先週
岡山県矢掛町で
海洋写真家 中村征夫さんの 講演会がありました
中村征夫さんとは
高松での「禅をきく会」で
講師を していただいた際に ご縁を結び
その後も
お付き合いを させていただいています
今回は
中村征夫と「海のゆかいな仲間たち」 と題して
主に 子どもさんを 対象にした 講演会でした
弱った魚が 大きい魚の 食糧となるため
海には 魚の死骸が無い という食物連鎖の話
サンゴが 死んで 細かい白砂になり
それが 何百年何千年という 時間の中で
海流によって 砂州が 形成され そこに
種や根が 流れ着き 羽根を休た 鳥の糞で
芽がでて 木が育ち やがて 大きな島になっていくという話
子どもさん中心の 講演ではありましたが
悠久の 時の流れの中での 命の繋がりを 考えさせられる内容でした
講演会の後
控室に うかがって お話しした時には
東北取材の折に 立ち寄った 遺跡発掘現場で
さわっても良いですよと 言われて 矢じりにさわったら
三日ぐらいしてから 矢じりを持った指先が 赤く腫れたこと
今年 出版予定の 写真集の一冊は
沖縄の 海人にまつわる 写真集で
明治から昭和20年ころまでの 海人は
貧しい農家の存在を 抜きにしては語れない というような話 etc etc
さまざまな 興味深い お話しで 盛り上がった ひとときでした