コロナ禍で再開の目途が立たない メトロポリタン歌劇場ですが、「METライブビューイング プレミアム・コレクション2021」と題して、過去に人気のあったプログラムを再上映するという企画が始まりました。
その第一弾が2010年1月に上演されたカルメン
私は2018-19年シーズンのカルメンを観て、カルメン役のクレモンティーヌ・マルゲーヌ のはまりっぷりに衝撃を受けたのですが、、、
今回の作品はその衝撃を上回るものでした。
2018-19シーズンにみたカルメンと同じ演出ですが、その演出の初上演が今回の上映分。
クレモンティーヌ・マルゲーヌ もカルメンに最適役と思っていたが、2010年のエリーナ・ガランチャはさらに適役だった。
彼女のために作られた演出だったのでは??と思ってしまうほど。
ドン・ホセ役はロベルト・アラーニャ
10年も前の作品なので、ガランチャもアラーニャも正に体当たりの絡み合いだった。
10年も前の作品なので、ガランチャもアラーニャも正に体当たりの絡み合いだった。
指揮者 ヤニック・ネゼ=セガンもこの公演がMETデビュー作で、当然ながら若さが溢れていた
カメラワークも序盤は少し違和感を感じましたが、ガランチャの表情・しぐさを丁寧に映し出すアングルばかりでした。
途中休憩1回の約3時間半の上映
平日に行ったけど、入場者は10人程度だったかな。
平日に行ったけど、入場者は10人程度だったかな。
演出: リチャード・エア
カルメン: エリーナ・ガランチャ
ドンホセ: ロベルト・アラーニャ
ミカエラ: バルバラ・フリットリ
エスカミーリョ: テディー・タフ・ローズ(当日朝代役決定)
指揮: リチャード・エア
カルメン: エリーナ・ガランチャ
ドンホセ: ロベルト・アラーニャ
ミカエラ: バルバラ・フリットリ
エスカミーリョ: テディー・タフ・ローズ(当日朝代役決定)
指揮: リチャード・エア
プレミアムコレクションはこの後5作品が続きます。
3月 メリー・ウィドウ
4月 ワルキューレ
5月 椿姫
6月 セルビアの理髪師
7月 アイーダ
1週間と上映期間が短いが、なんとかして行きたいと思っています。
チケットはややお高めの3200円
月イチシネマ歌舞伎の上映演目も決定し、こちらも楽しみ