昨年ティームティーチングを組んだ1年の先生は子ども達に理解させようと教材研究をしよく努力していたな、と思います。
昨日書いたように、5月1日から算数の非常勤講師としても仕事が始まりました。
5月1日には3年、4年、5年の3つの学年に関わりました。
教務主任から「子ども達の様子を知ってもらうように各学年を見てください」と言われました。
3年は学年主任から「今日は○組には言ってください」と言われ、
4年は学年主任に「少人数のじっくりコースで私と一緒に指導してください」と言われました。
5年は学年主任が作った計画を教務主任が渡してくれ、そこには○組に入ることが書かれていました。
学年によって取り組みが違うのもおもしろいな、というのが最初の感想でした。
で、3年生の1組に行くと担任は驚いたような顔をしていました。
でも、自己紹介をさせてくださり、さあ、算数の授業かと思ったら予定を書くというのです。
まあ、家庭訪問期間だし書く時間がないなら仕方がないか・・・、と思って見ていました。
すると、次はテストを分け解説です。
(それも大事だよな。と思いつつ、丁寧な解説を聞きながら直してある子どもの解答に丸を付けて歩きました。全員が丸になりました。そのことさえ、担任は気づきません)
私が、全員丸になりました、と言うと「持って帰って家の人のサインをもらってきましょう」と言ってしまわせました。
さあ、やっと授業だ、と思ったら筆入れの内容チェックです。
(今は3時間目だし、ティームティーチングの先生が来ているというのに算数が始まりません)
このままでは45分が終わってしまいます。
しかも丁寧に名簿にチェックしながら机間指導しています。
これでは45分が終わってしまいます。
私の介入授業がスタートです。
(子ども達のノートを見て今学習している場所「時間と時刻」がわかりました。)
「さあ、問題です。
AからBを通りC山に登るのに1時間30分かかりました。山頂に着いたのは11時でした。出発したのは何時何分でしょうか」(ABCには実際の学区の地名を入れました)
子ども達は食いついて考え、ちょうど45分が終わりました。
筆入れチェックとほぼ同時でした。
先生、学力を付けるにはまず、45分の授業を大事にしてくださいね。
(初日からこんなことをしていると嫌われちゃうかも・・・)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます