真面目な話が続いたので、久しぶりに八軒自然科学クラブのサマーキャンプについて書きます。
サマーキャンプには重要なイベントが幾つかある…と、令和5年6月17~19日のブログに書きました。しかし、それ以上に重要視されていた活動があります。それが、「食べる」事です。ある意味、サマーキャンプで最も重要なイベントは、毎日の炊事だったと言ってもよい程です。
サマーキャンプの初日、荷物の整理などが終わると、割と早い時間帯に炊事の仕方が指導されます。ブロックや石を積んで竈を組む方法や、着火の仕方、火の維持の仕方、薪の準備の仕方…などなど、一通りの事は丁寧に指導します。
そして、徐々に炊事の時間が始まります。「徐々に」と書いたのは、経験のある子たちは早めに準備を始めるからです。
ここで重要な事が一つ。それは、私たち指導員は「基本的に手伝わない」という事です。では、指導員は何をするか…指導員は指導員の竈を組み、指導員が食べる分の食事を作るのです。