流雲片々   ~ 香川県・高松市 曹洞宗 祥福寺 ~

おりおりの風光とよしなし事を思いつくままに。栗林公園の南西、小高い山の中腹に閑居する禅寺和尚の雑記です。

5年

2016年03月11日 | 日記
5年目の
3月11日です

あの日 午前中
中学の 卒業式が あり

拙宅では
肩の荷が 少し 降りて

ヤレヤレと 
一息ついていた 午後の事でした

あれから 5年
あれから もう 5年
あれから まだ 5年

ユキヤナギは
今年も 静かに 風に 揺れています


 
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開く花あれば

2016年03月10日 | 日記
昨日に続き
今日も 寒い 一日でした

でも
サンシュユは 元気に 満開となり




河津桜は
早くも 葉桜の気配




そして
葉桜に なりつつある
河津桜の次に 控えしは 啓翁桜



開く 花あり
散る 花あり

それぞれの花が 
それぞれの春の 過ごし方
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2016年03月09日 | 日記
きょうは
朝から 本降りの雨

スイセンが
冬に 逆戻りして
冷たく降る 雨に打たれていました



でも

不思議ですね
春の 日差しの 下では

しっかりとした
厚みを 感じさせる 白い 花弁が

雨に 濡れると
かよわい 半透明のような 花弁に 変身します

陽ざしの下の 強さと
雨の滴を 含んだ はかなさと

どちらも どちらで 美しい スイセンの花です
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中村征夫さん

2016年03月08日 | 日記
先週
岡山県矢掛町で
海洋写真家 中村征夫さんの 講演会がありました

中村征夫さんとは
高松での「禅をきく会」で 
講師を していただいた際に ご縁を結び

その後も
お付き合いを させていただいています

   

今回は
中村征夫と「海のゆかいな仲間たち」 と題して
主に 子どもさんを 対象にした 講演会でした

弱った魚が 大きい魚の 食糧となるため
海には 魚の死骸が無い という食物連鎖の話

サンゴが 死んで 細かい白砂になり
それが 何百年何千年という 時間の中で
海流によって 砂州が 形成され そこに
種や根が 流れ着き 羽根を休た 鳥の糞で
芽がでて 木が育ち やがて 大きな島になっていくという話

子どもさん中心の 講演ではありましたが
悠久の 時の流れの中での 命の繋がりを 考えさせられる内容でした

講演会の後
控室に うかがって お話しした時には

東北取材の折に 立ち寄った 遺跡発掘現場で
さわっても良いですよと 言われて 矢じりにさわったら
三日ぐらいしてから 矢じりを持った指先が 赤く腫れたこと

今年 出版予定の 写真集の一冊は
沖縄の 海人にまつわる 写真集で 
明治から昭和20年ころまでの 海人は
貧しい農家の存在を 抜きにしては語れない というような話 etc etc

さまざまな 興味深い お話しで 盛り上がった ひとときでした
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霧の中

2016年03月07日 | 日記
今朝
外に出ると

寺の 周りは
うっすらと 霧に 包まれて

その
霧の中で

咲き始めた
サンシュユの 黄色が クッキリと










いよいよ 春到来 ですね
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