お昼1:00から3女の写真撮影だったので、私一人で午前中に北見市内の風景印を貰いに行きました。
不要の絵葉書に自分の住所と氏名を書いたものに切手を貼ったものを事前に用意!
絵葉書に以前貰って放ったらかしだったシールを使おうを考えました。
この赤い切手のキャラクターは「ふみのすけ」と言うそうです。
「ふみのすけ」は日本郵政公社(現・日本郵便株式会社)が
手紙の良さを伝える「手紙って、ドキドキする。」キャンペーンのキャラクターだったんです。
覚えていらっしゃる方、いますでしょうか?
義母の家から1kmほどの距離にある「北見春光郵便局」
裏手にはコープさっぽろがあり、今までも北見の実家に来る度に買い物に来るお店だったので
この小さな郵便局にも風景印があるのだと初めて知り、多少驚きました。
特産の玉ねぎの形の中に北見工業大学、日本赤十字北海道看護大学がデザインされています。
北見青葉郵便局はピアソン記念館。樹木はハルニレかな?
明治21年に来日したピアソン宣教師夫妻が布教をするために住んだ建物が今も記念館として残されていて
今では(何故か?)「パワースポット」となっているそうです。
JPグループイメージキャラクターのポスティーズ↑の足拭きマット。
彼らは葉っぱ型の雲「タラユウ」に住んでいる妖精という設定です。
マットには各郵便局の名前も一緒にデザインされています。
北見美山郵便局のはカーリングと近くにある牡丹園の花。
美山郵便局の前を通る道。広々としていて、これで晴天だったら気持ちが良いのだろうなぁと思いました。
この辺りの郵便局には少なくても2・3台の駐車スペースは確保されています。
有難い。
寿町郵便局の印は北見市緑のセンター、オホーツクビアファクトリーとビールのジョッキがあしらわれています。
間違って「寿町」以外のマットがセットされてしまったこともあるそうです、と職員さんが笑いながら教えてくれました。
大らかな北海道らしいな、と私も笑ってしまいました。
北見駅前にある市内で一番大きな北見郵便局。
玉ねぎ・薄荷の葉・薄荷記念館・ミントくん・ミントちゃんが配され、比較的可愛い風景印になっています。
美芳郵便局は青葉と同じピアソン記念館、上部には北見自治区の花・菊。
北見は全道一大きな菊まつりが開催されるそうです。
北見市は幾つかの町と合併して現在の北見市があるため、旧市・町が制定していた花は各自治区の花として残されています。
ちなみに現在の市花は「ハマナス」です。
北見とん田郵便局は屯田兵屋と北光社開拓本部跡碑、周囲の山並みが風景印にデザインされています。
とん田とは、北方の警備と開拓のため屯田兵と呼ばれた部隊が駐留していた場所をさすことが多く
屯田兵屋は北見で明治30年から31年にかけて、屯田兵の各戸主に与えられた建物のことです。
こんなバラックのような掘っ立て小屋で北海道の寒さを乗り切るのはかなり辛かったのではないかと想像します。
(そういえばNHK朝ドラ「花子とアン」の主人公の妹ももは北海道の厳しさに耐えかねて上京しています。多分大正初期)
大町郵便局。
私がNの実家に遊びに来て初めて亡義父に連れられてきた郵便局が此処だったので自分では思い出の場所です。
薄荷の葉の中に北網圏北見文化センターが描かれています。
北見南の印は北見ハッカ記念館とソーラーカーをハッカの葉で囲んでいます。
ハッカ記念館は北見郵便局でも使用しています。
北見の良質のハッカは明治時代よりヨーロッパへの輸出でかなりの外貨を稼ぎ
当時大豆や小麦の約10倍の収入にもなったそうです。
ソーラーカーは北見でレースが行われていたためデザインに組み込まれたと思われます。
北光郵便局は無加川と常呂川に挟まれた場所にあります。
近くには京セラの工場があり、京セラの国内向けスマホや携帯電話はすべて此処で作られているそうです。
風景印のデザインは、北見水田発祥の碑・北光開拓記念碑・稲穂が使われています。
北見での稲作は明治34年に「稲作可能」と判断され、約32kmにわたる水田用地の掘削が大正14年に完成しました。
それを機にオホーツクでは珍しい稲作地帯になったそうです。
寒い地域での稲作は苦労が多かったと思いますが、それでもお米が食べたい日本人って本当にお米が好きですね~。
私が義母の家に帰宅するとAちゃんがまた来ていました~♪