松本復興大臣が辞任しました。
被災地の人も「怒りを通り越して呆れている」とインタビューに答えていました。
「九州人でB型だから」という言い訳、なんと幼稚な発言。九州人のB型の人は、とんでもないとばっちりです。
やさしく話しかければ、 やさしく相手も答えてくれる。
東日本大震災後、スポンサーがCM自粛をした際、流れて話題になったACのCM。
上から目線や恫喝では、人は動かないと思います。
たとえ、それが正しいことであっても・・・。
ふと想い出したのが、2005年の旅行の帰国日のこと。
初のカンタス航空で初オーストラリア(ケアンズ)へ旅行した帰り。
ビジネスクラスを利用したのですが、とても嫌な印象を受けた5,60代の夫婦。
ラウンジで搭乗時刻を待っていると、大声で話しながらその日本人夫婦は入ってきました。
日本人は、私たちとその夫婦だけでしたが、とても静かなラウンジで、いきなり携帯電話を取り出し・・・。
「おぅ!今ケアンズの空港!もうすぐ乗るからな!!」とラウンジに響き渡る声・・・。
奥さんが「あらっ、ここトイレもないの?!」と大声で話していたので、「入口近くにありますよ」と声をかけると、完全無視・・・。
カンタスのラウンジのトイレにはシャワー室もあったので、受付でタオルを借りてシャワーを使いました。
時間が近づくと、肩で風を切ったような歩き方で搭乗口へと向かっていった夫婦。
カンタスでは「優先搭乗の案内」はありませんでしたが、「ビジネスクラスなんだ!」と言わんばかりに、並んでいる人を追い越し、先頭に立ち、搭乗していきました。
2クラス(ビジネスとエコノミー)なので、予約していた席は、1番の窓側席でした。
よりによって、その夫婦、私の席と通路を挟んで隣の中央(通路のみ)席。
またもや「あら~、どうして窓側の席じゃないの!」と怒りの一声。
ブツブツと文句を言って周りを見渡しても、あいにくCクラスは満席でした。
食後、ハーゲンダッツ(だったと思いますが^^;)が配られていたので、CAさんにサバイバル英語を駆使して「アイス、2つください」と頼みました。
すぐに持ってきてくれたのを、通路隣の奥さんは見逃していませんでした。
CAさんを呼び止めるも・・・まったく英語が話せない様子。挙句、私が食べているアイスを指差してゼスチャーしていました。
・・・が、私が頼んだアイスで終了!! 心の中で「よっしゃっ~!」と叫んでしまいました。
そんなこんなで、成田に到着。
すると・・・ボーディングブリッジの途中か、渡りきったところにお出迎えの人がいて、また偉そうに話しながら、どこかへお出迎えの人と消えていきました。
・・・人の振り見てわが振り返れ・・・あぁいう人にはなりたくないと思い、帰路につきました。
ところが!!帰りの電車で一緒だったのです・・・。
スーツケースを縦でなく、横にど~んと置き、人が通れないようにしているとしか思えない感じ・・・。
いつ着替えたのか、奥さんは機内の服と違いました。
辞任した松本復興大臣にとてもよく似ていて、嫌な思い出が蘇ってしまいました。
でも、嫌な思い出は、それだけで、ケアンズはとても楽しかったです♪
日本から割と近いので、びっくりしました。
カンタス航空の機内食
ケアンズ キュランダ鉄道(「世界の車窓から」で10年間オープニング映像で流れました)