ちょこっと山歩き

山が大好きな30オトコの思い出登山日記です
が・・・ひとりごとはもっぱら「食」のコト

【4日目】行く年来る年。鳳凰三山初日の出山行。

2011-11-01 20:28:48 | 南アルプスの山
2006年1月2日

鳳凰小屋(9:00) === 御座石鉱泉(13:08) === 穴山 === 高尾 === 自宅


1月2日の朝は雪

最終日。

雪が少なかったことや天気に恵まれたということもあって、
これまで計画通りに行動できた。
ただ、この日は起きたらすでに雪が降っていて、
時折けっこう激しく降っていた。

やっと、冬山に来た感じがした。
新たに30cmくらい一気に積もったんじゃないかと思う。


下山。雪の中で小休止するNobu兄

6:00起床。9:00出発。
下山日ではあるもののこの日も相変わらず出発が遅くなった。
反省しなければならない…。

鳳凰小屋から尾根伝いに御座石鉱泉に下る。
途中、ルートが細くなったり急な箇所があるので、
アイゼンを付け、ピッケルを携帯することにする。

なかなか長い下りだった。
お昼ごろには雪も止み、汗ばんでくる。


下山。雪の中で小休止する私

13:08、御座石鉱泉に到着。
ここまで下りてくればもう遭難することはない。
思っていたよりも順調に行動することができた4日間、
今回も無事に下山することができました。
Nobu兄、本当にお疲れさまでした。

ちなみに、御座石鉱泉の一軒宿でお風呂を頂いたのですが、
そこらじゅうがボロボロでもうホント最悪な風呂でした。
シャワーなんてなくって、蛇口からは水しかでなくって、
お湯は汚くって、もう二度と入りたくない。
まぁ、2006年1月2日現在の話ではあるけれど…。





今回の登山路を赤線で示した鳳凰三山付近の詳細地図です。
サムネイルになっているのでクリックしてご覧ください。

P.S. この地図はYAHOO!の地図サイトから勝手に取得し加工したものです。
もしも、大問題でしたらゴメンナサイ…。ご連絡を。


朝:味噌ペミカンによる味噌煮込みうどん

行く年来る年。鳳凰三山初日の出山行。

【3日目】行く年来る年。鳳凰三山初日の出山行。

2011-10-31 21:32:09 | 南アルプスの山
2006年1月1日

南御室小屋(8:45) === 薬師岳(10:22-10:55) === 観音岳(11:22-12:00)
=== 地蔵岳オベリスク(13:45-14:15) === 鳳凰小屋(15:05)


縦走路を行く

鳳凰三山とは薬師岳(2780㍍)・観音岳(2840㍍)・地蔵岳(2764㍍)という三つの山の総称。
それぞれに仏の名が付けられていることからも山岳信仰の篤い山であったことがうかがえる。

この日、1月1日は、今回の山行のメイン。
まずは初日の出を拝み、鳳凰三山のそれぞれの頂を目指す。
というわけで起床は4:00を予定していた。

南御室小屋は樹林の中にあるため、初日の出を見るためには、
暗いうちに出発して森林限界点まで歩かねばならないからだ。

が、が、が、が、が、しか~~~し。。。

あろうことか二人して二度寝。起きたら7時15分。


白峰三山(右から北岳、間ノ岳、農鳥岳)

ここに初日の出山行の名は有名無実化したわけだが、もうしょうがない。
どうあがいてもこの日の太陽は巻き戻しできない。
といっても、まさか2時間近くも二度寝してしまうとは驚いた。

おかげで出発したのは8:45。
冬山でこんな遅い出発はありえないと思う。

反省。

森林限界点までは南御室小屋から1時間くらい。
この日も良い天気だった。
一日中、白峰三山は左手にあり、仙丈ケ岳や甲斐駒ヶ岳、
北アルプスに八ヶ岳、奥秩父の山々もよく見えた。


歩いてきた稜線を振り返る

稜線に出ると、風で飛ばされてしまうのか本当に雪がなくなる。
この年は前の年の12月から雪の多い年で新潟県などでは、
各所で雪害をもたらしていたくらいだったのに、
南アルプスあたりではそんな雪の影響も少ないみたい。

吹き溜まりでも50cmくらい、稜線はほとんど夏道だった。
アイゼンにワカン、スコップなど冬山装備は万全だったが、
少なくともこの日までは無駄ボッカだった。

「この日までは」というのも、翌日の最終日は、
朝から雪になり無駄ボッカも無駄ではなくなったからだ。


薬師岳(2780㍍)山頂にて

10:22に薬師岳。11:22に観音岳。13:45に地蔵岳のオベリスク。
出発は遅かったものの、順調に歩けたため、ちょっと多いくらいに休憩をとりながら歩いた。
ただ、残念なことにオベリスクは断念。登ったふりをして満足とする。

オベリスクは岩峰のため、それなりのクライミング技術がないとケガをしかねない。


地蔵岳のオベリスク

15:05には鳳凰小屋に到着。鳳凰小屋も年末年始は営業している(2006年現在)。
しかし、この小屋のテント泊用?!のトイレは最低最悪だった。
どんなにトイレに行きたくなっても絶対に行きたくないトイレだった。

環境にも最低最悪なトイレ。一日も早く改修してもらいたい。
この日の夜は雑煮雑炊を食べた。美味しかった。


朝:ベーコンチーズホットドッグ / 昼:嗜物 / 夜:雑煮雑炊

【4日目】行く年来る年。鳳凰三山初日の出山行。

【2日目】行く年来る年。鳳凰三山初日の出山行。

2011-10-30 14:08:17 | 南アルプスの山
2005年12月31日

竜王駅(5:00) === 夜叉神登山口(5:50-6:25) === 夜叉神峠(7:30-7:45) === 1950㍍付近(8:30-8:45)
=== 杖立峠の道標(9:30-9:45) === 山火事跡(10:15-11:15) === 苺平(12:22-12:40) === 南御室小屋(13:00)


2005年、最後の日の出

ぜんぜん眠れずに朝をむかえる。
5:00、予約していたタクシーに乗り込み夜叉神の登山口へと向う。
5:50着。雪はほとんどない。

体操など準備をして6:25出発。
まずは夜叉神峠へと向う。

7:30夜叉神峠に到着。


夜叉神峠にて

明けたばかりの朝日に輝く白峰三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)が美しい。
快晴である。本当に冬山なんだろうか?!と疑いたくなるくらい雪は少なく、
まるで夏山を歩いているかのように順調に進む。

時間的にも気分的にも余裕ができたので、途中、山火事跡付近で大休止。
1時間くらい昼寝。マジで寝てた自分がいた...。


山火事跡付近で

13:00には南御室小屋に着いた。
今夜はここのテントサイトにテントを張って泊まる。
普段、冬期の間、ここの小屋は閉鎖されているものの、
年末年始だけは開いている(2006年現在)。


南御室小屋

昔、父と来たときと何も変わっていないような気がした。
テント場も水場も、そして周りの木々も…。
ただ、父と相撲したテント場の土だけは雪の下に隠れてた。

初めてむかえる山での年越し。
なんだか変な感じがした。
夜は年越しそばを食べた。
ラジオからは紅白歌合戦が流れてた。
星達が手に取るようにキレイだった。
19:00の気温は-13℃。
雪は少なくても、やはりとても寒かった。


朝:某スーパーの牛丼 / 昼:ライ麦パンにピザソース / 夜:年越しそば

【3日目】行く年来る年。鳳凰三山初日の出山行。

【1日目】行く年来る年。鳳凰三山初日の出山行。

2011-10-27 12:06:05 | 南アルプスの山
2005年12月30日

自宅 === 高尾 === 竜王

20:15にJR高尾駅でNobu兄と待ち合わせる。
今回はNobu兄とふたりだけでの山行。
冬の南アルプスは鳳凰三山だ。

Nobu兄とはこの年の3月に行った天狗岳以来の山行だった。

鳳凰三山は懐かしい。

私が父に連れられて初めて登った高い山がこの山だった。
10年以上ぶりに鳳凰三山に帰った。

21:13の電車に乗って甲府の少し先の駅、竜王まで行く。
22:51着。今日はここで駅寝。
駅長さんに断り、ホームの待合室をお借りして寝ることに。

終電が去り、駅が静まるまで近くのコンビニで時間をつぶす。
近くといってもけっこう歩いてやっと見つけたコンビニだったが…。

相変わらず駅寝ではよく眠れない。

それに追い討ちをかけるようにホームレスのおっちゃんが待合室に入ってきた。
寝ているあいだにザックなどをあさられるんじゃないかと思って余計に寝れなくなった。


【2日目】行く年来る年。鳳凰三山初日の出山行。

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