ぷらすわんの子供たち ~ホワイトスイスシェパードと暮らす~

ホワイトスイスシェパードのヴァルターを中心に日常や競技会などを綴った雑記帳。

寒い日は

2007年02月17日 | 今夜の一冊
暖かい部屋でのんびり過ごすに限りますな。

1号と3号もテント型秘密基地で
ぎゅうぎゅうづめになって寝てます。

ようやく母も退院し、すこーし余裕が出来たので
切れ切れの空き時間に再び読書をば。

しかしお疲れモードなんだろうな、
夜は30分もしないうちに睡魔に襲われちまいます。
今日はお天気も悪いし
寒いのでコタツにあたりながら
普段読めないぶんしっかり読むでえ~。

で、読み終えたばかりなのが
ローレンス・Bの「すべては死にゆく」。
初めて読んだのだけれど、シリーズものなんだすな。
これって。

タイトルといい、表紙がハードボイルドを
思わせる感じだったんで買ってみたんですけどね。
ハードカバーで衝動買いしてはずれだったら
がっくしですけどね、これは面白かった。

ミステリーなんだけどハードボイルド。
まあ、ジャンル定義うんぬんは
よく判らんのですけど。
オトナのスパイスが効いている
シンプルで気のきいた料理みたいだ。

でも、本当は前作の「死への祈り」を
読んでおくべきだったみたいです。
これは後編らしい。
これだけでも面白いけど、過去の事件が
どんなものだったか興味がそそられちゃうなあ。
それに興味をそそられる過去のお話の登場人物たちが
次から次から出てくるから、シリーズ全部読みたくなる。
結局ね。

ストレートな犯罪描写で怖くなるのとは
ちょっと違う、怖さが下味についた面白さです。