し・・・。

「おぅ!今ケアンズの空港!もうすぐ乗るからな!!」とラウンジに響き渡る声・・・。

 

奥さんが「あらっ、ここトイレもないの?!」と大声で話していたので、「入口近くにありますよ」と声をかけると、完全無視・・・。

カンタスのラウンジのトイレにはシャワー室もあったので、受付でタオルを借りてシャワーを使いました。

 

時間が近づくと、肩で風を切ったような歩き方で搭乗口へと向かっていった夫婦。

カンタスでは「優先搭乗の案内」はありませんでしたが、「ビジネスクラスなんだ!」と言わんばかりに、並んでいる人を追い越し、先頭に立ち、搭乗していきました。

 

2クラス(ビジネスとエコノミー)なので、予約していた席は、1番の窓側席でした。

よりによって、その夫婦、私の席と通路を挟んで隣の中央(通路のみ)席。

またもや「あら~、どうして窓側の席じゃないの!」と怒りの一声。

ブツブツと文句を言って周りを見渡しても、あいにくCクラスは満席でした。

 

食後、ハーゲンダッツ(だったと思いますが^^;)が配られていたので、CAさんにサバイバル英語を駆使して「アイス、2つください」と頼みました。

すぐに持ってきてくれたのを、通路隣の奥さんは見逃していませんでした。

CAさんを呼び止めるも・・・まったく英語が話せない様子。挙句、私が食べているアイスを指差してゼスチャーしていました。

・・・が、私が頼んだアイスで終了!! 心の中で「よっしゃっ~!」と叫んでしまいました。

 

そんなこんなで、成田に到着。

すると・・・ボーディングブリッジの途中か、渡りきったところにお出迎えの人がいて、また偉そうに話しながら、どこかへお出迎えの人と消えていきました。

 

・・・人の振り見てわが振り返れ・・・あぁいう人にはなりたくないと思い、帰路につきました。

ところが!!帰りの電車で一緒だったのです・・・。

スーツケースを縦でなく、横にど~んと置き、人が通れないようにしているとしか思えない感じ・・・。

いつ着替えたのか、奥さんは機内の服と違いました。

 

辞任した松本復興大臣にとてもよく似ていて、嫌な思い出が蘇ってしまいました。

 


 

でも、嫌な思い出は、それだけで、ケアンズはとても楽しかったです♪

日本から割と近いので、びっくりしました。

 

カンタス航空の機内食

 

ケアンズ キュランダ鉄道(「世界の車窓から」で10年間オープニング映像で流れました)