営業マン時代に随分と区内を歩き回った私でしたが、意外に行っていないスポットというものがあり、つい先日「出世の石段」という所に行ってきました。
森ビルの開発で煌びやかになった新橋・虎ノ門周辺。
そこから徒歩圏内愛宕神社があります。
今回知ったのですが、区内にある自然に出来た山としてはこの愛宕山が一番高い所らしく、その上に愛宕神社があります。
かつて三代将軍家光公が、馬にて山の上にある梅の花を取って帰れという命に対し、この急斜面に臆して多くの家来が下を向いている所に見覚えのない者が登っていく。
あのものは誰だ?というところから、四国丸亀藩の曲垣平九郎(まがきへいくろう)という者と分かり、家光公より「泰平の世に馬術の稽古怠りなきこと、まことにあっぱれ!」と評価を受けたとの逸話があるそうです。
さて、この男坂(石段)は物凄いです。
早速うちの学生にトレーニングで走らせようか?と思ったら前例があったらしく、その様な行為は厳禁だそうです。当然ですね。