先日選抜出場校が決定した。思い起こせば16年ほど前に同じように甲子園を目指していた。今思うと目指してはいたけど神奈川には横浜や桐蔭やY校がいるから出場は無理という思いがあったのも事実である。恥ずかしいけどね。ただ他の部員も同じような心境だったと思う。現実目標としてはベスト8というのがいいところじゃないかな。
神奈川では(他県もそうだと思うけど)今でも私立優位は変わらない。入学する選手の質の高さとその後の高い目標意識と練習によってより強くなる。横浜や桐蔭・東海相模がいまだに強いのはそんな理由だろう。そんな高校に公立が立ち向かうとしたらプロに行きそうな投手を擁するしかないだろうね。現に僕の世代では厚木の川村や川崎北の河原がそうであり、ベスト4まで残っていた。彼らの力らくしては上位進出は難しいところであり、投手さえよければ(打たれなければ)上位進出も可能だと思う。
ただ、そういった選手が公立に入学するのはまれで、大抵は私立に引き抜かれてしまうだろう。では、その公立が真剣に甲子園を目指して実現するにはどうするのか?個人的な意見を言えば、優秀な監督を招聘する必要があるだろう。公立高校の監督は言ってみれば教員が本業で監督は部活の延長というケースが少なくないと思う。もちろんそういった監督さんは独自に必死で勉強したり、練習試合などでチームを強くするなどものすごい努力をしていると思う。ただ、私立との大きな差は監督自身の大舞台での経験ではないだろうか。監督は自身の体験というのを非常に大事にしているし基本にしていると思うけど、全国大会に出たとか、県の選抜選手として活躍したという方は多くはないと思う。ということは教えられる技術や経験もそれに比例するもので、全てが高いものといえるわけではないと思う。
そういった点を補うにはやはり強豪校や社会人などで指導した経験がある人を呼んでチームにノウハウを注入するしかないと思う。もっとも、公立高校という立場で優秀な監督を雇えるのかということは、教育委員会や自治体の協力なくしては無理だと思うけどね。ある公立高校に横浜高校の渡辺監督や桐蔭の土屋監督が就任すれば、短期で上位進出常連校に育て上げゆくゆくは甲子園に出れるチームを作るものではないかと思う。指導ノウハウが新しく蓄積されると共に、その指導法や監督にあこがれて私立ではなく公立という選択肢も増えてきて、いい選手が入部する可能性もあるわけだからね。
確か山形県だったと思うけど、甲子園(全国で)で勝てないという事実があるので、有名な指導者及び選手を招聘するという行動を何年か前から高野連と自治体が協力して行ってきた。その結果が最近の酒田南や羽黒の甲子園での活躍に直結していると思う。それの公立高校版を実現すれば、神奈川とはいえ公立高校が甲子園に出れるのも夢ではない時がくると思うけどね。
公立出身の僕だからこんなことを思うんだろうけど。僕が桐蔭や横浜で野球をしていたら、更なる私学強化論を唱えていたかもしれないけどね(笑)
今年の選抜は横浜・東海の神奈川勢に大学時代に練習試合をした高崎商業や古豪早実・PL、3冠の駒大苫小牧が出場するなどで個人的には非常に注目している。春の独特な雰囲気の甲子園を味わいたいものである。
神奈川では(他県もそうだと思うけど)今でも私立優位は変わらない。入学する選手の質の高さとその後の高い目標意識と練習によってより強くなる。横浜や桐蔭・東海相模がいまだに強いのはそんな理由だろう。そんな高校に公立が立ち向かうとしたらプロに行きそうな投手を擁するしかないだろうね。現に僕の世代では厚木の川村や川崎北の河原がそうであり、ベスト4まで残っていた。彼らの力らくしては上位進出は難しいところであり、投手さえよければ(打たれなければ)上位進出も可能だと思う。
ただ、そういった選手が公立に入学するのはまれで、大抵は私立に引き抜かれてしまうだろう。では、その公立が真剣に甲子園を目指して実現するにはどうするのか?個人的な意見を言えば、優秀な監督を招聘する必要があるだろう。公立高校の監督は言ってみれば教員が本業で監督は部活の延長というケースが少なくないと思う。もちろんそういった監督さんは独自に必死で勉強したり、練習試合などでチームを強くするなどものすごい努力をしていると思う。ただ、私立との大きな差は監督自身の大舞台での経験ではないだろうか。監督は自身の体験というのを非常に大事にしているし基本にしていると思うけど、全国大会に出たとか、県の選抜選手として活躍したという方は多くはないと思う。ということは教えられる技術や経験もそれに比例するもので、全てが高いものといえるわけではないと思う。
そういった点を補うにはやはり強豪校や社会人などで指導した経験がある人を呼んでチームにノウハウを注入するしかないと思う。もっとも、公立高校という立場で優秀な監督を雇えるのかということは、教育委員会や自治体の協力なくしては無理だと思うけどね。ある公立高校に横浜高校の渡辺監督や桐蔭の土屋監督が就任すれば、短期で上位進出常連校に育て上げゆくゆくは甲子園に出れるチームを作るものではないかと思う。指導ノウハウが新しく蓄積されると共に、その指導法や監督にあこがれて私立ではなく公立という選択肢も増えてきて、いい選手が入部する可能性もあるわけだからね。
確か山形県だったと思うけど、甲子園(全国で)で勝てないという事実があるので、有名な指導者及び選手を招聘するという行動を何年か前から高野連と自治体が協力して行ってきた。その結果が最近の酒田南や羽黒の甲子園での活躍に直結していると思う。それの公立高校版を実現すれば、神奈川とはいえ公立高校が甲子園に出れるのも夢ではない時がくると思うけどね。
公立出身の僕だからこんなことを思うんだろうけど。僕が桐蔭や横浜で野球をしていたら、更なる私学強化論を唱えていたかもしれないけどね(笑)
今年の選抜は横浜・東海の神奈川勢に大学時代に練習試合をした高崎商業や古豪早実・PL、3冠の駒大苫小牧が出場するなどで個人的には非常に注目している。春の独特な雰囲気の甲子園を味わいたいものである。