流雲片々   ~ 香川県・高松市 曹洞宗 祥福寺 ~

おりおりの風光とよしなし事を思いつくままに。栗林公園の南西、小高い山の中腹に閑居する禅寺和尚の雑記です。

おや!?

2017年10月12日 | 日記
おはようございます

先週1日の 坐禅会で
キンモクセイが まだですね

と 話していたのですが
きのう 何気なく 目をやると

おや!?
いつの間にか 
キンモクセイが 開花
 
   


なぜか あの 甘い香りは・・・

キンモクセイは

花が咲いて 
開花を知る
というよりも

花の香りで
開花を知る
ことが 多いのですが

ことしは
まったく 分かりませんでした

花つきが
裏の年 なのかもしれませんね


さてさて
昨日の続きを

中之島の 
国際美術館から 向かったのは

   

あべのハルカス美術館

さすがに 連休です
2Fの エレバーターに
乗る時点から 行列ができていて

驚いたのは
タワー内の ホテル利用者も
行列に並ぶよう 案内されていたこと

ホテル専用の
エレベーターは 
なかったのでしょうか?
お気の毒な 出来事でした

とまあ

そんなこんなで
ようやく辿りついた 
あべのハルカス美術館

エレベーターを
降りた先は さらに 大混雑

チケット売り場は 50分待ち
さらに 入場まで 30分待ち

チケットを 出かける前に
ネットで 購入しておいて 大正解でした

   

会場内も 人・人・人
もうこうなったらと 観念して

目当ての絵以外は
版画も 絵も 遠見で我慢

ズンズンと 奥に進んで 
ついに 目の当たりにしたのは

   


   

長野県小布施上町の
祭屋台天井絵 俗に 男浪 女浪

パッと 見た目では
北斎得意の 大浪の絵 なのですが

じっと 見ているうちに

まるで その大浪に 
自分が 吸い込まれていきそうな

そんな 感覚に襲われる 
心が ザワザワする 力作でした

たしか
北斎が この絵を 描いたのは 
齢八十を 過ぎてからだったと 思います

あの時代
そんな 高齢の人が
こんなに 勢いのある絵を 描いていた・・・

今回の 
弾丸大阪紀行は
この2枚に 出逢えただけで 大満足です 


それにしても
エレベーターで 見かけた
子ども連れと おばちゃんの会話

見ず知らずの 
赤の他人が まるで ご近所のようで

あれが うわさの
大阪のおばちゃんパワーなんだなあ・・・


Have a good day !  
コメント
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