ちょこっと山歩き

山が大好きな30オトコの思い出登山日記です
が・・・ひとりごとはもっぱら「食」のコト

北アルプスの山 INDEX

2014-11-02 23:11:33 | 北アルプスの山
北アルプスの山々の登山記録はこちら。

穂高連峰縦走 ~ 岳沢から前穂高岳、吊尾根を経て奥穂高岳へ、涸沢からパノラマコースで下山する ~ (2014.9)
穂高連峰 ゴジラの背、奥穂高岳、ジャンダルム (2013.8)
槍ヶ岳で秋の吹雪に見舞われて (2006.10)
憧憬…初秋の穂高岳山行 (2005.8)
古の徳本峠を越えて穂高連峰へ (2005.7-8)
北アルプス大縦走 ~烏帽子岳から剱岳へ~ (2003.7-8)

【最終日】穂高連峰縦走 ~ パノラマコースで下山する~

2014-11-02 23:09:05 | 北アルプスの山
2014年9月13日

涸沢===<パノラマコース>===徳澤===明神===上高地===自宅



涸沢の朝

とっくに朝日は登り、モルゲンロートも拝めず。
起きたら7時。よーく寝た。
朝ごはんは素麺を茹でて昨日の残りのカレーをかける。
カレーにゅうめん。
容易に想像はできるが美味しいのだ~。


計画書通りパノラマコースで下山することに

8時20分。テントも撤収し終わり下山開始。
ギリギリまで迷うもパノラマコースで下山することに。


パノラマコースは・・・

中級者以上向きのコースなわけで、
雪解けが終わる8月中旬以降しか歩けない道。

パノラマコースの入口には県警の人がいて、
登山の経験値などを聞かれました。
以前、屏風の頭までは往復したこともあるので、
すんなり通してくださいましたが・・・。


けっこう激しい道なのです

「ダマされた。もう下るだけだと思ってたのに!!」
と、嫁にブツブツ言われながら歩くことに・・・。


気が抜けない

朝一から気の抜けないスタート。


それでも景色は最高で

さらば、穂高。さらば、涸沢。
また来るぞーーーー。


高曇りのなか槍もくっきり


ミヤマコゴメグサ

お花畑も終焉の時期なれど最後までとてもキレイに咲いています。


なんだろな??


ミヤマトリカブト?!

トリカブトの仲間であることには間違いなし!!
つまり、猛毒なわけです。


ん??

高山植物も興味をもって勉強したら面白いんだろうなぁ。


屏風のコル

屏風のコルには9時10分着、ここから一気に下ります。


前穂高岳東壁

井上靖の小説『氷壁』の舞台、前穂の東壁を右に眺めながら・・・。
いつか自分も登ってみたいけれど、、岩登りのセンスはない。


徳澤までもう少し

新村橋手前でパシャリ。


新村橋にて


徳澤では恒例のこれ

もともとは牧場だったのですよ。
モ~~~~。


帰ってきました上高地

徳澤から上高地まではちょうど1時間。
嫁、早いね!!!


打ち上げはもちろんココ

疲れも吹っ飛ぶ“たくま”のとんかつ!!
お疲れ様でした。


朝:カレーにゅーめん 昼:行動食 夜:―

穂高連峰縦走 ~ 岳沢から前穂高岳、吊尾根を経て奥穂高岳へ、涸沢からパノラマコースで下山する ~

【2日目】穂高連峰縦走 ~ 重太郎新道から前穂高岳へ、吊尾根から奥穂高岳へ、そして涸沢へ ~

2014-10-13 23:06:39 | 北アルプスの山
2014年9月13日

岳沢小屋===<重太郎新道>===前穂高岳===<吊尾根>===奥穂高岳===<ザイテングラート>===涸沢


4時起床。よく眠れた。
2人ともあまりお腹は減っていなかったので予定していた朝ごはんは作らず…。
山では体力が命なので本当はいけないのだけど仕方ない。


テント撤収

5時10分出発。もう少し早く出たかった・・・。
けれど、テント組のなかではどうやら早いほう!?
最近の登山者は朝が弱いのだろうか!?
奥穂の南陵に取りつく人たちがテントの横を歩いて行った。


焼岳と乗鞍岳を撮る

すでに周囲は明るい。そして、寒い。


重太郎新道を登る


どんどん登る

岳沢小屋を超えると地図上の等高線が一気に狭まるわけで、
つまり急な登りが続いて体力的にはキツイわけだが、
一気に標高を稼ぐことができるので景色は素晴らしい。

朝日に燃ゆる山々が美しかった。


重太郎新道は中級、上級者向き


けっこう危ない箇所もある


でも、振り返るとこんな感じで・・・


でも、でも、緊張が続きます

そもそも山に慣れていない人、重い荷物を背負い慣れていない人は、
重太郎新道、というよりも穂高連峰の頂に登るのはナンセンス。


だけど、誰もが登りたくなる景色が待っている

のも事実。


こんな登山道を登れる自信がある人のみ

登ることが許される場所。


紀美子平まであとちょっと


前穂高もどんどん近くなってきた


高度も抜群

焼岳、乗鞍岳、御岳山まで一望だ。


明神の稜線

いつか登りたい明神の稜線もクッキリ。




登っていると温かいが、止まるとすぐに寒くなる。
まだ9月の中旬なのに、高山植物には霜が降りてる。

さて、、、


新しくなったばかりの梯子を通過して


急な鎖場を抜ければ・・・


紀美子平に到着

7時30分。


吊尾根から奥穂高への稜線も美しい

紀美子平の「紀美子」とは、重太郎さんの娘のお名前。
重太郎さんがこの道を開拓したときは梯子もなければ鎖もない、、、
本当にすごいよなぁと思いつつ登ると感慨深い。
今、こうして上高地から前穂高岳に登れるのは重太郎さんのおかげ。

感謝、感謝。


前穂高岳を往復します

7時45分。紀美子平を出発。
荷物を置いて前穂高岳を往復。


往復1時間

すでに何回か来ている場所ではあるのだけれど人間の記憶なんぞ曖昧なもので…。
もう少しすんなり頂上へ行けるかと思っていたけれど意外に険しい。

紀美子平から前穂高は往復1時間。


無事に登頂

前穂高岳、3090m。
8時15分。
360度、美しすぎる景色。


槍ヶ岳もくっきり


南岳から槍ヶ岳の稜線


これから向かう奥穂高岳


北尾根を登るクライマー

懐かしの北尾根。中学生時代を思い出す…。
近いうちにまた登りたいのだけれど、、
こうした連休は大渋滞してしまうようで、、
平日に休める学生時分が恋しくなる。


吊尾根経由奥穂高行き

8時35分、前穂高岳山頂を後にして奥穂高岳へ。


吊尾根を歩く嫁


けっこうな高度感

吊尾根もこれで3度目のはずなんだけれど、
こんなに良い天気だったのは初めてだったこともあってか、
こんなに高度感あったっけなぁと驚き・・・。


前穂高岳と北尾根

吊尾根からは先ほどいた前穂高岳へと続く北尾根の稜線が美しく・・・。


頑張る嫁

やはり荷物の重さに耐えられず、、、嫁、時折り涙を流しながら!?
いやいや、歯を食いしばりながら吊尾根を登っていきます!!!

さすが、我が嫁。


一歩一歩、奥穂高に向けて登ります

しかし、この吊尾根を登っている途中で気になるグループが・・・。

重太郎新道では確かに仲間と登っていたはずの女性がなぜかひとり。
しかも、かなり疲れている様子で遅れている。
周りに同じメンバーがいる様子もなく、、、あり得ない状況。
こういうことが遭難につながるのに、ルールがなっていない。
そんな人たちは山に登る資格はない。
仲間は何があっても仲間。置いてきぼりとかありえない。


さておき、到着

11時30分。1年ぶりに奥穂高岳の山頂へ。
すごい人混みで、、社の前では写真は撮れず。。。
30分程大休止して涸沢へ。

のはずが、、、


穂高岳山荘直上で大渋滞

普段なら山頂から30分の穂高岳山荘がなんと2時間。
何度も穂高に訪れているのにこんなことは初体験。
寒いなか1時間以上、鎖場と梯子場の手前で待たされて、、、
イライラしている人もいるしでこっちもイライラ。。。

さすがにまいりました。


涸沢の雪渓

それでも穂高岳山荘からは順調で涸沢まで1時間20分。


ビールで乾杯

15時30分、涸沢に着いて、テントを張って、さっそくビール。
だけど、、楽しみにしていたおでんは売り切れ、残念無念。


仲間とも会えず

同じ登山クラブの別動隊の仲間とも会えないくらいの人×1000。
「会えたらいいね」という軽いノリで出会える人とテントの量ではなく。

本当に残念。

次回は無線機ともう少し丁寧な待ち合わせの打ち合せが必要だと痛感(笑)


100番

でも、テントプレートは縁起良く!?
今日はうるさい大阪のおばちゃん軍団もいないのもこのおかげ!?笑

この夜は嫁特製のカレーライスに舌鼓。

岳沢よりも寒い涸沢の夜。
流れ星も2つみて(ホント)。
願い事は3つして(ウソ)。
満点の星空の下、涸沢の夜は更けていきました。


朝:ウィダインゼリー 昼:行動食 夜:美味しいカレーライス

【最終日】穂高連峰縦走 ~ パノラマコースで下山する~

【1日目】穂高連峰縦走 ~ 上高地から岳沢へ ~

2014-10-06 23:35:04 | 北アルプスの山
2014年9月13日

自宅===沢渡===上高地===岳沢小屋

せっかくの3連休。
どこ行く!?どこ行く!?と計画を進め、
毎年恒例、穂高にいくことに。

前日の金曜日、23時過ぎに帰宅しすでにヘトヘトだったものの、
2時間の睡眠、3時30分、自宅を出発。

なんとか渋滞には巻き込まれたかったものの天気予報が最高の3連休、
中央道の小仏トンネル付近ではすでに渋滞を予感させる交通量。
あとあとの話では、もし1時間出発が遅れていたらとんでもない渋滞に巻き込まれていた様子。

8時、沢渡に到着。

高年夫婦に声をかけ相乗りでタクシー。
上高地までは一律4200円だ。
4人で乗れば1000円ちょっとなのでバスより安い。


上高地はいい天気

9時15分、上高地を出発。


穂高連峰

これから登る岳沢、前穂高岳、吊尾根、奥穂高岳もくっきり。




嫁も山をはじめてもう4年。いっちょまえの山ヤです。


旦那

山をはじめて早25年。岳沢からの穂高連峰は今回で3回目。


岳沢湿原を歩く

木道歩きは気持ちがいい。


アメリカにも負けないTHE NATIONAL PARKの景色

奥に見える山は六百山。2450mだ。


ほんとうにいい天気


岳沢登山口

今日は岳沢小屋でテント泊。約2時間。
身体には優しい行程。ゆっくり行こう!!


張り切る嫁

食糧は私が持つ!!と全ての食糧を持ったばかりに、
予想通り途中でへたばった嫁。。。。

まだまだだなぁ~。


ミソガワソウ

ミソガワソウかなぁ!?
もう高山植物の季節も終わり。
枯れ始めてる・・・。


???

こちらの花も枯れ始めてます・・・。


振り返れば上高地の台地


岳沢を見上げます


アザミ属であることは間違いない


岳沢到着

11時45分、岳沢到着。
すでにテント場は満員!!


沢のなかしか空いておらず…

本来ならば正式なテント場ではないものの、
天気の崩れも心配ないので岳沢のなかにテントを張る。
岩がゴロゴロ、落石が怖い。

どうやら岳沢小屋はじまって以来の人混みだったようで、
100張り近いテントが岳沢小屋周辺を覆い尽くしたようです。


岳沢の我が家

お昼は中華三昧!!その後、夕方近くまで爆睡。
なんと言っても睡眠時間2時間で車を走らせてきたわけですから…。
寝ずにはいられない眠たさだったのです。

夜は嫁特製の豚キムチ鍋うどんを美味しくいただき岳沢の夜は更けていきました。

星がきれいな夜でした。


そういえば、隣にテントを張っていた大阪のパーティがうるさいのなんの。
それも若人ではなく50代~60代のオバサンを中心としたパーティ。
御昼過ぎから夜までず~~~~~~~~~~っとしゃべりっぱなし。
ある意味、尊敬するほど、品のないこと、品のないこと。。。

あなたたちだけならどんなに騒いでもいいけどさ、勘弁して~。


朝:コンビニでチキン 昼:中華三昧 夜:豚キムチ鍋うどん

【2日目】穂高連峰縦走 ~重太郎新道から前穂高岳へ、吊尾根から奥穂高岳へ、そして涸沢へ~

穂高連峰縦走 ~ 岳沢から前穂高岳、吊尾根を経て奥穂高岳へ、涸沢からパノラマコースで下山する ~

2014-10-06 22:35:52 | 北アルプスの山
■ メンバー 
Sayu / Dai 

■ 期間
2014年9月13日~9月15日

■ 目的
今年も穂高、涸沢へ

■ キーワード
穂高連峰
岳沢
前穂高岳
吊尾根
奥穂高岳
涸沢
パノラマコース
徳澤
上高地
中部山岳国立公園


【1日目】穂高連峰縦走 上高地から岳沢へ

【最終日】穂高連峰 ゴジラの背、奥穂高岳、ジャンダルム

2013-09-16 09:25:06 | 北アルプスの山
2013年8月11日

涸沢===本谷橋===横尾===徳澤===明神===上高地===自宅


涸沢のテント村と穂高連峰

最終日は快晴。この山行、一番の天気。


涸沢小屋と涸沢岳と北穂高岳


涸沢ヒュッテから北穂高岳


涸沢のテント村と北穂高岳


快晴の奥穂高岳

とてつもなくのんびりな朝を過ごして出発は9時。
11時に徳澤で別チームと合流があるのにヤバいヤバい。
一気にくだる。


徳澤のソフトクリーム

11時20分。徳澤着。
ふ~。急ぎました。
美味しいソフトクリームを食べて上高地へ。


白骨温泉

下山後のお風呂は白骨温泉へ。
乳白色の湯、もう温泉の素は入れてないはず。
でも、、浴槽が小っちゃかったな。。


たくまのトンカツ

打ち上げは松本駅前のたくまのトンカツ。
たらふく食べて、大満足。
今回の山行も無事に終わり、お疲れ様でした。


朝:雑炊 昼:トンカツ 夜:―

穂高連峰 ゴジラの背、奥穂高岳、ジャンダルム

【3日目】穂高連峰 ゴジラの背、奥穂高岳、ジャンダルム

2013-09-16 09:03:47 | 北アルプスの山
2013年8月10日

涸沢===奥穂高岳===ジャンダルム===奥穂高岳===涸沢

今日は奥穂高岳を超えてジャンダルム日帰り。
朝はのんびりして出発したのは8時。
2時間かからずザイテンを登り切り穂高岳山荘へ。
10時30分過ぎには奥穂高岳山頂に到着。


奥穂高岳山頂

残念ながらガスっていてときおりきれる雲の合間から青空がのぞく程度。


馬の背

そのままジャンダルムを往復することに。
馬の背、なかなかスリリングでした。
一般ルートとはいえ日本最難関ルートなので要注意。


ジャンダルムから帰還

雲もきれそうもないので下山することに。


穂高岳山荘にて


ザイテンクラード

かもしか登行で涸沢まで30分。
とはいかなかったものの早いペース。
雪渓はおもいっきり滑って下りました。
はやい~。

この山行、最後の涸沢の夜。
夜には晴れてきて星がきれい。
流れ星も見れました。

願い事は…!?



朝:餅、味噌汁 昼:おでん、ビール、うどん 夜:ハヤシライス

【最終日】穂高連峰 ゴジラの背、奥穂高岳、ジャンダルム

【2日目】穂高連峰 ゴジラの背、奥穂高岳、ジャンダルム

2013-09-15 15:33:34 | 北アルプスの山
2013年8月9日

涸沢===東稜(ゴジラの背)===北穂高岳===涸沢


朝の北尾根

今日はこの山行のメイン。北穂高岳に東稜から登る。通称、ゴジラの背。
一般ルートではないこのルート。
いわゆるバリエーションルートと呼ばれるわけで、
登攀用具一式が必要になってくる。

今回は晴れていたこともありルートの写真もしっかり撮ることがでた。
ここでも多めに写真を使って紹介するので参考にしてもらえればと思う。
(※あくまで参考程度に。鵜呑みにすると危険)


このガレ場が目印

涸沢から1時間ほどは一般ルート。
南稜のクサリ場の手前のガレ場が東稜へ取りつくトラバースの目印。


当たり前だがルートマークなどない

ヘルメットをつけて東稜の取り付き目指して歩いていく。


東稜の取り付き点

上の写真の矢印周辺が一般的に言われている東稜の取り付き点。
そこを目指して登っていく。落石には特に気をつけながら。


北穂沢を見上げる

何が怖いって落石が怖い。


雪渓

途中、それなりに大きな雪渓がある。
滑ったら危ないので今回は巻いた。


歩きにくい

ゴーロ帯なわけで歩きにくい。
でも、できる限りスピーディーに歩く。
落石にやられないように。


取り付き点まであと少し


意外に急


踏み跡を頼りに


せっせせっせと


上から見るとこんな感じ

意外に急なのである。


もうひと踏ん張り


あとちょっと


到着

一般道を離れてから1時間もかからないくらいか。
嫁、よく頑張りました。ここで大休止。


景色は最高

横尾本谷。右手前は屏風の頭、中央奥は常念岳。


穂高の山並みも美しい


いざ、ゴジラの背へ

ガチャ一式を身につけていざ出発。


天気も上々


高度感は抜群


槍ヶ岳もきれい


ゴジラの背の核心

ここを超えればもう一安心。


ラストは懸垂下降

だいたい10mくらいだろうか。


この岩稜の左側を懸垂下降


あとは北穂高の山頂目指して登るのみ

とはいえ、最後まで気を抜かずにしっかり登る。
最後の最後は大キレットの一般ルートに合流して頂上へ。


ゴジラの背完登

無事にゴジラの背を完登。
アルパイン初級のルートとはいえ喜びはひとしお。


ゴジラの背

登ってきたゴジラの背を南稜より眺めてみる。
まさにゴジラ!!!
というわけで、南稜を下って涸沢へ。


エゾゼミ

途中、3000m付近にセミが…。
新種か?!と思いきや「エゾゼミ」とか。
蝦夷といいつつ長野にも多いらしい。


もちろんビール

涸沢に下山して昨日に引き続いてビール。
おでんとビールのセットで1400円。
3日間でひとり3800円というビールの消費量。


のんびり~

お昼はビールとおでんにらーめんを食べつつ、
フランスパンも焼いての~んびり~。
夜は麻婆うどん。これもまた美味でした。


朝:トムヤム雑炊 昼:おでん、ビール、とんこつ醤油らーめん 夜:麻婆うどん

【3日目】穂高連峰 ゴジラの背、奥穂高岳、ジャンダルム

【1日目】穂高連峰 ゴジラの背、奥穂高岳、ジャンダルム

2013-09-14 22:49:50 | 北アルプスの山
2013年8月8日

自宅===沢渡===上高地===明神===徳澤===横尾===涸沢


上高地

今年の夏は久しぶりに涸沢へ。


明神五峰

前日は夜まで仕事。横尾までは単調な道。歩きながら寝てしまう…。


徳澤

いつにないスローペースで徳澤。氷壁の宿。


本格的な山道へ

横尾で大休止、45分間みんな爆睡。


屏風岩

おかげで体力回復。横尾からは絶好調。
青白ハングを仰ぎ見ながら本谷橋へ。


本谷橋

本谷橋と蝶ケ岳。いいペースいいペース。


口をすすぐ嫁

昔は飲めた本谷橋付近の斜面からの湧水。
今はもう飲めません。
でも口をすすぐぐらいなら大丈夫。


北穂高岳東稜

明日登る北穂高。この写真は本谷橋の手前です。


急登

本谷橋を過ぎると急な登りが続きます。
一番しんどい時だけれど耐え忍ぶのみ。


涸沢まであとちょっと

雪渓も出てきて今日の行程もあと少し。


かんぱ~い

涸沢でかんぱーい。マジで美味すぎて仰天。


涸沢から北穂高

ビールを片手に明日登るゴジラの背を仰ぎ見る。
う~ん、美しい…。


涸沢の夜

夜は本格カレーに舌鼓。涸沢の夜は更けていきました…。


朝:コンビニ弁当 昼:おでん、ビール、みそラーメン 夜:カレー

【2日目】穂高連峰 ゴジラの背、奥穂高岳、ジャンダルム

穂高連峰 ゴジラの背、奥穂高岳、ジャンダルム

2013-09-14 18:37:24 | 北アルプスの山
■ メンバー 
Nobu兄 / Sayu / Dai 

■ 期間
2013年8月8日~8月11日

■ 目的 
アルパインクライミングへの第1歩

■ キーワード
穂高連峰
涸沢
ゴジラの背
北穂高岳
奥穂高岳
ジャンダルム
中部山岳国立公園


【1日目】穂高連峰 ゴジラの背、奥穂高岳、ジャンダルム

【最終日】古の徳本峠を越えて穂高連峰へ ~死体安置所で寝てたんですかね~

2012-08-24 22:35:11 | 北アルプスの山
2005年8月4日

涸沢 === 横尾 === 徳沢 === 明神 === 上高地

2:30起床。

起きたくなくても起床。
涸沢に定着してから100%毎日2時には起床。

理由?

そんなん聞かなくたっておわかりはなず…。
寒すぎなんですよ。ほんとに寒いんです。
1時から2時にかけてが本当に寒いんです。

そんな今日はもう下山。
なので寒いのに耐えるくらいなら
早く下山準備して下山したほうがいいと決め込み、
すぐに起きて真っ暗闇のなか下山準備開始。


なんじゃこりゃ

テントを撤収するとびっくり仰天。
この5日間で60cm以上も雪が融け、
テントが張ってあった場所だけ写真のような状態に…。
天然の死体安置所!?
どうりで息苦しかったわけである。
ここまで気付かない俺も俺で鈍感なのか…。

4:45。また1ヵ月後に、と穂高の峰々に別れを告げる。
ザックを降ろすことなく一気に上高地へ。ジャスト8:00。

いつも下山後にお世話になっている
上高地アルペンホテルのお風呂をいただいて
1週間の汗と垢を洗い流してすっきり。

入浴後はほてった身体を梓川の涼風にさらしながらベンチでぼんやり。
五千尺ホテルの売店で少しだけお土産を買っていざ下界へ。
新島々行のバスに乗り込み、上高地よ、穂高よ、さようなら。
松本でいつものトンカツをいただいてから東京に。

ということで、今回の山行も無事に終わりましたとさ。


朝:不明 / 昼:不明 / 夜:不明


古の徳本峠を越えて穂高連峰へ

【6日目】古の徳本峠を越えて穂高連峰へ ~北穂高から涸沢岳へ~

2012-08-24 22:08:01 | 北アルプスの山
2005年8月3日

涸沢 === 北穂高岳 === 涸沢岳 === 涸沢

ある意味でこの日がこの山行の最終日。
翌日の夜には東京の自宅に。
やっぱり、帰りたくないって思ってる自分がいた。

そんな今日は、1ヵ月後にRyoと一緒に登ろうと
考えていたコースの下見がてらの1日。

涸沢~北穂高岳~涸沢岳~涸沢のコース。


北穂高岳山頂にて

4:30起床。5:40出発。
北穂沢をつめて南稜に取り付く。
7:30北穂高岳(3,106m)登頂。

鳥も通わぬ滝谷にちょくちょく姿をあらわす
ブロッケン現象を眺めながら8:05北穂高岳出発。
北穂高岳南峰を経由して涸沢岳を目指す。

進行方向右手は絶壁の滝谷。
左手は真下に涸沢だ。
この日は本当によくブロッケンの怪人が姿を見せてくれた。
絶妙なコンディションが揃った1日。


縦走路を振り返り

それでもドームを過ぎたあたりからガスの勝利。
あたり真っ白。そんな真っ白になる直前に撮った写真が、
上の縦走路を振り返った時に撮った写真。
これぞ滝谷って感じで撮れて満足満足大満足。

そんな過酷なこの稜線ではちょっぴり素敵な出会いも。
お互い抜きつ抜かれつ!?
槍ヶ岳から大キレットを越えてやって来られたというKさん。
穂高岳山荘で1時間くらいゆっくりお話し。
山が好きなんだなぁー!かっこいいなぁー!
と、ホント感心させられてしまう素敵な人でした。

穂高岳山荘からはカモシカ登降。
30分ちょっとで涸沢へ。

うどんが食べたい気分だったのでうどんを作って食べた。
らしい…。そう日記に書いてある。

もう雪の上にはテントも2張り。
ここ数日でだいぶ雪も融けたらしく、
みんな雪のないところにテントを張っている。
大正解である。

よっぽどテントを移動してやろうと思ったけれど、
テント生活も今日限りなので我慢した。
でも、周りにテントがないのはどこか孤独だった。

夕方からは晴れ。
この山行最後の夕暮れの穂高連峰を眺めてた。
次は北尾根かな、と思いながら。


朝:不明 / 昼:不明 / 夜:不明


【最終日】古の徳本峠を越えて穂高連峰へ ~死体安置所で寝てたんですかね~

【5日目】古の徳本峠を越えて穂高連峰へ ~屏風のコル!屏風の耳!~

2012-08-24 00:02:22 | 北アルプスの山
2005年8月2日

涸沢 === 屏風のコル === 屏風の耳 === 涸沢

やっぱり限界だった。この寒さにはもう耐え切れなかった。
寝る間際にお手製の湯たんぽを作るも、
夜も0時をまわった頃にはお湯も儚く水に…。

雪の上の寒さにはもうほんと脱帽。

そんな今日は前から行ってみたいと思っていた屏風の頭、
(※結局、屏風の耳までしか行かなかったのだけれど…)に行く。
ここからの穂高連峰をずっと眺めてみたいと思ってたのだ。

4:30起床。

あっつ~いスープを2杯飲んで、6:00出発。
天気はもうほんと最高。
この山行の中で1番良かったんじゃないかな!?
しかも、今日目指した屏風の頭なんて、
天気が悪かったら本当に意味のない場所に違いない。
だから、山の神様がいるなら大感謝。
そんくらい良い天気だった。


屏風の耳より槍ヶ岳

本当は屏風の頭まで行こうかと思ってたんだけど、
屏風の耳で十二分に大満足の景色。

しかも、自分以外には誰もいない。

目の前にある、壮大で雄大で佳麗な穂高連峰を、
そして彼方まで眺められる北アルプスを独占状態。

なんという幸せ…。

7:15に着いてから2時間15分ず~っと山を感じた。
ひとり、歌もたくさん歌った。
誰にも邪魔されない最高のステージ。。


たぶんあれが徳本峠

シャッターもだいぶきった。
上の写真は屏風の耳から眺めた徳本峠。

あそこを越えてやって来たんだなーと思うと喜びもひとしお。


屏風の耳より前穂高岳

1番新鮮だったのが前穂高岳北尾根だった。
北尾根の末端から眺めた北尾根。
いつか父とザイルを組んだ北尾根。

ほんとに美しかった。

そんな前穂高岳北尾根が上の写真。
あんまり綺麗に撮れなかったけれど、
写真では写しきることのできない景色が溢れてた。

9:30涸沢に向けて下山。
10:40には涸沢に到着。
そんな今日も午後にはにわか雨。
やっぱり午後はゆっくりのんびりとテントで…。


ちなみに、屏風の耳もしくは屏風の頭までのルートですが、
屏風のコルまではパノラマコースという
涸沢から徳沢に抜けられるしっかりした道が通っているのでなんの問題もなし。

ただ、積雪が多い年や、初夏の頃は沢沿いの雪渓に十分に注意しないと滑落の危険あり。
確か、危険性が高い時はこのコースそのものが涸沢から通行止めになるような気がします。
パノラマコースや屏風の頭などを目指す時は事前に
涸沢ヒュッテに問い合わせておいたほうが賢明かもしれません。

涸沢から屏風のコルまでは40分くらい。
屏風のコルから屏風の耳までは30分くらいでしょうか。
屏風の頭まででも45分くらいで行けると思います。
屏風のコルから先のルートは細いです。
それにところどころわかりにくいところがあるので、
天気が悪い日などは注意しないととんでもないところに
行ってしまう可能性があるかもしれません。

屏風の頭より先はクライマーのみに許される場所なので行くことはできません。
とにかくここは、十分に気をつけていけば最高の景色が
待っていてくれる最高の場所であることに間違いはありません。

保証します。


朝:キムチスープ、たまごスープ / 昼:味一番らーめん / 夜:カルボナーラ


【6日目】古の徳本峠を越えて穂高連峰へ ~北穂高から涸沢岳へ~

【4日目】古の徳本峠を越えて穂高連峰へ ~本日は奥穂高に登ります~

2012-08-22 20:57:38 | 北アルプスの山
2005年8月1日

涸沢 === 穂高岳山荘 === 奥穂高岳 === 穂高岳山荘 === 涸沢

あいもかわらず雪のおかげさまで寒くて寒くて、
まったくもって眠れない!!寝不足の朝…。

この日は前穂高岳まで行ってピストンする予定だったけど、
前穂へは行かず奥穂のみをピストンすることにする。

寝不足というのもあったけど、
昨日に引き続きどことなくこの日も
大気が不安定な感じがしたからだ。

昨日のような雷雨に稜線でつかまったらたまったもんじゃない。
雷雨が生じやすい時間までに帰ってこれる自信もなかった…。


ザイテングラートを仰ぎ見て

4:30起床。焼き鳥の缶詰を食べて5:55出発。
朝はときたま青空も顔出すまずまずの天気。

ザイテンも我ながら軽やかに登ってく。
7:25穂高岳山荘着。
10分ほど休んで奥穂高岳を目指す。
山荘からはコースタイムで50分だ。

この頃になると、さっきまでの青空はどこへやら。
とたんにガスに身を包まれる。
そんなガスの中をたんたんと歩く。

そして…


ガスの中の奥穂高岳山頂にて

午前8時5分。奥穂高岳(3,190m)に登頂。
これまで何度も奥穂高岳の頂上には立ったけど、
何度登ってもなんだかやっぱり嬉しかった。

ただ、なんにも見えずとっても残念。
ガスが晴れるのを待ってみたけど、一向に真っ白しろすけ。
しかも、けっこう寒いので8:40には早くも下山開始。

10:50には涸沢に戻った。

でも、結果的に早く下りてきて正解。
やっぱりこの日も天気は落ち着かなくて、
お昼過ぎからは雷雨まがいのにわか雨。
濡れずに済んでホッとする。

午後は雨の音を聞きながら読書と昼寝。
夕方からは昨日と同じく晴れたけど。

女心と秋の空。
じゃなくって、
女心と山の天気?!

ちなみにお昼はカレーうどん。
夜はヤングコーンシチューとフランスパン。


朝:焼き鳥の缶詰 / 昼:カレーうどん / 夜:ヤングコーンシチュー、フランスパン


【5日目】古の徳本峠を越えて穂高連峰へ ~屏風のコル!屏風の耳!~

【3日目】古の徳本峠を越えて穂高連峰へ ~寒くて寝れない!どうしてくれる!~

2012-08-21 23:13:17 | 北アルプスの山
2005年7月31日

涸沢停滞

もうほんと寒くて。
真夏のはずなのに冬よりも寒すぎて。

原因は、、、雪の上に張ったテント。
断熱マットがまったく意味をなさない。

底冷え地獄。

寒くて寒くて、、、、
23:00、0:00、2:00、と目が覚めて、
4:15にはもう限界。

スープを作って暖をとる。

いやはや、この日から、
この底冷え地獄にマジで苦しめられ…。


暮れゆく奥穂を眺めながら

そんな今日は一日、涸沢でのんびりしようと停滞Day。

良い天気に誘われて、周りの人は各々の目的地へ出発する。
そんな中、1人ボケーっと空や山を眺めてる。

午前中はとっても良い天気だったけど、
午後からはものすごい激しい雷雨。
夏山の風物詩ですね。
夏山って感じでこれもまたよし。
まぁ、行動中の人は最悪だったろうけどね…。
停滞中の私には関係ないわけで。

雷雨が去ると、また山々には青空が戻ってきて、
写真のような夕暮れ時を迎える。

夜はアンチョビのパスタを食べた。
麺をゆですぎてまずかった。


朝:お吸い物 / 昼:とんこつ棒らーめん / 夜:アンチョビスパゲティ


【4日目】古の徳本峠を越えて穂高連峰へ ~本日は奥穂高に登ります~

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