ちょこっと山歩き

山が大好きな30オトコの思い出登山日記です
が・・・ひとりごとはもっぱら「食」のコト

【16日目】ふたたびイエローストーン国立公園へ

2009-11-23 06:09:26 | アメリカ国立公園の旅
2008年9月16日

Grant Village === Lake Country === Canyon Country === Canyon Lodge

ぜんぜん眠れなかった。寒くて寒くて仕方がなかった。
もうキャンプは嫌だ。ほんとにほんとに嫌だ。
といってもこれが最後のキャンプだったので耐えた。

ふたたびイエローストーン国立公園へ。

ということで昨日中にイエローストーン国立公園まで戻り、
Grant Villageで最後のキャンプをしたわけだ。

そういえば、イエローストーンに戻る途中、
目の前で鹿が車にはねられたのを見た。
自分の運転する前の車が鹿をはねたのだ。

公園内とはいえ信号機なんてものはないから、
100㌔は軽く超えるスピードで車は走ってる。

そこにいきなり鹿が飛び出してきたもんだから、
鹿も車もひとたまりもない。

ショックだった。本当にショックだった。

ひかれた後の鹿は苦しみもがきながらも生きていた。
見てられなかった。本当に見てられなかった。
車の運転手が鹿より車を心配していたのが許せなかった。

ただ、いつ自分が当事者になるかもしれないと思うと
もう運転なんてしたくなくなった。怖かった。

レンジャーステーションにはいちおう通報。
アメリカの国立公園レンジャーは一種の警察的な存在なので。

というような事件を経ての翌日。16日目。

寝不足でまったく元気が出なかった。
まったく歩く気力さえなかった。

が、まずはLake Countryと呼ばれるエリアへ。
Yellowstone LakeのほとりのWest Thumbでトレイルを歩いた。

湖の中からも間欠泉が…。


Fishing Cone

その昔、釣り人が釣り上げた魚をこの中へ落としてしまったが、
すぐに魚がゆであがってその場で食べることができたというからおもしろい。
もちろん現在そのような行為は禁止されておりますが…

と、Lake Countryを足早にあとにしてCanyon Countryへ。
途中のヘイデンバレーは美しい。


Hayden Valley

イエローストーン川が蛇行するヘイデンバレー。
バッファローがたくさんいた。

さて、ヘイデンバレーを過ぎてCanyon Countryへ。
Canyon CountryといえばGrand Canyon of the Yellowstone。
長さ32㌔にわたって続く絶壁。深さ240~360㍍の峡谷。
アメリカの国立公園史でも有名なモランの絵の舞台。


Airtist Pointからの眺め

Airtist Pointからの眺めは感動だった。
これまで絵や写真の中だけでしか
目にしたことのなかった景色が目の前に。

Airtist、モランの絵はここで描かれたのだ。

ちなみにAirtist Pointから見える滝の名は「Lower Fall」。
見えないがその奥には「Upper Fall」という滝もある。

Lower Fallの落差は93㍍。
Upper Fallは33㍍だ。

この日はAirtist Pointに立ち寄ったあと、
Upper Falls Viewという場所にも行ってみた。

ドギマギする迫力だった。


Upper Fall

寝不足すぎだということもありこの日の観光はこれで終了。
この日はこの旅一番の高級ロッジ、Canyon Lodgeで宿泊。
なんと一泊150㌦。貧乏旅行には辛い出費。

思う存分高級ロッジを満喫してやろうとチェックイン
確かにそのアメニティの充実ぶりには圧巻だった
なんといっても綺麗。綺麗すぎる…


Canyon Lodge

でも、この素晴らしいロッジを一気に台無しにさせた事件。。
poo-poo事件については、、、やっぱり控えよう。


朝:ベーコンエッグとベーグル(自炊) / 昼:ヨーグルト / 夜:トマトとガーリックとマッシュルームのパスタ(自炊)


【17日目】に続く


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2 コメント

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Unknown (大樹)
2014-02-09 08:42:26
こんにちは。楽しく読ませてもらいました。このブログを今後も参考にさせてもらいます。ありがとうございました。
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ありがとうございます (管理人)
2014-07-21 09:22:12
参考になるかわかりませんが、これからもよろしくお願いします。
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