エスせんブログ

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育中心に色々語るブログです。少しでも面白ければ「いいね」御願いします。

様々な会社の事が分かって楽しい『逆境に打ち勝った社長100の言葉』

2025-02-27 04:30:00 | ライトノベル
 木曜はラノベ愛語り…ですが、今回は私の推し作家さんの作品を紹介します。
 今回紹介するのは、真山知幸先生の『逆境に打ち勝った社長100の言葉』です。題名の通り、逆境に打ち勝った100人の社長さんの言葉を紹介した本です。
 この本、もちろん勇気の出る言葉が紹介されています。何せ、逆境に打ち勝った社長さんたちの言葉ですから、それぞれに説得力があります。
 しかも、「苦境を超える言葉」、「発想を変える言葉」、「人を奮い立たせる言葉」、「成功をつかむ言葉」、「己を信じる言葉」の5つに分類されています。ですから、今の気持ちに合わせて読む事も可能です。「何だか、今日は元気が出ないんだよなぁ」って時には、「人を奮い立たせる言葉」の章を読むと良いでしょうし、「俺のやってる事って、本当に正しいんだろうか」って時には、「己を信じる言葉」の章が良いでしょう。
 せっかくなので幾つか紹介します。
 例えば、安田財閥の安田善次郎さんの「人生は一歩一歩順を追って前進す」と言う言葉。これは「苦境を超える言葉」に載ってますが、これを読むと、私の記事ではお馴染み「ドブ泥げす校長」からパワハラされていた事を思い出します。あの時も、転勤する日が来る事を心の支えにし、毎日、「まずは今日の一日を乗り越えよう」って思っていました。この言葉を読むと、その事を思い出して、「いや、仰る通り。一歩一歩前進していくしかないよねぇ」って気持ちになります。
 或いは、日本理化学工業の大山泰弘さんの「週に1回の失敗が2週間に1回になれば、成長したということです。5年もすれば失敗しなくなります」と言う言葉。もう、コレは私の事ですか…って言葉です。教員になってから数年間の私は、まぁ、失敗の連続で、同じ学年の方たちはもちろん、同じ職場の方たちにも迷惑のかけっ放しでした。30代や40代になってからも大きな失敗をする事が度々あり、この言葉より遙かに出来が悪かったと言えるでしょう。それでも、歯を食いしばって努力してきたら、最近は失敗する事が減ってきました。時間はかかっても成長している訳で、この言葉は間違いないって実感があります。
 そんな風に、自分と重ねたり勇気づけられたりする読み方が、この本の一般的な読み方だと思います。
 でも今回、私は少し違う読み方もしました。それは、様々な会社について学ぶ…と言う読み方です。
 この本で紹介されている会社は、全部で100社あります。トヨタやユニクロ、アップルの様な超有名企業もありますが、堀場製作所や秩父セメントの様に私は知らない会社もありました。また、名前は知っているが、その会社の詳しい事は知らないと言う会社は、かなり沢山あります。この本を読むと、簡単ではありますが、それらの会社について学ぶ事が出来て、それがとても面白かったです。
 例えば、リコーと言う会社、名前は私も知っていました…が、理研と関連があるとは全く知りませんでした。理研感光紙九州総代理店→理研感光紙株式会社→理研光学工業→リコーと言う流れだったと分かり、「そうだったのかぁ~」です。
 他にも、ユニ・チャームなんかは驚きです。最初は、建材板紙の製造販売の会社だったとは…。現在、生理用品や子供用おむつ、大人用おむつで有名な事を考えると、最初の仕事からの物凄い方向転換です。あ、そもそも…私、ユニ・チャームって外国の会社だと思っていました。不勉強すぎですね。御免なさい。
 まぁ、そんな感じで、色々と会社について勉強になります。その点からもオススメの1冊です。

 ところで、令和7年2月26日の記事に「いいね」などをいただきました。とても嬉しいです。どうも、ありがとうございました。
 …と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。

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