我家では「鬼灯の冷徹」でおなじみの小野篁
もちろん百人一首でも有名!
802-853年没で参議という役職だった貴族です
閻魔大王の補佐をしていたという逸話もあります
私が(ミーハーな気持ちで)2017年末に篁のお墓参りをした関係もあり
新年の小野照崎神社参拝を思い立ったのでした
入谷駅からすぐにそこはありました
大正時代の狛犬さんたちがお出迎えです
人感センサーの手水は龍の口からお水が出てきます
本殿をお護りしている狛さんたちは江戸時代生まれ
「阿」の頭には宝珠が乗っています
耳の形も鳥居の脇の狛さんたちとは違う花びら型です
顔つきもハンサムですが、毛並みのカールが「おフランス貴族」ばり!
特に尻尾がマリー・アントワネットみたいでゴージャス
10分弱並んでご参拝させて頂きました
本殿脇の貼り紙に「宮司 小野」とありましたが
すわ!篁さんのご子孫か・・・!?と思ってしまいました
(実は現代の小野さんも凄いお方でした)
左隣に浅間神社さん
江戸時代に流行した富士講
1782年に作られて、高さは5m
この富士塚は重要有形民族文化財指定になっていて
6/30・7/1が山開き
この2日しか登れないお山なのです
お猿は冨士の神様のお使い
真面目な顔をして熱心に拝んでいるみたい
本当の富士山の登山口にも合掌しているお猿がいるそうです
実は行きたいけどなかなか行けない秩父の三峯神社
それがこの神社の境内にありました!
お犬様信仰の三峯講である「三峯山」
本来は山犬か狼かと思わせる厳つい狛犬のイメージなのですが
この三峯山のお犬さんはスッキリしたお顔立ち
江戸人好みなのかな~?
小野照崎神社のご本殿は穏やかな感じだったのに
三峯神社さんはピリッとした緊張感が漂っている気がしました
ううう、コレは生半可なお願いは出来ないかも…
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私が気づかなかっただけなのですが、富士塚の奥にもお稲荷さんがあったみたいです
となると、狛さんたちだけで
「犬」「獅子」「猿」「山犬(狼)」「狐」とまるで動物園
広い境内とは言えませんが、とても気持ちの良い神社さんでした
ありがとうございました