ちょこっと山歩き

山が大好きな30オトコの思い出登山日記です
が・・・ひとりごとはもっぱら「食」のコト

【7日目】へとへと。アーチーズ国立公園。

2012-10-31 10:19:06 | アメリカ国立公園の旅
2012年9月13日

モアブ(Moab)===アーチーズ国立公園===モアブ(Moab)

7日目のこの日はこの旅三つ目の国立公園となるアーチーズ国立公園を訪問。
モアブからアーチーズ国立公園の入口までは車で15分ほど。
じっくり一日アーチーズ国立公園を見てまわってモアブに戻るというプラン。


From Moab to Moab Route Map

アーチーズ国立公園の広さは東京23区の約半分。


Arches National Park

この公園はその名の通り、アーチ型の岩がたくさん。
確認されているだけで1500とか2000とか。
世界で一番アーチ型の岩が集まる公園なのです。


Park Avenue

マンハッタンの目抜き通りがこんなところに。
アーチーズ国立公園はアーチだけではないのです。


広がる原野

しかし、ここ、とっても熱い。
木が生えてないので日陰もない。

前日のメサヴェルデ国立公園の寒さはどこへやら。
どんどん体力が消耗していくのがわかります…。


Courthouse Towers

パークアベニューの北端の巨岩群。
Three Gossipsなどの岩々を眺めることができます。


バランスロック

そして、アーチではないけれど見逃せないのがこれ!!
いつ崩れてもおかしくないバランスロック。
いったいどうやったらこの形が保たれているのか…。
自然の力って本当にすごい。


ダブルアーチ

続いて訪れたのがWindows Sectionと呼ばれるエリア。
駐車場に車を止めて歩いて10分、15分。
まずはダブルアーチ。とっても巨大です。


タレットアーチ

次はタレットアーチ。
ダブルアーチとは逆サイドにあります。


北の窓と南の窓

タレットアーチ付近から眺めたNorth WindowとSouth Window。
本当は近くまで行けるトレイルもあるのだけれど、
すでにここでもうへとへとになりかけていて断念。。。


絶景1


絶景2

このまま全部の見所を見ていると疲れ果てて肝心のポイントが見れない!
ということで二人で話し合い、お昼前にしてポイントをあと2つに絞ることに。


デビルズガーデンの駐車場

そのひとつをランドスケープアーチと呼ばれるアーチに決定。

ランドスケープアーチは世界で一番幅の長いアーチであり、
アーチーズ国立公園最奥のデビルズガーデンと呼ばれるエリアにあります。

しかし、ここの駐車場、めちゃくちゃ混んでいて、空きを探すのに一苦労。


ランドスケープアーチまでの道

車の中でお昼ご飯を食べていざ出発。
ランドスケープアーチまでは往復1時間位です。
でも、日陰がないので本当に体力消耗します…。


Landscape Arch

そして、発見!!ランドスケープアーチ。

このアーチ、いつ壊れてもおかしくない状態で、
これ以上、近寄ることはできません。
「次回」という言葉はないアーチかもしれません。


絶景3

本来であれば、もう少しゆっくりとデビルズガーデンを歩き、
ランドスケープアーチ以外の見所も見たかったのだけれど諦める。


目指せ、デリケートアーチ

というわけで、絞ったポイントのもうひとつがデリケートアーチ。

このアーチはアーチーズ国立公園に来て見ないわけにはいかないアーチ、
とまで言われている、ユタ州のシンボル的な存在でもあるアーチなのです。

上の写真の一番上にあるのです。
果てしないような距離を歩きます。
イヤでも、見たければ、歩くしかありません。
往復2時間、3時間くらいです。
実際、距離的には短いのだけれど、坂が辛い。


遠い、、疲れた、、、まだかな。。

一番の見どころは最後にとっておく!!
なんてことはしない方がいいかもなぁ…。
と、思うくらいへとへとになる。


デリケートアーチ

だけどね、このアーチ、見た瞬間に疲れ吹っ飛びます。


感動。すごい。

諦めずに来て良かったねと嫁と握手。


絶景4

無事にデリケートアーチから戻り、
アーチーズ国立公園ともお別れの時。


屹立

この日がこの旅の中で一番疲れたよね…。
というのが旅が終わって嫁と一致した見解。

それくらいへとへとになった一日だったのでした。

ちなみに、今宵の宿は「Apache Motel」。
http://www.apachemotelinmoab.com/


朝:もち&みそ汁、親子丼 / 昼:マカロニサラダ、チキン / 夜:うどん、チキン、フルーツ

【8日目】天空の島。キャニオンランズ国立公園。

【6日目】世界文化遺産。メサヴェルデ国立公園。

2012-10-30 23:03:55 | アメリカ国立公園の旅
2012年9月12日

コルテツ(Cortez)===メサヴェルデ国立公園===モアブ(Moab)

この旅、6日目にしてようやく2つ目の国立公園を訪問するこの日。
グランドサークルの中でも最も東に位置するメサヴェルデ国立公園へ。

今日はメサヴェルデ国立公園を訪問して次なる町モアブへ移動。


From Cortez to Moab Route Map

グランドサークルのなかでもこの国立公園に訪れる日本人は稀なのでしょうか。
起点となるコルテツから公園内も含め日本人に会うことはなく…。
といいますか、この日から9月16日までの4日間は全く日本人の姿を見かけませんでした。

ここまで来ると、おそらくツアーもあったとしてもレアであり、
なかなか足を延ばそうにも延ばすことができないのかもしれません。


メサヴェルデ国立公園

メサヴェルデ国立公園はコルテツからは車で15分程でしょうか。
コロラド州の南西、ロッキー山脈の端にある、
アメリカで唯一の世界文化遺産の国立公園です。

朝、コルテツの町も標高が高いのかだいぶ寒かったのですが、
メサヴェルデ国立公園も標高は2000m以上あるのでとても寒い。
(※日が当たるとそうでもないのですがこの日は曇っていたので余計)

国立公園の入り口から山の上まで車で一気に登ります。
メインの見所までは入口から30分以上かかります。
ずっと登り、且つ、ガソリンスタンドはないので要注意。


クリフパレス

メサヴェルデ国立公園には、世界遺産の中でも“文化”という名がつく通り、
今から1400年以上前にこの地に住みついた人たちの遺跡が多く残っています。
遺跡はどれも特徴的で、断崖に建てられた住居を見学することができます。

ただし、上の写真のクリフパレスも含めて個人で見学することはできません!!

園内のビジターセンターでそれぞれ見学したい場所の
レンジャープログラムを予約、参加しなければなりません。
予約はどうやら一日一人一か所のみ。先着順でした。
私たちはクリフパレスのプログラムに参加することにしたのです。



クリフパレス遠景

クリフパレスはパレスという名がつく通り住居なのですが、
上の写真を見ていただくとわかる通りまさに断崖住居。
風雨を凌ぎ、また敵からも身を隠すために、
断崖の中に1400年以上前とは思えない程立派な住居があります。
(※写真をクリックすると拡大します)


クリフパレス入口

レンジャープログラムの参加者は指定された場所に集合します。
入口は鍵の扉で閉ざされていましたが、参加証があれば大丈夫。

クリフパレスへの入口は狭く急です。


レンジャー

今回、案内してくれたレンジャーです。
とてつもなくかっちょいい!!

が、しかし、説明は1割理解できたかどうかというところ…。

難しいのですよ。英語が。やはり日常会話を超えるともうアウト。
まぁね、日本の飛鳥時代とかそこらの歴史を英語で説明されてるわけで、
考えてみれば難しいのも当然だとは思うのだけれども、
もう少し理解できればもう少し興味深く見学できたはずなのに…。


数年後には見ることができないかも

レンジャー曰く、課題は今後、この遺跡をどう保存していくかということらしい。
劣化を防ぐ手立てに乏しく、このままでは数年後には崩壊してしまうかもとのこと。


スプルースツリーハウスのキバ

さて、クリフパレスのレンジャープログラムの後は、
自由に見学することのできるスプルースツリーハウスへ。
ここではキバ(儀式用の部屋)に入ることができます。
まぁ、この中に何かあるわけではないのですが…。


スクエアタワーハウス

続いて、メサトップループロードという一周約10キロの、
いくつかの遺跡を見ることのできる周回道路の中にあり、
メサヴェルデ国立公園のなかで一番美しいと言われている遺跡、
スクエアタワーハウスへ。

が、正直、他の遺跡とあまり美しさは変わらない?!

というのが眺めた感じの印象。
西暦1200年頃から100年間ほど使われた住居のようで、
当時は80以上の部屋を持つ高層建築物だったそうです。


ナバホバレー

ところで、メサヴェルデ国立公園の遺跡以外の
土地はどうなっているのかというとこんな感じ。


山火事のあと

山火事もときどき発生するようです。


次なる町へ

というわけで、お昼過ぎには公園を後にして次なる町へ。
目指すモアブはアーチーズ国立公園と
キャニオンランズ国立公園の起点の町。


予想以上に遠い

メサヴェルデ国立公園からモアブは予想以上に遠くてまいる…。


BIG HORN LODGE

飛ばしに飛ばしようやく到着。
今宵の宿は「Big Horn Lodge」。
http://www.moabbighorn.com/


野菜

疲れを癒すために今宵はステーキだ~!!
ということで宿に併設されたレストランへ。


旦那ステーキ

旦那が注文したTheステーキ。


嫁ステーキ

嫁が注文したTheステーキ。
ビールと共に、一日の疲れをふっ飛ばしました。


朝:ワッフル、ゆで卵、シリアル / 昼:ソーセージ、ヨーグルト、ポテチ / 夜:ステーキ、サラダ

【7日目】へとへと。アーチーズ国立公園。

【5日目の続き】モニュメントバレー。で、オフロードを疾走す。

2012-10-25 11:12:57 | アメリカ国立公園の旅
2012年9月11日

モニュメントバレー===コルテツ(Cortez)

モニュメントバレーの朝焼けを見て、犬に追っかけられて半泣きして、
念願のソース焼きそばをロッジのバルコニーで食べて、チェックアウト。

朝焼けもそうだったけれど、これまでは遠景からの
モニュメントバレーだったということもあり、
今日は実際にナバホ族の皆様が管理している核心部へ。

そこで2~3時間滞在後、一路コロラド州のコルテツへ、というのが行程。


from Monument Valley to Cortez Route map

モニュメントバレーの核心部へはツアーで行くか自分たちで行くか。
宿泊していたロッジからもツアーは出てました。
もちろん、自分たちでは立ち入ることのできない場所も見れるツアー。
なれど、一人60ドルくらいするのでなんとも高い…。

とりあえず、ビジターセンターまで行って、別のツアーで再度検討することに。


Monument Valley Navajo Tribal Park

宿から車で10分くらいのところにまるで国立公園のようなゲートがあり入園料を取られる。
10ドルだったかな?!国立公園でもないのになんだか高いなぁという印象…。
(※どうやらロッジのツアーにはこの入園料も含まれてるみたい)

ゲートから目と鼻の先にビジターセンターがあったので、
お手頃のツアーはないかなぁと物色してみたところ、

「どこから来たのよ?」といきなり聞かれ。
「日本だけど」と答えると。

やはり、どう考えても足下を見られ、

「一番安くて一人85ドルのツアーだよ。いいよこれ」的なね。
「はぁ?高くね?もって安いのないの?」と聞くと、
「ない。でも、これとってもおススメだよ」とあり得ない回答。

うちの嫁、アンテロープキャニオンに続く拝金主義的なナバホ族に嫌気がさし、
もうナバホの土地には二度と足を踏み入れたくない、、と言い出す始末…。
(※もしツアーを利用するなら無難に宿のツアーに参加すべきですね)


Monument Valley

ただ、ツアーに入らなくても自家用車でそれなりのところまで入れます。
もちろん、オフロードなのでレンタカーの場合ご注意くださいね。
トラぶっても保険がきかない可能性があるので事前に確認しておいたほうが無難。


たそがれ

私たちは、レンタカーで且つ保険がオフロードに対応しているのか確認しなかったけれど、
新車のレンタカーだったし車高もあったので少しなら大丈夫だろうと判断。いざ、出発。


だいぶガタガタ

けっこう悪路です。ただ、車は他にも入っているので、
他の車の轍をなるたけ沿う形で走ったほうがいいです。
くれぐれも調子に乗って疾走してはいけません!!


こんな感じのところを走ります

火星を探索しているような景色のなかを走ります。


広大だねぇ

なんだかツアーに入らなくても十分満足。


やっほーい

というわけで、モニュメントバレーをメインで観光するのであれば別だけど、
車があればツアーに入る必要はないでしょう、というのが結論。


フォレストガンプ

天気も怪しくなってきたのでお昼すぎにはモニュメントバレーを後にしてコルテツへ。
途中、フォレストガンプでもおなじみ!?
の景色を眺めながらモニュメントバレーに別れを告げる。

コルテツへはモニュメントバレーからだと3~4時間というところ。

特に問題もなくコルテツには到着。
コルテツの宿は「Super8」。
http://www.super8.com/hotels/colorado/cortez/super-8-cortez-mesa-verde-area/hotel-overview

少し風邪気味だったので20時には就寝したのでした。


朝:焼そば、ベーグル、ソーセージ、サラダ / 昼:ベーグル / 夜:チキン、カレー、サラダ

【6日目】世界文化遺産。メサヴェルデ国立公園。

【5日目の番外編】モニュメントバレーで犬に追いかけられ、ソース焼きそばを食べる。

2012-10-24 20:59:57 | アメリカ国立公園の旅
2012年9月11日

モニュメントバレー===コルテツ(Cortez)

そうそう、なぜか知らないけれど、
モニュメントバレーには犬が多い。
野犬なのかナバホ族の番犬なのか…。
きっと後者なのだと思う。けれど、
この犬君たち、自由、なのである。

で、朝、写真を撮っている時、マジで追いかけられて半泣き。
なにせ怖いのが“狂犬病”。噛まれたら終わる。
嫁と二人で猛ダッシュして車に逃げ込んでなんとかセーフ。

皆様も犬にはお気をつけて。
という番外編のお話がひとつ。

で、もうひとつ番外編は、
モニュメントバレーでぺヤングソース焼きそばを食べよう!!
という企画を特に理由もなく嫁とたてていたので食べました。

有言実行。

皆様もモニュメントバレーでソース焼きそばいかがでしょう。
とまぁ、ほんとどうでもいいお話でした。


ぺヤングじゃなくてトップバリューだったかも


ロッジからの景色


【5日目の続き】モニュメントバレー。で、オフロードを疾走す。

【5日目】美しき朝焼け。モニュメントバレー。

2012-10-23 22:09:26 | アメリカ国立公園の旅
2012年9月11日

モニュメントバレー===コルテツ(Cortez)

バック・トゥ・ザ・フューチャー3
フォレスト・ガンプ 一期一会
猿の惑星
2001年宇宙の旅
イージーライダー

などなどなどなどなどなどなどなど、、、
モニュメントバレー(Monument Valley)は、
たくさんの映画の撮影地となっているんです。

というわけで、モニュメントバレー。


モニュメントバレー

アメリカの原風景とも言われるモニュメントバレーは、
アリゾナ州とユタ州にまたがっているナバホ族の公園。

正式名称を英語で書くとこうなる。
Monument Valley Navajo Tribal Park

そう、、昨日のアンテロープキャニオンと同様、
ここは国立公園ではなくナバホ族が管理している場所。

昨日、ナバホ族にはイヤな思いをしているだけに、
正直あまり期待せずにといいますか、
無駄なお金は払わないと心に決めた5日目。

モニュメントバレーと言えば、
グランドキャニオン国立公園と同じく、
朝と晩が素晴らしい!!
とガイドブックには書かれている。

というわけで、頑張って早起き。
宿から車で5分ほどのところに三脚をセット。

同じような写真ばかりですが、
なかなかキレイに撮れた写真もあるので、
朝焼けに染まるモニュメントバレーの写真を
しばしご覧くださいませ。


Able



Baker



Charlie



Dog



Easy



Fox



George



How



Item



Jack



King



Love



Mike



Nancy



Over



Peter



Queen



Rodger



Sugar



Tiger



Union


どれも似たりよったりですけど、、
皆様は、どの写真が好きですか??

私個人的には「Over」が好きです。


【5日目の番外編】モニュメントバレーで犬に追いかけられ、ソース焼きそばを食べる。

【4日目の続き】アンテロープキャニオン。

2012-10-21 18:43:10 | アメリカ国立公園の旅
2012年9月10日

ペイジ(Page)===ホースシューベンド===ロウアーアンテロープキャニオン===アッパーアンテロープキャニオン===モニュメントバレー

ホースシューベンドを後にして次なる行先はアンテロープキャニオン。
アンテロープキャニオンもペイジの町から車で10分くらいだろうか。

何度も言うが、二人とも秘かに楽しみにしていたのだ。
ぜひ、“アンテロープキャニオン”で画像検索して欲しい。
とても美しいサンビームとともにアンテロープキャニオンの
写真がたくさん出てくるはず。Please check it out!!

が、しかし、結果から言うとこのアンテロープキャニオン。
期待していたほどの感動を受けず、、、残念無念。
期待のし過ぎは何事もいけないのかな。。。

というのもの、このアンテロープキャニオンは、国立公園ではない。
じゃあ、管理はどこがしているのかと言うと、ナバホ族の皆様。

そして、このナバホ族の皆様、金、金、金、金、でなんか幻滅。
アンテロープキャニオンは、ロウアーとアッパーと二ヶ所あるのだけれど、
場所的に近いのにそれぞれに入園料としてそれなりの金を取られます。

ロウアーアンテロープキャニオンは2人で52ドル。
アッパーアンテロープキャニオンは2人で80ドル。

しかも、アッパーアンテロープキャニオンにいたっては、
サンビームが美しい正午前後を狙って普通の2倍近い金額。

もちろん、サンビーム見たかったですからね。
払いましたよ。二人で80ドルも。
にもかかわらず、見れなかったのですよ!サンビーム!!

なぜかって??

雨!!いきなり雨!!
にわか雨的な雨ね。

で、さらに腹立つのがナバホ族の皆様、
雨が降りそうなのわかってたみたいなのね。

だったら、最初に言えよ!と。
親切心の欠けらもない態度にイライラ。

サンビームが見れないのにどうして通常の2倍近い金を払わねばならないんだ!
と、気持ちは私たち2人以外の観光客も同じだったらしくて、みんなで猛抗議。

最初からわかってたんだったら金返せ!!と。

で、ナバホ族の皆様。

それには応じられない!!今、ボスがいない!!応じられない!!の一点張り。

ナバホ族の皆様にとっては貴重な収入源だとは思う。
そこはわかる。わかるのだけれど、やっぱり納得いかんのさ。
そんな対応していると結果的に観光客減ると思うよ。
と、言ってあげたかったけど、そこまでは言わずさようなら。

そんなわけで、なんとも期待を裏切られてしまった
アンテロープキャニオンになってしまったのだけれど、
いちおう写真を載せてみたいと思います。

では、まずはロウアーアンテロープキャニオンからどうぞ。


コークスの発電所

国立公園ではない証でしょうか。
アンテロープキャニオンのそばには発電所が煙をモクモク。
ロウアーアンテロープのロウアーは英語ではLower。
アッパーはUpperで、ロウアーはアッパーよりも下にあるからロウアー。


ほったて小屋

ロウアーアンテロープキャニオンの申込所です。
すごい受付の手際が悪く、前の人とトラぶってるし。
30分以上並ばされてここでもイライライライラ。


注意事項

お金払っても勝手には行けません。
ナバホのお兄ちゃんの案内がつきます。

いろいろと注意事項が書いてあります。
壁を傷つけるなとか、登るなとかいろいろ。


ロウアーアンテロープキャニオンの入口

この裂け目に入っていくのです!!
ちなみに、ここは川床です。
今は涸れていますが一雨降ると水が流れます。

アンテロープキャニオンはキャニオンの名の通り、
川が長い年月をかけてつくった造形美なのです。


狭い狭い

ビックな人は入ることができません。


中はこんな感じです

入口の狭さから想像するよりだいぶ広いです。


きれいなことはきれい

300mくらいのコースになっているのかな。
帰りは地上をテクテク歩いて戻ります。


ジープで移動

続いてアッパーアンテロープキャニオンへ。
ロウアーアンテロープキャニオンから車で2分くらいのところに受付があり、
時間になるとそこからジープに載せられて移動します。

なんかすれ違った日本人のツアーグループ全員がマスクをしていたのを見て、
外国人たちは大爆笑。ものすごい恥ずかしい思いをしましたよ!!
どこのツアーか知らないけれど、病院の隔離病棟に収容されるような風景。
あのね、日本人、ひ弱過ぎ。もっとしっかりしろよと思う。


雨のアッパーアンテロープキャニオン

基本的にロウアーアンテロープキャニオンと景色は変わらない。
アッパーアンテロープキャニオンの売りは何といってもサンビームなわけですから、
それが見れないのであれば正直ロウアーアンテロープキャニオンで十分。


なんだかなぁ~

感動が薄れてしまって80ドルをどぶに捨てた感じでした。


サボテンに癒される

ということで、アンテロープキャニオンにさよならして、
次なる目的地であるモニュメントバレーへドライビング。


この先スコール注意

大気が不安定だったらしくそこかしこでスコールが。
雨が降っているのがわかるわけです写真のように。
ちなみに、上の写真にもしも突っ込んで行くとすごいことになります。


反対側は晴れてたりします

お昼はモニュメントバレー手前の町ケイエンタで。
ジェネラルストアでお惣菜を買って車の中でほおばりました。
安くてうまいよ~。チキンが美味しかった~。


モニュメントバレー到着

てなわけでモニュメントバレーに到着。
モニュメントバレー観光は明日にしてロッジに直行。


久しぶりに洗濯もしました

長期のバックパックで欠かせないのが洗濯です。
ロッジ近くのランドリーで地元民に混じって洗濯。


夜ごはん

夜ごはんは素麺にしました。
日本食は落ち着きますね。

ちなみに、この日宿泊した宿は「Goulding's Lodge」でした。
この旅の中で一番高かった宿だった気がします。
http://www.gouldings.com/


朝:シリアル、オレンジジュース / 昼:チキンウィング、サラダ / 夜:素麺、マカロニサラダ

【5日目】美しき朝焼け。モニュメントバレー。

【4日目】ホースシューベンド。馬の脚のような曲がり角。

2012-10-21 14:40:31 | アメリカ国立公園の旅
2012年9月10日

ペイジ(Page)===ホースシューベンド===ロウアーアンテロープキャニオン===アッパーアンテロープキャニオン===モニュメントバレー

4日目。

今日はこの旅の中で二人とも秘かに楽しみにしていた一日。
別に“秘かに”じゃなくてもいいのですが、
特に国立公園を見てまわるわけでもないので“秘かに”。

見所は、、、
グレンキャニオンダム、
ホースシューベンド、
アンテロープキャニオン。

そんな中でも、アンテロープキャニオンの美しさは、
いろんな写真を見て知っていたので期待しまくり。

というわけで、この日は国立公園ではない見所をめぐって、
次なる目的地であるモニュメントバレーへ移動する一日。

地図に落とすとこんな感じです。


from Page to Monument Valley Route map

朝、モーテルの朝食を一番乗りでいただく。
(※宿泊料金に朝食こみこみなのでした)

いや、特に意識しての一番乗りではなく、
てっきりグランドキャニオン国立公園とペイジには
時差が発生してると勘違いしていた私たち。

つまり、、時差のおかげで7時だと思っていたのが実際は6時だったわけで。

ちなみに、朝食といっても、おそらく日本人の多くの人が想像するのと違います。
経験上、宿泊料金に朝食がこみこみのモーテルの場合、
温かい作りたてとかね、基本的にあり得ないと思います。

ヨーグルト、牛乳、ベーグル、オレンジ、ゆで卵、ワッフル(セルフサービス)、
オレンジジュース、アップルジュース、コーヒー、シリアル、etc..

定番はこんな感じでしょうかね。

というわけで、この日はまずペイジの町から車で5分、
グレンキャニオンダムを見学しに行ってみました。


グレンキャニオンダム

まさにグランドキャニオンのような渓谷にダムが造られています。


レイクパウエル

このダムに堰き止められてできた湖はレイクパウエルと呼ばれています。

今ではウォータースポーツのメッカだそうで、ペイジの町も、
このダムができたからこそ栄えることができたそうです。

ただ、このダムに沈んだ渓谷は、
グランドキャニオンに匹敵する美しさを
持っていたとも言われています。

今となってはその姿を見ることはできませんが、
ペイジの町の繁栄と同時に失ったものも
ものすごく大きかったのだと思うとやりきれません。

さて、続いて、ホースシューベンドに行ってみることに。
こちらもペイジの町から車で10分ほどの見所です。


歩きます

ルート89沿いに標識があるのですぐにわかります。
駐車場があり、そこから片道20分くらい歩きます…。


周囲はこんな感じ

太陽を遮るものは何もなく結構熱くて辛いです。
水は持っていたほうがベターかもしれません。


同化

こんなことしてふざけたりしながら歩きます。


ホースシューベンド

で、肝心のホースシューベンドが上の写真です。
まさに、Horse Shoe Bend。
まさに“馬の脚のような曲がり角”です。
コロラド川がつくりあげた奇景ですね。


ハートでホースシューベンド

写真だと伝わりにくいかもしれませんが、
ここはかなり迫力あります。絶景です。
自然の力って本当にすごいなと驚かされます。

てなわけで、またテクテクと20分かけて駐車場に戻るのです。


【4日目の続き】アンテロープキャニオン。

【3日目の続き】さよなら。グランドキャニオン国立公園。

2012-10-21 12:14:08 | アメリカ国立公園の旅
2012年9月9日

グランドキャニオン国立公園===ペイジ(Page)

お昼を食べて、グランドキャニオン国立公園ともお別れのとき。
次なる町、ペイジに移動するため出発。


from Grand Canyon NP to Page Route map

ペイジまではグランドキャニオンから2時間~3時間。
グランドキャニオンのイーストリムを経由して行く。

もちろん、せっかくなので、イーストリムの各見所を訪問しつつペイジへ。


グランドビューポイント

まずはサウスリムでもっとも標高の高いグランドビューポイントへ。
たぶん、おそらく、上の写真がグランドビューポイントからの眺望。
正直、どの写真も似たりよったりなのでどこで撮ったか記憶が曖昧…。


モランポイント

続いて、モランポイント。モランとはMoranのことで、画家。
たぶん、おそらく、上の写真がモランポイントからの眺望。


リパンポイント

そして、数ある展望台の中で最も美しいと言われているリパンポイント。
上の写真は間違いなくリパンポイントからの眺め。
ただし、正直、どこの展望台からの眺めも素晴らしく好き好きはそれぞれだと思う。


デザートビュー

最後に、ここがデザートビュー。
イーストリムの終点です。


デザートビューからの眺望

デザートビューはグランドキャニオン国立公園の東の端でもあり、
その名の通り、カメラを東に向けると広大な砂漠が広がっています。

ここで本当にグランドキャニオンともお別れ。
東口のゲートを通り、Goodbye Grand Canyon.


火星?!

目指す次なる町、ペイジまでの道もまた圧巻。
ここは火星ですか!?というような眺めを左手にドライブ。

ちなみに、このあたりの地域はナバホ族という
ネイティブの居留地になっています。
どうみても貧しい土地に、いろいろと思うところありました。
アメリカの歴史の結果、と言ってしまえばそれまでですが…。


ビックサンダーマウンテン

途中、嫁さんがビックサンダーマウンテンだね、と言った場所。
赤茶けた大地。とにかくこんな場所を運転していく。


ペイジへ続く一直線

ここまで来るとペイジはもうすぐそこ。
上の写真、けっこう好きな写真なんです。
なんというか、すごい真っ直ぐなんです。

というわけで、無事にペイジへ到着。
宿の名はペイジボーイモーテル(Page Boy Motel)。
http://www.thepageboymotel.com/

疲れ果て、眠すぎてもう限界。
ミートソースが美味しかった。


朝:お茶漬け / 昼:サラダ、ハム / 夜:スパゲティミートソース

【4日目】ホースシューベンド。馬の脚のような曲がり角。

【3日目】グランドキャニオン国立公園の夜明け。

2012-10-20 20:50:26 | アメリカ国立公園の旅
2012年9月9日

グランドキャニオン国立公園===ペイジ(Page)

グランドキャニオンの夕暮れと朝焼けはすごい!
とガイドブックに書かれているので見逃してはアホだ。
ということで昨日は夕焼けを見たので今日は朝焼け。

朝4時45分起床。頑張った!!

真っ暗やみのなか、車を走らせて向かったのはヤキポイント(Yaki Point)。
といってもヤキポイントまでは自家用車では行くことができないので、
途中、ヤバパイポイントの駐車場でシャトルバスに乗り換える。
朝早いけれど、朝焼けのためか、シャトルバスは動いている。


ヤキポイントからの朝焼け

寒い中、三脚をセットして日の出を待つ。
もうこの時期だと本当に寒いので防寒は必至。
だんだん夜が明けて白んでくる。
太陽が出る前から美しくて感動する。


じょじょにじょじょに


白み始めて


ついに太陽が!!


美しすぎて涙が

この日の日の出は確か6時10分頃だったと思う。
早起きして寒い中待った甲斐がありました。
言葉にならず嫁と二人、感動しっぱなしの朝でした。


飛行機雲と朝焼け


朝焼けと私

7時頃までヤキポイント近くを散策してロッジへ戻る。
チェックアウトは11時なので少し眠ることに。
今日の行程は余裕があるので急ぐこともなく。


ヤバパイロッジ

チェックアウトぎりぎりにチェックアウト。
上の写真がまさに泊まった部屋の前。
なんとお隣さんはフェニックス在住の日本人でした。


Bright Angel Trail

ロッジをあとに目指したのはBright Angel Trail。
せっかくなので景色を眺めるだけでなくてトレイルを歩こう!と決意。
30分~1時間ほど、Bright Angel Trailを下り、
そのまま戻ってきてトレイルに記念の足跡を残しました。


やっほ~い

ちなみに、本格的にBright Angel Trailを歩こうとすると、
それなりの準備と覚悟と決意が必要みたいです。
水もなくこのTrailを踏破しようとすれば干からびること間違いなし。


トレイルは谷底へ続きます

Bright Angel Trailの散歩から戻るとちょうど12時過ぎでお昼の時間。


お昼はサラダで健康的に

園内のジェネラルストアでサラダやハムを買って、
外のテラスでのんびりと風に吹かれて気持ち良く。

幸せのひととき。

【3日目の続き】さよなら。グランドキャニオン国立公園。

【2日目の続き】アイマックスシアターで予習。いざ、グランドキャニオンへ。

2012-10-18 21:40:51 | アメリカ国立公園の旅
2012年9月8日

Imperial Palace Hotel & Casino===マッカラン国際空港(LAS)===Kingman===Seligman===Williams===Tusayan===グランドキャニオン国立公園

セリグマンのルート66で思いのほかはしゃいでしまったので、
いいかげん本日の目的地であるグランドキャニオンを目指します。

途中、ウィリアムスという町ではじめての給油。
ここでの給油がこの旅で一番高かったな…。
と、アメリカを車で走る際の我が鉄則として、
「ガソリンが半分になったら迷わず満タンにする」
というのを心がけているので高くても給油。

アメリカは町と町がとっても離れているので、
ちょくちょく給油せねば怖くて走れないのです。


アイマックスシアター

さて、ウィリアムスを過ぎた我々は
グランドキャニオンのゲート手前の町、
テュシャンでまたまた寄り道。

お目当ては、アイマックスシアター(IMAX Theater)なるもの。

ナショナルジオグラフィック作成のグランドキャニオンの
成り立ちが迫力の映像とともに学べるTheaterなのです。

ただし、もちろん言語は英語。
日常会話じゃないのでなかなか難解。
まぁ、映像だけでも見る価値ある!?


Grand Canyon National Park

というわけで、グランドキャニオン国立公園に到着!!
今回は国立公園のアニュアルパスを購入したので(テュシャンで購入)、
混んでいるゲートを無視して専用ゲートで入園。

今宵の宿は「Yavapai Lodge(ヤバパイロッジ)」。
まずはチェックインして荷物を置きに。

ちなみに、公園内の宿はなかなか予約ができません。
今回泊まったヤバパイロッジは比較的空きがあるようですが、
一ヶ月前に調べたときはこの宿以外は全てNo Vacantでした。


The Grand Canyon

そしてそして、グランドキャニオンのハイライトとご対面!!
なんと表現してよいのやら…。すごいすごいすごい。


エルク君

エルク君も「すごいだろ~」と言ってました。


夕暮れ時

グランドキャニオンの夕暮れと朝焼けはすごい!
とガイドブックに書かれているので見逃してはアホだ。
ということで少し昼寝をして寝過ごしたものの、
夕暮れ時にまたまたキャニオンを訪ねてみることに。


もう言葉はいらなくて


ただただ見入ってしまう


感動的な時間

日没ポイントと言えば「ホピポイント(Hopi Point)」。
ということで、もちろんこのポイントからの写真です。

ちなみに、日が暮れると一気に寒くなります。
ここグランドキャニオンは意外に標高高いです。
確か2,000m以上あったんじゃないかと思う。

公園内は無料のシャトルバスが走っているので移動は基本的にバスです。
ホピポイントからヤバパイロッジは遠いです。20分くらいかかります。
日が暮れて寒くなってバスを待ってる時間が苦痛でしたね…。

もちろん、歩いても帰れるはずですが、
夜は電灯もないので真っ暗になります。
マウンテンライオンの餌食になるのでやめましょう。


今宵の食事

今宵の食事は日本から持参したカップヌードルと
ジェネラルストアで買ったマカロニサラダ~。
日本じゃ絶対に食べない食べ合わせなれどこれが美味い。
こういうところで食べればこその組み合わせ。

9月8日、素敵な1日でした。


朝:サンドウィッチ / 昼:ホットドック、チーズバーガー / 夜:カップヌードル、マカロニサラダ

【3日目】グランドキャニオン国立公園の夜明け

尾瀬 至仏山 2012年秋

2012-10-16 20:42:33 | 北関東の山
---------------------------------
■ メンバー 
Ryo / Koniたん / Sayu / Dai

■ 期間
2012年10月14日

■ 目的
秋の尾瀬、至仏山へ

■ キーワード
至仏山
小至仏山
尾瀬ヶ原
鳩待峠
山ノ鼻
花咲の湯
尾瀬国立公園
---------------------------------

2012年10月14日

鳩待峠(6:30) === 山ノ鼻(7:20-8:20) === 至仏山(10:45) === 至仏山と小至仏山の中間(11:00-12:40) === 鳩待峠(14:13)

前夜発日帰りで尾瀬は至仏山に登ろう。
ということで、Ryoのお迎えが前日の23時頃。
山の準備をはじめたのが22時頃。
日帰り登山なのでぱぱぱっと一気に準備。

途中、新宿でKoniたんをピックアップして一路鳩待峠へ。

この時期、鳩待峠の規制は解除されている(※2012年現在)。
といっても解除されたのは10月8日だったかな。一週間前。

原則、春から秋にかけて鳩待峠は交通規制がかかっているので、
自家用車で来た場合は戸倉の駐車場からバスかタクシー。
規制解除を狙ってのこの日というわけではなかったのだけれど、
なんだかんだバスやタクシーへの乗り継ぎは面倒なのでラッキー。

が、しかし、戸倉に到着すると深夜3時にもかかわらず、
鳩待峠の駐車場は「満車」という看板が…。
「え?」「まじ?」「あ、もしかして土曜日からの泊まりの車の影響?」
と、いろいろ想像するもいくらなんでも今は深夜3時。
1台くらいは空いてるんじゃないかととりあえず行ってみることに。

で、結局、1台以上空いていて無事に駐車完了。
3時だというのに季節柄か係員が駐在していて驚き。
まぁ、駐車スペース100台とちょっとの駐車場なので、
戸倉にあった「満車」の看板はある意味で親切なのか…。
いつでも満車になっても対応できる策なのかなと。

駐車料金は2,500円なり。

ちなみに、6時前にはマジ「満車」になってました。




寒い。来る途中の気温が2度だったので、
鳩待峠は氷点下だったと思います。
星がとてつもなくキレイで、
三脚を持ってこなかったことに後悔。

しかたなく、4人で丸まって仮眠。
6時前に起床。気持ちのいい朝。

天気は良好。


鳩待峠に山ガール

朝ごはんに嫁さん特製のおにぎりを食べて6時30分出発。


ここは尾瀬国立公園

国立公園の看板はアメリカのそれを比べてしまうと貧粗、
というべきなのか、味がある、というべきなのか…。


鳩待峠から眺める至仏山

今日の目的地は至仏山。
標高2,228.1m。
日本百名山のひとつ。

初心者にはいい山です。

と、言いつつ、今回が私も初。


靴底の泥を落として入山

尾瀬と言えば日本における自然保護の代名詞。
入山に際しては外来種の侵入をなるたけ防ぐため、
靴底の泥を落とすようマットが置かれています。
つまり、靴底についた植物の種を落とすというわけです。


山ノ鼻にむけて

今回のルートは鳩待峠から山ノ鼻経由の至仏山の鳩待峠。
ということで、まずは山ノ鼻を目指します。
山ノ鼻までは高低差も少ない1時間程の道のり。
身体が慣れ切っていない歩きはじめにはぴったりです。


紅葉はこんな感じ

今年の紅葉はどうやら遅れていたようで、
尾瀬でもまだ見ごろを少し過ぎた程度。


てんぐのうちは?と嫁

順調に歩いて50分ほどで山ノ鼻に到着。


ドリップコーヒー

急ぐこともない行程なので大休止。
さっそく湯を沸かしてドリップコーヒー。
どこかの店で飲むより全然美味い。


尾瀬ヶ原と燧ケ岳

せっかくなので尾瀬ヶ原も少しだけ散策。
2005年にRyoと登った燧ケ岳が懐かしく聳え立ち。


振り返れば至仏山

8時20分。ようやく出発。


知らなかった…

どうやら、山ノ鼻~至仏山の登山道は、
登りは大丈夫だけど下りはNGみたいです。
当初は逆ルートも考えていただけによかった…。
ちなみに理由は植生保護です。


最初の登りは森林地帯

サブリのRyoがいつものことながら飛ばす飛ばす。
私も含めてさっそくバテバテ。
おかげで鬱蒼とした森林部は45分程度で抜ける。


中腹からの尾瀬ヶ原と燧ケ岳


中腹の紅葉とともに


なぜか岩が滑る滑る

どういうわけか登山道の岩がツルツル滑り倍疲れる…。
岩の性質なのか、登山者過多で岩が磨かれたのか…。


紅葉と青空


ここまで来れば山頂まで20分


振り返るとだいぶ高くて眺め抜群

昔、東京電力はこの尾瀬ヶ原にダムを造ろうとしていたわけで…。
確かにダムには適した地形だよなぁと思いつつ、守られて本当によかった。


至仏山山頂

10時45分。至仏山(2,228.1m)山頂に到着。
コースタイムより30分くらい早かったかな。

ここで昼食、と思っていたのだけれど、
山頂は思いのほか人、人、人。
場所を変えてお昼にしようということで、
上の写真を撮っただけで山頂とはお別れ。


至仏山山頂付近から小至仏山への稜線

鳩待峠へはしばらく稜線を歩き、
小至仏山を経由して戻ります。
というわけで、稜線の途中で、
よさそうな場所を見つけてお昼に。


お昼に適した場所あったよ!!

今日のお昼は何ですか??


塩麹の豚テキ!!

と、、、、、


アスパラベーコン!!

と、、、、、


らーめんも!!

美味すぎて幸せ。。。
食事の後は、、、、


寝る

そして、、、、、


寝る

12時40分。ようやく重い腰をあげて出発。


オヤマ沢田代

帰りは休憩を挟むことなく一気に鳩待峠へ。


日光白根山と皇海山

左が去年の初冬に登った日光白根山。
右がおそらく皇海山(すかいさん)。

あ、下山途中の風景です。


下山の喜び

14時13分。無事に下山。


下山後の一服

帰りはこれまた懐かしの花咲の湯で汗を流して、
前橋に立ち寄って夜ごはんを食べて帰りました。

お疲れさまでした。


朝:おにぎり 昼:らーめん、豚テキ、アスパラベーコン 夜:―

【2日目】キングマンを経てセリグマン。そして、ルート66。

2012-10-15 13:47:06 | アメリカ国立公園の旅
2012年9月8日

Imperial Palace Hotel & Casino===マッカラン国際空港(LAS)===Kingman===Seligman===Williams===Tusayan===グランドキャニオン国立公園

アメリカ、2日目。
今日からが実質的なスタートといっても過言ではありません。


空港のレンタカーショップエリア入口

朝7時に空港のレンタカーショップで予約をしていたので、
6時30分にはホテルを出てシャトルバスで空港へ。

空港内のレンタカーショップといえどだいぶ離れてるのですが、
ターミナルからショップまではシャトルバスが出てるので問題なし。



from LAS to Grand Canyon NP Route map

今日はラスベガスからグランドキャニオン国立公園を目指します。
4時間~5時間のドライブ。
途中の見どころはフーバーダム、ルート66、
アイマックスシアターといったところでしょうか。


Chevrolet

レンタルしたのは新車のシボレー。

別に最初から新車を指定してたわけではなくて、

「ここから選んでいいから」とか指定されたので、
「じゃあ、一番新しいやつお願い」と言ったら、
「こいつ3マイルくらいしか走ってない新車よ」と言うから、
「じゃあ、これで」的な感じでチョイスした車なのでした。

ドア開けたらThe新車の香りが…。
長旅だし新しい車に越したことないのでラッキー。


Lake Mead

ラスベガスを出て最初の見どころはLake Mead。
フーバーダムとしても知られているここにはこの看板。
レクリエーションエリアとして国立公園局が管理しているみたい。
思わず写真をぱしゃり。


フーバーダム

本当ならダムまで近づきたかったんだけど、
あまり時間もなかったので遠目から眺めただけ。

ちなみに、このダム、とてつもなくでかいです。
日本の全ダムに相対してもこいつが勝つでかさ。
その分、失われた自然ははかり知れません…。


キングマンで昼食

お昼はキングマンという町のampmで。
バカでかいドリンクとホットドック。
うまい~。アメリカ食、大好き!!


セリグマンに向かいます

町を一歩離れればこんな感じ。
とてつもなく気持ちのいいドライブ。


線路と道路が平行に

左側が線路。右側が道路。
ちょうど列車が通ってます。


セリグマン

というわけで、セリグマンに到着。
ここでの目的は、「ルート66」。
多くの人が名前だけは聞いたことある?!


ルート66

今はもうI-40というハイウェイに時代を明け渡してしまったけれど、
ちょうどこのセリグマンという町でルート66を走ることができる。
日本でいえばまさに国道の旧道。とでも言えばイメージしやすいだろうか。

ちなみにこのルート66。
シカゴからロスまで続いています。
なんともその長大さにびっくり。


たなびくNational Flag

そして、このセリグマンという町がなんとも趣があっていい。
ジェネラルストアにたなびくアメリカ国旗もなんともかっこいい。


ルート66と線路

なんと、ルート66を走っていたらグッドタイミングで列車が!!


貨車

かっこよすぎるよ~。
自称鉄子の嫁も大はしゃぎ。


EAST SELIGMAN

ここはイーストセリグマン。


線路を歩いてみたりしてみたり

オー、ダーリンダーリン♪


Stand by me

セリグマンとルート66。
いい道草になりました。


【2日目の続き】アイマックスシアターで予習。いざ、グランドキャニオンへ。

【1日目の続き】行き場をなくした街。ラスベガス。

2012-10-15 10:02:52 | アメリカ国立公園の旅
2012年9月7日

自宅===成田国際空港(NRT)===ロサンジェルス国際空港(LAX)===マッカラン国際空港(LAS)===Imperial Palace Hotel & Casino


LAXにて嫁

10時間の空旅を終えて無事にLAXに到着。
無事、といっても到着が1時間以上遅れて、
乗り継ぎの時間はあまりなく…。

ちなみに、もちろん、日付変更線を飛び越えた関係で、
LAXはまだ9月7日のお昼頃。うん、得した気分。


LAXにて旦那

LAXからLASへの移動はアメリカン機で約40分。
日本ではもうJALしか運航していない、
マクダネルダグラス機に乗れたのは嬉しかった。
(※JALでも近々引退予定)


ダグラスからLAX

久しぶりのアメリカの大地を下に見てワクワク。


ラスベガス上陸

ラスベガスに到着。
私はお初。
嫁は二度目。

噂通りに空港にもカジノマシンが。
ただ、思ったよりも閑散としている…。

降り立ったラスベガスは、砂漠の中の都市、
というイメージに間違いはないのだけれど、
なんだか想像よりも寂れているというか、
だんだん廃れていくような感じのする都市でした。
街全体が栄華を極めきってしまって、
もう行き場をなくしている、そんな感じ。


BELLAGIOの噴水ショー

それでも夜はラスベガスナイトに繰り出し、
せっかくなのでBELLAGIOの噴水ショーを見学。


迫力満点

いやはや、この噴水、すごい!!


ホテルのカジノ

明日から本格的にはじまる旅を前に、
あまり疲れてはいけないからと、
この日はそそくさとホテルに戻り就寝。

ちなみに、上の写真は泊まったホテルのカジノです。
ホテルの名は、Imperial Palace Hotel & Casino。
まぁ、もう二度と泊まらないホテルですねここ。
めちゃくちゃ安いのですが、サービスは最低。
ルームキーを渡されて部屋に入ったら他人がいるという始末。
このトラブル解決まで30分以上待たされるし。。。

ともあれ、無事に1日が終わり、ホッと一息。


夜:機内食 / 朝:機内食 / 昼:- / 夜:サラダ、クラムチャウダー 

【2日目】キングマンを経てセリグマン。そして、ルート66。

【1日目】グランドサークルの旅、はじまりはのんびりと。

2012-10-14 22:34:42 | アメリカ国立公園の旅
2012年9月7日

自宅===成田国際空港(NRT)===ロサンジェルス国際空港(LAX)===マッカラン国際空港(LAS)===Imperial Palace Hotel & Casino

約1ヵ月前から本格的に計画をはじめて迎えた出発日。

忙しい日本社会でお互いに働いているということもあって、
出発までにいろいろと問題はあったにはあったけれど、
なんとか無事にこの日を迎えることができてひと安心。

夕方の飛行機なので午前中には荷造りを終えてのんびり、
というか、昼にはスーツを買いに行ったりと余裕の出発。


成田国際空港第2ターミナル

自宅を出たのは14時過ぎ。成田着15時過ぎ。
飛行機の出発は17時25分。JA62便、LAX行き。

まずはLAXに入り、それからLASに向かう、
というのがこの旅の入口である。

日本からグランドサークルを旅するとなると、
やっぱりラスベガスを起点にしたほうが、
なにかと都合がいい気がする。
ただ、2012年9月現在、直行便はない。


JL62

B777。通称、トリプル(セブン)。
うん。やっぱりかっこいい。JAL。

長い長い旅のはじまり。
まずはLAXまで10時間。


のんびりと

それでも今回はビジネスに乗れたので、
10時間も苦にならずのんびりできました。

シャンパンで乾杯。

バックパックには似つかわしくない贅沢。
でもまぁ、いいんです。
旅のはじまりはのんびりと。ね。


アミューズ・ブーシュ

ご飯はコース料理。
でも、出てくるのが遅くてイライラ。
大いなる改善点ですよJAL。

ちなみに、アミューズ・ブーシュは、
人参ムースと雲丹 コンソメゼリー掛け
チキンの照焼き、スパイシーマリネ、蓮根揚げ


オードブル

スモークサーモンと野菜のモザイク仕立て 香草マヨネーズソース
チキンレバーのムースと玉葱のペーストを使ったケーキ仕立て
クロッカン山椒風味


メインディッシュ

特選A3和牛フィレ肉のグリル 柚子胡椒ソース

この肉はパサパサで酷かった。
見た目もパサパサでしたもの。
まぁ、飛行機の上だもんね。
期待するのもナンセンスか…。


デザート

洋梨ムース&マロンブリュレ クッキースティック添え

デザートもレベルは低い。

一番おいしかったのは朝ごはんに食べたこれ!!


いくらと鮭の笹漬丼

これはシンプルだけどとっても美味しかった。
どうやら2011年の大人気商品だそうで、
お米は魚沼産のコシヒカリだしもう頬っぺたが落ちそう。

ビジネスは食事は食べ放題なので、
他にもラーメンや明石焼きを食べながら、
10時間の空の旅を満喫しました。


【1日目の続き】行き場をなくした街。ラスベガス。

【はじめに2】予算60万円でめぐるグランドサークル。

2012-10-13 21:03:16 | アメリカ国立公園の旅
1人分ではありません。2人分です。
1週間とかではなく、12日間です。
もちろん飛行機代も込み込みです。
いや、もちろん日の丸航空を利用します。
レンタカー代もガソリン代も込み込みです。
食事代もお土産代も込み込みです。

目指せ!!予算、60万円!!!

で、結果はいかに?!


旅の経費

ジャジャン。と、画像をクリックすると拡大するのですが、
我が家ではこのように旅行にかかった経費は記録しています。
上の画像はその一部ですが合計金額にご注目。

ということで予算達成。総計54万円!!

途中、予想では80万円くらいいっちゃったかな?
とビクビクしていたものですが想像以上の結果に大満足。

ツアー会社もぶったまげでは???

「大切な人と2人、54万円でめぐるグランドサークル12日間、
追加料金はいっさいかからない全てこみこみ感動プラン」

なんていうキャッチフレーズがあったらみんなきっと参加する!?
いやいや、ツアー会社には絶対に無理。絶対に絶対に無理。

やはり旅はツアー会社を通さないバックパックに限るのです!!!

【1日目】グランドサークルの旅、はじまりはのんびりと。

ちょこっと山歩きについて…

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