流雲片々   ~ 香川県・高松市 曹洞宗 祥福寺 ~

おりおりの風光とよしなし事を思いつくままに。栗林公園の南西、小高い山の中腹に閑居する禅寺和尚の雑記です。

ホンモノとニセモノ

2010年06月10日 | 日記

写真は、風日祈宮橋(カザヒノミノミヤバシ)です。
参道からこの橋を渡って風日祈宮(カザヒノミノミヤ)に至ります。
おそらく木組みをする前の大事な作業なのでしょう、職人さんたちが用材を金槌でトントントントンと交互にたたいていました。

この橋に限らず、伊勢神宮は境内の構造物のほとんどの材がヒノキです。
一般工事ではパイプで組み立てる通行止めのサクまでヒノキ。
「さすがは伊勢神宮!総ヒノキ」
と、感心していたところ
仮橋の鳥居をくぐったところですれ違った、ひと組の家族の言葉がとても気にかかりました。

小さな女の子が「お父さん、これも貼り?ニセモノなの?」

思わず「えっ?」と振り向いてしまいました。
おそらく、あの子のお父さんが「貼りモノのニセモノを使っている」というような事を話していたのでしょうね。
20年ごとに立て替える風習の構造物に貼りのものを使うはずはないでしょうに。
もし・・・、
ありえないことですが、もし、貼りを使っていたとしても、せっかくのお参りです。
小さい子どもに聞かせる話ではないのでは?と寂しい思いになりました。


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伊勢路

2010年06月09日 | 日記
三日目は鳥羽~伊勢神宮

↑式年遷宮の一環で、去年架け替えられた宇治橋を渡って「内宮」へ


↑五十鈴川御手洗場の上流、風日祈宮橋の架け替え工事中でした。
 工事に携わる人たちは全員、地下足袋以外は上着もズボンも白の白装束でした。

 因みに、神宮の森の木を切る人たちの服装はさまざまのようです。
 ただ、直径30cmくらいの木を切るにも作業に携わる10人ほどの人たちが揃って
 畏敬の念を込めて、木にお神酒を捧げていました(写真展に掲示)


↑内宮で最大のパワースポットといわれている石だそうです。


↑参拝をすませて、おかげ横丁へ。
 全国的におかげ横丁が有名ですが、おかげ横丁にいたる、おはらい町にも人・人・人でした。
 今も昔も、お参りの後は買い物(お土産)なんだなと感心するほどの人出でした(^_^)
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永平寺団参と伊勢路②

2010年06月08日 | 日記
永平寺到着後、入浴・夕食・坐禅・法話・映画と就寝まで永平寺漬け。
翌朝も、法話に始まり、法堂(はっとう)での勤行・諸堂拝観・朝食と永平寺三昧。


↑写真は、法話を拝聴しているところです。


↑朝の仏殿 

↓山門(雲水さんの案内を聞きながら、山門の額を見上げる参加者一同)


二日目は岐阜城~伊勢松阪~鳥羽
三日目は夫婦岩~伊勢神宮~おかげ横丁と巡りました。
伊勢神宮では、最近流行しているのでしょうか?
「和尚さん、是非パワースポットに行ってみて下さい」と言われてパワースポット巡りを。
 伊勢神宮については、また明日。
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永平寺団参

2010年06月07日 | 日記


本年早々からお知らせをしてきた
香川県曹洞宗寺院主催の「永平寺参拝と伊勢路の旅」
5日の朝、8時10分高松駅前出発で、
高松~宇治・平等院~永平寺
6日=永平寺~岐阜城~松阪・養泉寺~鳥羽
7日=鳥羽~夫婦岩~伊勢神宮~おかげ横丁~高松
と巡ってきました。

それぞれの降車場所でお別れをするときには、
皆さん、本当に楽しそうな笑顔で手を振ってくださって、
めでたし・めでたしの団参(団体参拝)でした(^_^)

*写真は、永平寺の参道です
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朝から

2010年06月05日 | 日記

今日も朝から良いお天気です。
朝日が(今のところは)やさしく山アジサイを照らしています。
山アジサイの真打ち、紅山ヤジサイはまだ、色がついていません。
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