Jリーグの入れ替え戦は個人的な予想に反して京都がJ1へ昇格した。広島は代表の佐藤や駒野、五輪代表の柏木などタレントぞろいなのでなんとか勝つだろうと思っていたんだけどね。とはいえ、勝負ややってみないとわからないもの。強いものが勝つのではなく勝った者が強いということ、これは僕が昔から思っていることです。そんな入れ替え戦に関する昔話をしてみます。
入れ替え戦といえば、天国と地獄を一瞬にして味わう究極の試合。これを大学時代になんとなんと2年の秋から4年の秋まで5季連続で経験した。もっというと卒業後の後輩がその記録をひとつ伸ばしてくれたよ(笑)僕らの野球部は地方の市立大学ということで当然セレクションなどなく、センター試験を経て二次試験を受けて合格した奴らが集う野球部。なので年によってあたりはずれが出てくる、この戦力差が本当に厳しいもんですよ。さて、僕が入学したときは強くもなく、むしろ弱いと思った野球部は2部リーグに所属しのらりくらりとリーグ戦を戦っていた。2年になると幹部学年のゆったりした雰囲気でしまりのないチームになってこれはやばいと思ったらなぜか春は準優勝、これを勘違いした人たちの多いこと、そのつけは確実にやってきました。そうです、秋は最下位となり、初の入れ替え戦出場ということになりました。さらにサプライズは続きます。幹部学年の方たちが「うちらでは限界なので、ここで幹部交代を行う」ということで、入れ替え戦の直前に主将に指名されてしまった。こりゃーえらいこっちゃというのが当時の本音。やってやろうという気持ち以上に「まじでやばすぎる」とビビっていたのも事実。この悪い流れをどうやってかえようかと思う毎日であっという間に当日が来た。結果的に負けてしまい屈辱の3部リーグでの戦いが余儀なくされることになった。ひとつだけ後悔した采配をしたことを覚えている。当時は2年生で2学年上までチームにいたわけで、要は4年生をはずすことができなかったこと。某選手をはずして1年生を使おうと思ったが、外した瞬間にその4年生が腐ってチームに悪影響を与えることを想定して断念したのだが、今思えば思い切って外して1年生にかけてみても良かったと思う。ここで最初の地獄を味わった。
3部リーグに降格してからの戦いははっきり言ってつらいもんでした。なんせモチベーションがあがらない。2部リーグで幹部学年を引き継ぎなんとか1部に上がり4年の秋までに1部でプレーと描いていたわけだからね。さらに後輩の足取りも重い。当時「3部は野球じゃない」という発言を聞いた。野球じゃなきゃ何?と問いただしたいものだったが、そんな気にもならなかった。とにかく上がることだけを考えていたからね。春のシーズンで当然優勝したが、チームに「勝ちたい、上がりたい」という気持ちがあまり芽生えず、さらに一体感に欠ける状態だったので2部への昇格入れ替え戦は敗れてしまった。ここで気持ちを切り替えて皆がまずは2部へという気持ちになったことを肌で感じながら秋を戦い優勝して再び2部昇格の入れ替え戦へ挑んだ。今回は同じ過ちは2度繰り返さないことを選手自信が感じていた(はず)で、めでたく連勝して2部へ昇格(復帰)した。ここで天国を味わった。充実した冬を迎えられることができた。当然オフシーズンの気持ちが違うからね。1年前は絶望の冬だったからね~
4年となり就職活動と平行しながらの春のシーズン。大会前は非常に練習したつもりだったが、前年の「一体感」が感じられず、ズルズルと負けてしまい見事最下位となり再び恐怖の降格のかかった入れ替え戦に出ることになった。しかも、自分の同期3名が就職活動とかの関係で試合に出れないという戦力ダウンの状況での入れ替え戦だった。初戦を落としたと聞いたときに「まじで~」と思ったが、2試合目の奇跡の逆転から吹き返し見事防衛したといったのが4年の春。地獄に足を一歩踏み入れそうになった感じだった。そして、最後の秋のシーズン。終われば引退という感慨深いシーズンになることがわかっていたのもあって、夏は最高の調整を行うことができ、シーズン当初は4番でスタートした。しかし、他校からの徹底マークにあい、結果が出ず終盤はベンチを暖めることもあった。しかし、出てる奴らを気合で応援することも試合のひとつと割り切り、声を張り上げたのを覚えている。このシーズンは負ける気がしないシーズンでもあり、見事プレーオフの末優勝した。この勢いはすごいもので初の1部昇格のかかった入れ替え戦でも連勝して見事昇格を果たした。不思議なもので学生野球を勝利で終えたのは初めてである。中学や高校などトーナメントだから勝って終えるイコール全国制覇ということだからね(笑)そんなこんなで大学時代はシーズン10試合+入れ替え戦というのが定番で天国と地獄を何度も見てきた。もちろん胃が痛くなる試合だが、記憶に残る試合でもあるので言い経験をしたなあと今では笑って言える。もちろん最後に昇格したからというプレゼントがあったからだと思うけど。
僕ら学生とは違いプロは年俸や待遇にぐっと差が出てくると思う。J2に落ちた広島は厳しい1年が待ち構えていると思うけど、再びJ1に上がってくることを期待しています。がんばれ佐藤!移籍するな、駒野・柏木!
入れ替え戦といえば、天国と地獄を一瞬にして味わう究極の試合。これを大学時代になんとなんと2年の秋から4年の秋まで5季連続で経験した。もっというと卒業後の後輩がその記録をひとつ伸ばしてくれたよ(笑)僕らの野球部は地方の市立大学ということで当然セレクションなどなく、センター試験を経て二次試験を受けて合格した奴らが集う野球部。なので年によってあたりはずれが出てくる、この戦力差が本当に厳しいもんですよ。さて、僕が入学したときは強くもなく、むしろ弱いと思った野球部は2部リーグに所属しのらりくらりとリーグ戦を戦っていた。2年になると幹部学年のゆったりした雰囲気でしまりのないチームになってこれはやばいと思ったらなぜか春は準優勝、これを勘違いした人たちの多いこと、そのつけは確実にやってきました。そうです、秋は最下位となり、初の入れ替え戦出場ということになりました。さらにサプライズは続きます。幹部学年の方たちが「うちらでは限界なので、ここで幹部交代を行う」ということで、入れ替え戦の直前に主将に指名されてしまった。こりゃーえらいこっちゃというのが当時の本音。やってやろうという気持ち以上に「まじでやばすぎる」とビビっていたのも事実。この悪い流れをどうやってかえようかと思う毎日であっという間に当日が来た。結果的に負けてしまい屈辱の3部リーグでの戦いが余儀なくされることになった。ひとつだけ後悔した采配をしたことを覚えている。当時は2年生で2学年上までチームにいたわけで、要は4年生をはずすことができなかったこと。某選手をはずして1年生を使おうと思ったが、外した瞬間にその4年生が腐ってチームに悪影響を与えることを想定して断念したのだが、今思えば思い切って外して1年生にかけてみても良かったと思う。ここで最初の地獄を味わった。
3部リーグに降格してからの戦いははっきり言ってつらいもんでした。なんせモチベーションがあがらない。2部リーグで幹部学年を引き継ぎなんとか1部に上がり4年の秋までに1部でプレーと描いていたわけだからね。さらに後輩の足取りも重い。当時「3部は野球じゃない」という発言を聞いた。野球じゃなきゃ何?と問いただしたいものだったが、そんな気にもならなかった。とにかく上がることだけを考えていたからね。春のシーズンで当然優勝したが、チームに「勝ちたい、上がりたい」という気持ちがあまり芽生えず、さらに一体感に欠ける状態だったので2部への昇格入れ替え戦は敗れてしまった。ここで気持ちを切り替えて皆がまずは2部へという気持ちになったことを肌で感じながら秋を戦い優勝して再び2部昇格の入れ替え戦へ挑んだ。今回は同じ過ちは2度繰り返さないことを選手自信が感じていた(はず)で、めでたく連勝して2部へ昇格(復帰)した。ここで天国を味わった。充実した冬を迎えられることができた。当然オフシーズンの気持ちが違うからね。1年前は絶望の冬だったからね~
4年となり就職活動と平行しながらの春のシーズン。大会前は非常に練習したつもりだったが、前年の「一体感」が感じられず、ズルズルと負けてしまい見事最下位となり再び恐怖の降格のかかった入れ替え戦に出ることになった。しかも、自分の同期3名が就職活動とかの関係で試合に出れないという戦力ダウンの状況での入れ替え戦だった。初戦を落としたと聞いたときに「まじで~」と思ったが、2試合目の奇跡の逆転から吹き返し見事防衛したといったのが4年の春。地獄に足を一歩踏み入れそうになった感じだった。そして、最後の秋のシーズン。終われば引退という感慨深いシーズンになることがわかっていたのもあって、夏は最高の調整を行うことができ、シーズン当初は4番でスタートした。しかし、他校からの徹底マークにあい、結果が出ず終盤はベンチを暖めることもあった。しかし、出てる奴らを気合で応援することも試合のひとつと割り切り、声を張り上げたのを覚えている。このシーズンは負ける気がしないシーズンでもあり、見事プレーオフの末優勝した。この勢いはすごいもので初の1部昇格のかかった入れ替え戦でも連勝して見事昇格を果たした。不思議なもので学生野球を勝利で終えたのは初めてである。中学や高校などトーナメントだから勝って終えるイコール全国制覇ということだからね(笑)そんなこんなで大学時代はシーズン10試合+入れ替え戦というのが定番で天国と地獄を何度も見てきた。もちろん胃が痛くなる試合だが、記憶に残る試合でもあるので言い経験をしたなあと今では笑って言える。もちろん最後に昇格したからというプレゼントがあったからだと思うけど。
僕ら学生とは違いプロは年俸や待遇にぐっと差が出てくると思う。J2に落ちた広島は厳しい1年が待ち構えていると思うけど、再びJ1に上がってくることを期待しています。がんばれ佐藤!移籍するな、駒野・柏木!