吉見友貴さんのピアノを聴きに紀尾井ホールに行ってきた。
紀尾井明日への扉は紀尾井ホールがこれからの音楽界を担う演奏家をピックアップして送るシリーズ(三菱地所協賛)
2022年度は4名のリサイタルが企画されている。
紀尾井ホールは好きな会場のひとつで、久しぶりに紀尾井ホールに出かけられるのも嬉しかった。
吉見さんは現在米・ニューイングランド音楽院に留学中
留学やコロナ等もあって吉見さんのピアノは2020年7月以来?
ちょっと上から目線かもしれませんが、随所に留学の成果が感じられる公演でした。
以前からダイナミックさを感じる演奏でしたが、音に一層の厚みというか深みというか
観衆を大きな音楽の波でさらっていくような感じ
正に「明日への扉」
この先が楽しみになる可能性を多いに感じました
ヤナーチェク:霧の中で 第1曲~第4局
ベートーヴェン:ピアノソナタ第31番変イ長調Op.110
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガOp.87から第15番変ニ長調
(休憩)
シューマン: 交響的練習曲Op.13
(アンコール)
ドビュッシー:前奏曲集第2巻から第12曲(花火)
ボルコム:グレイスフル・ゴースト・ラグ
後半のシューマンはこの日一番聞きごたえがありました。
ベートーヴェンの31番も良く聞くけど、吉見さんVerはまた違って素敵でした
会場は8割くらいの入り
列ごと空席があったのは残念だった
サントリーホール等と比べると年齢層が若く感じ、若手演奏家も駆けつけていた様子
そんな雰囲気を味わえたのも久しぶりで嬉しい
会場入りする前に新年の公演DMが送られてきて、もちろん迷うことなく購入しました。
ショパン・プロコフィエフ・ストラビンスキーと今回とは違った世界を見せてくれそうで非常に楽しみ