白うさばらし

日々の出来事、陶芸制作のご紹介や展示のご案内。
つくる、たべる、みる、あそぶ、うさばらし。

3月の展示出展はありません

2020-02-29 01:02:00 | 日記
晴れて青空と思ったら、雪のちらつく不安定な気候。夜に、そこそこ積もり、日中溶ける。これを繰り返し、春が近づく。

コロナウイルスに二の足を踏みながらも、明日29日までの近代美術館に、観に行きたいけど、明日にしようか。と思ったら、何だかザワッとして、そそくさと出かける。



近美コレクション。
友田コレクション、西洋版画の名品。
100点ほどのルオーの版画
シャガール/ダリ/ベン・シャーン


ルオー ミロ
ピカソ ピカソ

詩人で本も書いてる友田さんは、仕事の傍にたくさんの作品を収集して、昨年2000点を近美に寄贈しました。自分の高校の友達のお父さんで、日本の現代版画を何点かみたのでした。今回、最初にあった清水敦のメゾチントは友田さんの本の挿絵でした。
ちいさなものたちの本は、友達兄弟の話で微笑ましくおもしろいです。
学生の時に版画は、ドライポイント、エッチング、リト、シルクスクリーンなど少しやったので好きなジャンル。版を作る行程がたくさんあり、大変なので、プレスして紙を剥がした瞬間がドキドキ。
今回は、前期、後期で入れ替え400点ほどの公開でした。
国内の近代作家もたくさんあるはずなので、次の冬のコレクション展が楽しみです。

松樹路人展 油彩

何点かは常設で見た作品です。筆跡のなく、つるんとしたマチエールと赤、スカーレット(^^)北海道を意識した故郷への想いが嬉しい。なので、収集したのかな。

瀧川嘉子展 ガラス 版画 設計図

スライスしたガラスを貼り合わせた立体。
設計図がおもしろい。重なる層の厚さで色も深まり屈折した光の凹凸がキレイ。

最後にあったパートドヴェールの龍の香炉

流れる赤とってもひかれる
こんなにいいモノ集めてたんだ
近美のガラス収蔵品は、うっとりどっさりあって、たまに会いたくなる。


かきはらひとみ絵画展 三越2日まで

念願の三越個展おめでとう。
黒猫が動物仲間に出会う旅がテーマ。
この時期で残念だけど、たくさんのお花が届いてお祝いしてくれてる。


帰って来たら、緊急事態宣言。
みてきてよかった。明日29日から近美も閉館。このまま展示も終わってしまう。
もしかして、自分が最後に観た人かもしれない。4時半まで入場だったら。
美術館は、冬場のしんとした空間がスキ。
今日は、コロナのお陰で来館者少なくて職員の方が多かった。
二階の椅子から外の木々や空を見るのが楽しみ。冬でも動く彫刻がゆっくり回る。

3月は、出展予定ゼロですし、教室は地味にやります。
来週は、コロナでこれない人も多いので、素焼は月末に延期して、それまでに作ってもらえれば次の本焼きに間に合う予定です。


新しいベッドが小さかったけど、うまく入って寝てる犬ケン。





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