命のたくましさ

この半年ほど
栗林トンネルの南側に位置する奥ノ池は
上水道の取水施設？　かなにの工事で　池の水がほぼ０％になっています



ふだんの奥ノ池の水は
写真奥の建物のギリギリまであるので

目分量で云えば
水位はマイナス７～８メートル以上
　　
工事の為に水を抜いたのは冬ですが

この
元・池の底に広がる
青々と繁茂する草たちの種は
池が干上がってから　わざわざ撒かれたはずはなく

おそらく

長い年月の間に
周りの山や　空き地から流れ込んだ種が
待ってました！　とばかりに芽を出したんですね

そして

この景色も　
工事が終わって　水が貯えられると同時に無くなります
　　
そのとき
この草たちの子孫もまた
次の　工事の時まで　長い長い　眠りにつくことでしょう

そう思うと

植物の強さ
生命の強さに　脱帽と感動の光景です