エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

札幌木鶏クラブ令和6年度1月例会

2025-01-24 04:30:19 | 自分
 金曜は、月~木曜のテーマに入らない内容です。今回は、月に一度の札幌木鶏クラブの話です。
 『致知』1月号のテーマは「万事修養」。このテーマについて感想を交流し合うのですが、1月例会は「熱燗例会」と言う事で、お酒を飲みながらの感想交流です。飲みながらの交流は集まりが早いので、18時半から開始する予定だったらしいのですが、天候の影響なのか、なかなか集りません。結局、19時の10分くらい前から、駅前のネストホテル札幌を会場に始まりました。
 最初に取り上げるのは、小川榮太郎先生と新保祐司先生の対談「日本の先達に学ぶ人間学」に出てきた「日本人の精神的なバックボーンをすべて否定して、政治文書に過ぎない憲法を人間のあり方の基本にしちゃった」について、K先生が語った内容です。曰く、「かつて札幌市長だった上田さんが、人権派弁護士として活躍していた頃、『親の面倒をみる事は、憲法に義務として記載されていない』と発言した事がある。それって、どうなのか。憲法に書かれてなくても、人の道として大切な事があると思う」と。
 上田元市長の発言の真偽については分かりませんし、親の面倒をみる事も複雑な問題があるでしょうから、軽々に語る事は難しいでしょう。その中で、一つ言える事があるとしたら、憲法は人間の内面について書かれている訳ではないので、親・兄弟姉妹・家族・周囲との接し方については、個々人が考えていく必要がある…ではないでしょうか。色々と考えさせられる記事、および御発言でした。
 次に、勝田茅生先生の「人生のどんな状況にも意味がある~私がフランクルに学んだこと」についての御発言。記事の中で紹介されている、フランクルさんが再婚されたエリーさんに関してY先生が、「エリーさんはカトリックだったが、エリーさんの両親はフランクルさんとの結婚に賛成した。しかし、ユダヤ教徒の多いフランクルさんの友人の中には、結婚に反対してフランクルさんから離れてしまう人もいた。エリーさんと結婚した頃のフランクルさんは、アウシュビッツの頃と同じくらい、辛い時期だったとも言えるかもしれない。後年、アメリカからフランクルさんに博士号を贈ると言われた時、フランクルさんは自分は辞退して、エリーさんを博士号に推薦している。最晩年まで、二人三脚で歩んだ人生だったと言えるのではないか」と語っていました。
 まず、これだけの事をY先生が調べている事…凄いと思います。気になったら、徹底的に調べると言う姿勢は、私も見習いたいです…が、なかなか出来ませんが(汗)。そして、人の出逢いと別れは複雑で微妙なものだとも感じます。それだけに、出来る範囲で…ではありますが、出会いを大切にしていきたいと思います。
 最後に、事務局長のM先生。記事について語る前に、札幌木鶏クラブについて、「私の会社は60周年を迎えようとしているが、10年前の50周年記念の際、札幌木鶏クラブのメンバーが14名参加してくれた。中には亡くなられた方もいるが、その14名で今も残っている方は数名だ。つまり、札幌木鶏クラブを10年続けられていないって事で、私は、是非とも10年続けてほしいと思っている。今回の例会参加者で、果たして何人が残ってくれるのか…」と語っていました。札幌木鶏クラブへの熱い思いが溢れる、熱い語りだと感じます。
 私も、教育研修サークルの事務局をしていた事があるので、M先生の言葉は実感として分かります。学び続ける…とても難しい事です。単に、趣味のサークルだって10年続けるのは大変ですから、学び続けるサークルとなれば、その大変さ、難しさは何倍にもなるでしょう。思い返せば、北海道師範塾だって、10年ちょっとで解散してしまいました。私は、札幌木鶏クラブに参加して10年ちょっとだと思うのですが(調べてないので、間違っているかもしれません…って、先程、Y先生の事を凄いと書いておきながら、自分は、この程度…ホント、適当おじさんです)、次の10年も学び続けていきたいなぁ…と、心の中のメモに書いておきました。
 全く関係ない話ですが、折角なので、10年以上ぶりに熱燗を飲んでみました。いや~、熱燗も美味いッスね。自宅でも、燗酒を飲みたくなっちゃいました。
 あと、ネストホテル札幌の方々がメッチャ丁寧&親切な対応をしてくださり、個人的に凄~く嬉しかったです。ネストホテル札幌の皆様、本当に、ありがとうございました。
 以上、1月例会の報告は終了です。次回、2月例会は普通の例会で、通常通り駅前のネストホテル札幌で19時から開催となります。

 別件ですが、令和7年1月23日の記事に「いいね」などをいただきました。とても嬉しいです。どうも、ありがとうございました。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。
コメント
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