金曜は、月~木曜に含まれないテーマです。ここ何回か続けている介護の話をします。
母の介護では出来るだけ優しく接しようと思っていても、ついつい言葉がキツくなってしまう。では、学級の子供たち相手の工夫が、そのまま母に対しても使えるのではないか…と言うのが前回の内容でした。
それを実行するため、まずは自分の中でイメージを高めました。「年を取ると言う事は、子供に戻っていく事だと言われている。つまり、母は幼い子供に戻っている過程なんだ」と言うイメージです。
まぁ、少々失礼な感じですが、こうイメージする事で少し母の事を可愛らしく見る事が出来る様になってきました。
自分と同じ大人だと思えば腹の立つ事も、子供だと思えば子供向けの対応をする事が出来ます。前回も書きましたが、学級の子供たちに対し私は以下の7点を主に行っていました。
1.「相手は子供だ。大人が本気で怒るのは恥ずかしいぞ」と自分に
自分で語りかける(心の中で)。
2.「失敗は誰でもある。許そう」と自分に自分で語りかける(同)。
3.「この前より良くなってる」と自分に自分で語りかける(同)。
4.「努力してる点もある。頑張ってるじゃん」と自分で自分に
語りかける(同)。
5.何故、自分はイライラしているのかを分析する。
6.「落ち着け。落ち着け」と心の中で唱える。
7.取り敢えず20くらい、心の中で数える。
この中で断然効果的だったのが、とっても申し訳ないですが…1です。やはり、相手が子供だと思えば案外許せるものです。まぁ、そう思われている母は内心ムッとしているかもしれませんが…。
また2と3も、1ほどではありませんが、それなりに効果的でした。大人相手だと失敗を許せない気持ちになりやすいですが、それが子供相手なら許せます。また、以前と比べて少しでも良くなっている程度では、大人相手なら許容しにくいですが、子供相手なら許容できるものです。
こう言った事の積み重ねで、少しずつ母に優しく出来る様になりました。今(令和6年5月頃)は、かなり優しく言葉掛けしたり、接したり出来ています。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。では、また来週の月曜(R6.5.20)に会いましょう。