*****ご注意!!!一部ネタバレの可能性があります! *****
麻見和史作品の如月塔子シリーズの第12作
解体予定のビルで、左目を抉りとられた変死体がみつかる。
捜査の過程で10年前にも遺体から義眼の左目がなくなった未解決事件があったと知り、同一犯をも視野に入れて捜査を進める。
所轄からの応援で捜査に参加した藤村は10年前の事件捜査にも関係し、塔子が刑事としてのイロハを教えて貰った刑事で、塔子は心強く感じていた。
しかし、被害者・佐武と藤村の娘に関係があったことがわかり、徐々に塔子は厳しい現実に向き合うことになる。
塔子のDV被害者のシェルターへの潜入のくだりは序盤ハラハラしたが、あっさり抜け出すことができて肩透かしの感
それでも塔子の成長を感じるところも多い
次作の布石もあって楽しみ